放送後記〜チェリー清水さんの後ろの席から〜
2016/08/18 update
夏休み恒例『カモン！ ふつおたキッズ！！』大募集中です。
「マシャに聞きたいこと、相談したいこと」
「歌える福山歌」などなど
キッズのキミの手でハガキに書いて、↓の住所までおおくりください！
（宛先は大人の方でも大丈夫です！）
〒１０２−８０８０
TOKYO FM 福のラジオ
「カモン！ ふつおたキッズ！」 まで。
お名前、ご住所、お電話番号もお忘れなく！
ご応募、お待ちしています！
♪ ♪ ♪
リオ・オリンピックも後半戦、
寝不足という方も多いかと思います。
福山さんも、ブラジルで熱い日々を過ごしている中お送りした、
８月１３日放送分のダイジェスト、いきましょう！
今回は業界的に言う平場（ひらば）、
レギュラーコーナーを多めにお送りしました。
まずは【ふつおた】
埼玉県 大学生 かずきくん（２１）
「突然ですが、バンドの他の楽器パートで
やってみたいパートってありますか？
個人的には福山さんがドラムやったり、
ホーンをやっているところも見てみたいです。」
ズバリ言ってもいい？
ドラムやりたいねえ。
先日もブラジルでオルドゥンと
セッションした楽曲のカヴァー『ドゴンス』を
オンエアしましたよね。
実際、打楽器も使ってセッションしたけども、
やっぱり打楽器の音、皮物の音って来ましたね。
動物の皮を使った楽器って、同じ動物である人間の心を
何か響かせるものがあるんです！
やっぱり・・・ドラムやってみたいわ〜。
いつかやるかもよ？
油断しないでよ、みんな笑
お盆休み、久々に家族が揃ったという方も
いらっしゃるかと思います。
続いては【家族を語ろうよ】
埼玉県 会社員 ちほちゃん（２６）
「６月に、おじいちゃんが
１ヶ月半の入院生活を終えて退院しました。
そのお祝いを、孫として、
姉と２人でしてあげようって話して、
おじいちゃんに、
「何したい？
行きたいところとかあったら連れてくよ！」
と聞いてみたところ、おじいちゃんは、
「美容院…」（おじいちゃんのセリフは大滝秀治さん風に）
８１歳の今日まで病気らしい病気をしたことがなく、
もちろん入院も今回が初めてだったおじいちゃん。
それだけに思うところはあったみたいで、
これから、やりたいことは全部やる！と決めたそうです。
びっくりしましたが叶えてあげることにしました。
美容院の日、わたしの車で迎えに行って、
おばあちゃんには、入院の世話疲れを
ゆっくり休んで癒してねと話して
おじいちゃんをお預かり。
私がいつも切ってもらってる美容師さんに頼みました。
とは言え、おじいちゃんの髪の毛、
ほとんどちびまる子ちゃんのおじいちゃんみたいでほぼありません。
だからシャンプーも半分くらい頭皮洗浄みたいな感じで
カットしても３０分もかからないで終わりました。
私から見るとカット前と同じ髪型でしたが、
祖父は満足したみたいで、
「オシャレになった〜！」と。
カットが早く終わったので、
まずは姉と３人でお昼をご馳走することに。
食べたいものをたずねると、
「うどんと甘い苺が食べたい。」と。
色々考えて、私たちはうどん屋さんに行った後、
フルーツパーラーに行きました。
周りの若い子に混じって苺を食べる
８１歳のおじいちゃんは可愛かったです。
まだ時間があったので、
もう１箇所くらいいけるよ、どこか行く？
って聞くと、
東京タワーに登りたい。との返事。
高速道路で都内に向かって、夕方のタワーに上りました。
展望台からの景色を見ておじいちゃんは、
「はあ〜〜〜〜」
（こんどは関根勤さんが前をする千葉真一さんが、
もうちょっとお年を召したら、の勝手なイメージで声真似）
