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福山雅治 福のラジオ

TOKYOFM/JFN38 Stations Every Saturday 14:00-14:55

放送後記〜チェリー清水さんの後ろの席から〜

From STAFF~ 二階堂ふみさんがゲストでした!

2016/10/01 update
『SCOOP!』公開初日の放送では
行川野火役を演じる、二階堂ふみさんをお迎えしました。

『SCOOP!』オフィシャルサイト

東京都 パート・アルバイト しがらきちゃん
福山さん、こんにちは。
 私は幸運にも完成披露試写会に行けました。
 人生で一番近い距離で福山さんを見ることが出来て
 幸せもありましたが、今回の作品の面白さにも大変感動しました。
 福山さんが最近、​

 「いや、すごく面白い…、いや面白いじゃないなあ、
  めちゃくちゃ面白いよ
 と常々、口にしていらっしゃいますが、
 その意味、いち早く見ることが出来た者として深く頷いています。
 あの時の試写会に並ばれた出演者の表情には、
 今思えば、作品への自信と達成感、充実感があったと感じています。
 二階堂ふみさんが福のラジオのゲストにいらっしゃるということで、
 さらなる舞台裏のトーク、楽しみにしております。
 二階堂さんは、この映画の台本と最初に読まれたとき、
 どんな感想をお持ちになったのでしょうか?
 お若いのに本当に天才的な空気を漂わせている女優さんだと
 感じております。



福山: しがらきちゃん、ズバリ言ってもいい?
    天才的じゃない、天才なのよ。

二階堂さん: ありがとうございます!!
       まいっちゃうなあ。嬉しいです。

福: 最初に台本を読んだとき…

二: やっぱり第一に福山さんが
   この役をやられるんだ…っていう驚きでしたね。
   あとは、全体像があまりつかめないというか。

福: それ、他のインタビューを読んで、僕びっくりしました。
   ふみちゃんがそういう風に受け応えているので。
   撮影しててどんな感じでしたかみたいな質問に、
   最初から最後まで
   「よくわからないままやってました」って(笑)
   そうだったの?!って(笑)

二: 未知なる世界に入っていく台本を渡されたって感じでしたね。
   ドキドキしてました。

(二階堂ふみからみた、福山雅治について)

福: 福山評、福山を評してっていうのを読ませていただいて…

二: 偉そうに言っちゃってすみません…

福: いやそんなことないですよ、全然。
   どのあたりがそう感じさせたんですかね?

二: 私が生まれる前からもうこのお仕事をされているじゃないですか。
   だから、私は、物心がついた時から、
   当たり前の存在だったんですよ。福山さんって。
   もう、福山雅治っていう看板をしょってる中に
   立ってらっしゃるっていうイメージ。
   イメージというかそういう福山さんを見てたので、
   なんかこう、すべての空気をぶわーっみたいな。

福: ああ、(北斗の拳の)ラオウみたいな感じね。
   黒い馬みたいなのに乗ってやってくる。

二: そうですそうです。
   ぶわーー!みたいな感じで。
   周りの雰囲気を全部もっていく!笑
   この言葉が適切かどうはわからないんですけど、
   ちょっ人間離れしている方なのかなあと。
   
   こういうお仕事をずっとされてる方っていうのは
   人間が当たり前に感じる感覚というものを
   結構そぎ落とされてる方も多いと思うんですよ。
   人に見られる仕事っていうのは。
   でも福山さんってそこが普通にある方なんだなあって思って。

(福山雅治がみた、二階堂ふみについて)

福: デビューしたのって何歳でしたっけ?

二: 12歳です。

福: お芝居始めたのが?

二: 映画デビューしたのが13歳の時です。

福: 13歳だったんだ。
   お芝居、その前やったことないでしょ?

二: 全くやったことなかったです。
   役所広司さんが初監督の『ガマの油』という映画で。
   緊張していてほとんど現場の記憶がないんですよ。
   本当にたくさんのスタッフの方々に
   育てていただいた現場だったので、
   もっと映画が好きになりましたね。

福: ふみちゃんって
   よく精神年齢高いって言われると思うんですけど、
   受け答えも含めて、いろんな振る舞いも含めて、
   非常に大人なんですよ。
   そんなふうに、13歳のときも思ったの?

二: ひとりで作るものじゃないんだなあという実感は深く思いました。
   八千草薫さんとご一緒させていただいたんですが、
   私のシーンは何十テイクってなってたんです。
   ケーキを食べるシーンを何十回も撮って、
   それに合わせて八千草さんも一緒にケーキをほおばってくださって、
   なんかうまく出来ないなあって思った時に
   さっとかけてくださった言葉とかが、すごい残っていたり。

   あとは録音部の方が、
   「演者というのは100%の力が出せるときもあれば
    30%の力が出せるときもあるっていう
    ムラがあるっていうのが駄目で、
    常に70%ぐらいの力を出せればいいんだよ」
   って言葉をかけてくださったりとかして。
   ・・・そんな風に育てていただいて
   映画、好きっていう気持ちが
   生まれたのが大きかったんだなあと思いますね。

福: その言葉を覚えているっていうのは、
   やっぱりその言葉がちゃんと自分の腹に落ちてるからでしょうね。
   届かない人には届かないので。
   じゃあ最初の現場で、お芝居そのものも好きになったんですか?

二: お芝居…難しいなあって思いました。

福: 13歳でね。

二: でもこの2〜3年でまたそれが変わってきまして・・・

福: どうなりました?

ニ: (お芝居が)楽しいって思うようになりました。
   別にこれまでも楽しくないって思ってやってたわけではないんですけれど。
  
福: 出会ったものすべてを、
   ポジティブに吸収していくんだなあと思ってみてますよ。
   すべてが栄養になって育ってらっしゃるような。
   文化的にすくすく育ているような感じが(笑)

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