かなり星が好き！というお二人がともに挙げた思い出の星空は「長野県」☆（ここでお話するまで一緒だと知らなかったそう）「小学生の時にキャンプで長野県伊那に行った時、本物の星空を見ました！感動が今でも忘れられなくて、東京にいてもあの輝きが空にあるんだな…と思います」とお答えいただいたのは、たかはしさん。そして海さんは「高校の合宿で長野に行った時に、夏だったのでペルセウス座流星群？の時期でたくさんの流れ星を見ました」とのこと。お二人で星空をご覧になったこともあって、撮影で深夜に移動中に岡山のPAで。また山中湖でレコーディングをされた時にみんなで見に行ったことも思い出なんだそうです♪　そして実は！海さんは大学生の頃、年間パスポートを持っていたほどのプラネタリウム好き☆「今日ちょっと大学しんどいな」という時にはプラネタリウムにふらっと立ち寄っていたそうですよ（笑）

さてそんなリーガルリリーのお二人ですが、来月8月28日におよそ2年ぶりのフルアルバム「kirin」をリリースされます！

こちらはもうジャケットからして、“宇宙”ですね！キリンが雲の隙間から、宇宙に届きそうなほど首を出している様子が描かれていますが、キリンと宇宙をリンクさせた理由は…たかはしさんが「宇宙に1番近い高身長な動物はキリンだと思った」ことから。その頃物事の見方について考えていた時で「３歳児になって見てみよう」とか「鳥の目線になってみよう」とかいろいろなベクトルで考えられようとしたそうですが、中でも「この地球で地に足をつけている人間と、同じ状態で見ている中で1番視点の高いキリンに憧れて」その目線で宇宙や国、身の回りのことや、たかはしさん自身のことを観察しながらできていったアルバムであることから、kirinというタイトルとこの宇宙感になったそうなんです。これまでやってこなかった挑戦がたくさん詰まっているんだとか！

2曲目にはテレビアニメ「ダンジョン飯」第2シーズンのエンディング曲「キラキラの灰」が収録されています。こちらはどのように作られたかお聞きすると…「このアニメは仲間と一緒にダンジョン・迷宮に潜っていって目的を果たそうとする、といった内容。でもふだん私たちは目的を果たすことばっかりで衣食住をきちんとしていない時がある。このダンジョン飯はきちんと3食食べて、焚き火を囲んで温かみを大切にしているという原作」とたかはしさん。そんな背景が、たかはしさんがバンドを組んだ理由と似ているんだそう！「音楽に出会う前にドラゴンクエストのゲームしか私にはなかった！ゲームが自分の居場所だったけど、現実でやりたいと思ってバンドを組んだので、自分に通ずるものがあってこの曲が思い浮かんだんです」とのこと。

最初にこの曲を聴いた海さんは、「今までの楽曲ともちょっと違って新しい推進力がある！書き下ろしということもあるけれど、歌詞の寄り添い方がリーガルリリーらしい。大切な仲間を失って取り戻しに行くストーリーだけど、自分が灰になる程燃え尽きて…でもそこからまた一歩進むという時に聴ける曲。背中を押すというより、自分の中に沸々と湧き上がるものに栄養を与えるような曲」という思いを抱かれたそう。曲を作りあげるお二人の思いの深さと、信頼関係がうかがえた素敵なお話でした…♪

ということでリーガルリリーのお二人には来週もお話を伺いますよ！お楽しみに☆