2017.09
19

【学生コラム】AIとあそぶ

初めまして、東洋大学社会学部社会学科3年の薩川拓也です。

私の苗字「薩川(さつかわ)」を初めてみたという方も多いと思います。
私自身も親戚以外で会ったことが無いです。

そこで、自分の苗字で検索をかけ「自分と関係あるかな」とか「もしかしたら親戚なのかな」と考えるのがマイブームです。
検索している途中で、鹿児島県に薩川小学校と薩川中学校があることを知り、密かな自慢話となっています。(私は静岡県生まれです)



写真は薩川湾です。
この薩川と言う地名は、鹿児島県、奄美群島に属する加計呂麻島にあり、
たまたま知人がこの9月に訪れていました。

独特の地形の入り江なんだとか。


さて!そんな私、薩川はゲームが大好きです。
特に友達と対戦・協力できるようなオンラインゲームが大好きです。

熱中し続けて、気付いたら朝なんてこともしばしば…

ですが、私の好きだったゲームがサービス終了してしまったり、
最近は少し、オンラインゲーム人気が衰えているようにも感じます。

なぜだろう?と言う理由はさておき…
(ビジネスであれば衰退するのも納得ですが)

対戦・協力ゲーム=人(対戦相手)がいないと成立しない
というもので、
人がいないというのは致命的です。

スポーツでも、ボードゲームでも、鬼ごっこでも対戦形式をとる全てに当てはまりますね。

やりたい時に対戦相手がいないと、私はゲームをすることができません。

そこで私はひらめきました。人がいないと成立しないのなら、AIがその役割を担ってもらうのです。

ゲームの世界では、昨今、将棋でコンピューターが人を破ったとニュースを騒がせたり、
すでに将棋やオセロをはじめとする対戦ゲームがスマートフォンで手軽に楽しんでいる人は多いのではないでしょうか?
家庭用ゲーム機にも、随分前からそのような機能があったように思います。
人はすでにコンピューターとの対戦を気軽に行っています。
(広義に考えれば、バッティングセンターも機械との対戦に当てはまると思います)

では、オンラインゲームのような高度なコミュニケーションを要するものはどうでしょうか?
その役割をするには「コミュニケーションがとれる」「その場における判断が行える」という能力が必要になってきます。ですがそれはものすごく難しいようで、コミュニケーションのために使う`言語`について、人は当たり前のように意味を理解し、それ相応の返答をしていても、今の技術ではまだAIと対戦するのは難しいそうです。

また、人がオンラインゲームをする目的が、人とのコミュニケーションだった場合、その欲求がAI相手に満たされることはあるのでしょうか?
実は、人はAIとコミュニケーションをとる準備は取れているようです。というのも人間が言語を介したコミュニケーションをするときに、コミュニケーションをしている先が人間であるかどうか判断する条件は「さまざまな返答がある」ということで、「さまざまな返答」があるだけで「人間である」という評価を下せるらしいです。

本当にAIが発展してオンラインゲームをするようになったら、
相手が人である、AIであると、人は判断が付かないかも知れませんね。

やりたい時にいつでも相手をしてくれるなら、私はAIと対戦するのもいいかな、と思っています。

人間のようにふるまえるAIがいるならば、
人間がいなくとも遊ぶことができる、それは可能性が拡がるのではないでしょうか?
昔、マンガで見たような、「壁を相手にキャッチボールする」、よりも効果的かもしれません。
やりたいときに、AIを使った鬼ごっこ、さらには、気軽にバレーボールもできる未来が来るかもしれません。

こんな妄想だけれど、実はいろいろな可能性を秘めている話をしてみませんか?
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(文責:東洋大学 社会学部社会学科 3年 薩川拓也)

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