と、何度もびっくりしたようなため息。
３０分以上景色を見ていました。そして最後に一言、
「今度ばあちゃん連れてこようかな。」
とポツリ。聞けば、
「ばあちゃんも多分東京タワーに行ったことがないから、
この景色を見せてあげたいなあ。」
なんかグッときて、姉と２人でうるっときちゃいました。
帰り道、姉は助手席で寝ちゃったので、
おじいちゃんと２人で会話。
「おじいちゃんもおばあちゃんも
東京タワー行ったことがなかったんだね。
今度はさ、スカイツリーと両方上ろうよ。」
と提案すると、おじいちゃんは
「でもな、おばあちゃんがおじいちゃんと
出会う前のことは知らない。
もしかしたら、あいつは東京タワーに誰か他の男と、
俺以外の元彼と上っているのかもしれない。」
（福：まあ元彼のくだりは書いてないけど、
より面白くするために足してみました。笑）
とポツリ。
なんか余計なこと聞いちゃったかなあと思いました。」
素敵なおじいちゃまだね。
ずっと看病、お世話してくれてたおばあちゃんに対しての
思いっていうのがあったとは思うんだけども、
自分が８０歳を超えられて、初めて見て初めて美しいと思って、
感動したその景色をまず一番最初に誰に見せたいか、
それは長年連れ添ったおばあちゃんだった。。
そしてそのおばあちゃんに対して
今もちょっぴり嫉妬したりすることもある。
なんか、時を超えても素敵な関係だなって思います！
こういうおじいちゃんの孫だから、
こんなかわゆすなおじいちゃんだから、
ちほちゃんとお姉ちゃんみたいに
いいお孫さんに育ってるわけですよ。
僕や作家・今浪さんみたいに、
なにかしらのゲスい妄想や、
ちょっとシモいトークにキャッキャ言って、
今もなお子供っぽいこんな俺たちがじいちゃんになったとしたら、
孫はもう大変ですよ。怖いよ僕は。笑
自分を振り返り、思わぬ恐怖心を抱いてしまった福山さんなのでした！
「マシャに聞きたいこと、相談したいこと」
「歌える福山歌」などなど
キッズのキミの手でハガキに書いて、↓の住所までおおくりください！
（宛先は大人の方でも大丈夫です！）
〒１０２−８０８０
TOKYO FM 福のラジオ
「カモン！ ふつおたキッズ！」 まで。
お名前、ご住所、お電話番号もお忘れなく！
ご応募、お待ちしています！
♪ ♪ ♪
リオ・オリンピックも後半戦、
寝不足という方も多いかと思います。
福山さんも、ブラジルで熱い日々を過ごしている中お送りした、
８月１３日放送分のダイジェスト、いきましょう！
今回は業界的に言う平場（ひらば）、
レギュラーコーナーを多めにお送りしました。
まずは【ふつおた】
埼玉県 大学生 かずきくん（２１）
「突然ですが、バンドの他の楽器パートで
やってみたいパートってありますか？
個人的には福山さんがドラムやったり、
ホーンをやっているところも見てみたいです。」
ズバリ言ってもいい？
ドラムやりたいねえ。
先日もブラジルでオルドゥンと
セッションした楽曲のカヴァー『ドゴンス』を
オンエアしましたよね。
実際、打楽器も使ってセッションしたけども、
やっぱり打楽器の音、皮物の音って来ましたね。
動物の皮を使った楽器って、同じ動物である人間の心を
何か響かせるものがあるんです！
やっぱり・・・ドラムやってみたいわ〜。
いつかやるかもよ？
油断しないでよ、みんな笑
お盆休み、久々に家族が揃ったという方も
いらっしゃるかと思います。
続いては【家族を語ろうよ】
埼玉県 会社員 ちほちゃん（２６）
「６月に、おじいちゃんが
１ヶ月半の入院生活を終えて退院しました。
そのお祝いを、孫として、
姉と２人でしてあげようって話して、
おじいちゃんに、
「何したい？
行きたいところとかあったら連れてくよ！」
と聞いてみたところ、おじいちゃんは、
「美容院…」（おじいちゃんのセリフは大滝秀治さん風に）
８１歳の今日まで病気らしい病気をしたことがなく、
もちろん入院も今回が初めてだったおじいちゃん。
それだけに思うところはあったみたいで、
これから、やりたいことは全部やる！と決めたそうです。
びっくりしましたが叶えてあげることにしました。
美容院の日、わたしの車で迎えに行って、
おばあちゃんには、入院の世話疲れを
ゆっくり休んで癒してねと話して
おじいちゃんをお預かり。
私がいつも切ってもらってる美容師さんに頼みました。
とは言え、おじいちゃんの髪の毛、
ほとんどちびまる子ちゃんのおじいちゃんみたいでほぼありません。
だからシャンプーも半分くらい頭皮洗浄みたいな感じで
カットしても３０分もかからないで終わりました。
私から見るとカット前と同じ髪型でしたが、
祖父は満足したみたいで、
「オシャレになった〜！」と。
カットが早く終わったので、
まずは姉と３人でお昼をご馳走することに。
食べたいものをたずねると、
「うどんと甘い苺が食べたい。」と。
色々考えて、私たちはうどん屋さんに行った後、
フルーツパーラーに行きました。
周りの若い子に混じって苺を食べる
８１歳のおじいちゃんは可愛かったです。
まだ時間があったので、
もう１箇所くらいいけるよ、どこか行く？
って聞くと、
東京タワーに登りたい。との返事。
高速道路で都内に向かって、夕方のタワーに上りました。
展望台からの景色を見ておじいちゃんは、
「はあ〜〜〜〜」
（こんどは関根勤さんが前をする千葉真一さんが、
もうちょっとお年を召したら、の勝手なイメージで声真似）
と、何度もびっくりしたようなため息。
３０分以上景色を見ていました。そして最後に一言、
「今度ばあちゃん連れてこようかな。」
とポツリ。聞けば、
「ばあちゃんも多分東京タワーに行ったことがないから、
この景色を見せてあげたいなあ。」
なんかグッときて、姉と２人でうるっときちゃいました。
帰り道、姉は助手席で寝ちゃったので、
おじいちゃんと２人で会話。
「おじいちゃんもおばあちゃんも
東京タワー行ったことがなかったんだね。
今度はさ、スカイツリーと両方上ろうよ。」
と提案すると、おじいちゃんは
「でもな、おばあちゃんがおじいちゃんと
出会う前のことは知らない。
もしかしたら、あいつは東京タワーに誰か他の男と、
俺以外の元彼と上っているのかもしれない。」
（福：まあ元彼のくだりは書いてないけど、
より面白くするために足してみました。笑）
とポツリ。
なんか余計なこと聞いちゃったかなあと思いました。」
素敵なおじいちゃまだね。
ずっと看病、お世話してくれてたおばあちゃんに対しての
思いっていうのがあったとは思うんだけども、
自分が８０歳を超えられて、初めて見て初めて美しいと思って、
感動したその景色をまず一番最初に誰に見せたいか、
それは長年連れ添ったおばあちゃんだった。。
そしてそのおばあちゃんに対して
今もちょっぴり嫉妬したりすることもある。
なんか、時を超えても素敵な関係だなって思います！
こういうおじいちゃんの孫だから、
こんなかわゆすなおじいちゃんだから、
ちほちゃんとお姉ちゃんみたいに
いいお孫さんに育ってるわけですよ。
僕や作家・今浪さんみたいに、
なにかしらのゲスい妄想や、
ちょっとシモいトークにキャッキャ言って、
今もなお子供っぽいこんな俺たちがじいちゃんになったとしたら、
孫はもう大変ですよ。怖いよ僕は。笑
自分を振り返り、思わぬ恐怖心を抱いてしまった福山さんなのでした！
@fukunoradio
