第５９回「松木安太郎さんが登場！！」
今日は、元サッカー解説者で元日本代表の松木安太郎さんをゲストにお迎えしました！
松木さんは、1957年、東京都生まれ。
1983年の日本リーグで初優勝を経験し、多くのタイトルを獲得されました。
その後は日本代表としても活躍。
1990年に現役を引退され、その後は読売ユース監督やトップチームのヘッドコーチを経て、
ヴェルディ川崎（現東京ヴェルディ）の監督に35才という異例の若さで就任。
93年と94年には2年連続で優勝し、これはJリーグ最年少監督の記録として残っています。
その後もセレッソ大阪、東京ヴェルディの監督を務め、現在はご存じの通り、
テレビ等でサッカー解説者として、またコメンテーターとしてもご活躍中です。
小さい頃、意外にも人形劇団「木馬座」で「もぐらのモグちゃん」の着ぐるみに入って
演じていたこともある松木さん。
喋ることはもちろん、楽しい時間が好きだったことは、
現在の解説者として盛り上げる役割に、プラスになっているのかなと仰っていました。
ご自身が現役で始めた頃、殆どサッカーのサの字もない日本だったので、
少しでもサッカーのことを知って頂けたり、いいなと思ってくれる方が増えることを
考えながらサッカーに携わってこられたんだそう。
そんな松木さん、起用する選手を選ばなくてはいけない立場だった時のポリシーは、
「いつも同じ目線で選手を見たい」。
ベテラン選手はそれ相応に積み重ねてきたものがあるけども、
若くてもどっかで頑張っている選手にはドアを開きたい……
とはいっても、実感としてはなかなか難しかったそうです。
しかし、近年の日本代表などを見ていても、優秀な若手選手が沢山いて、
森保監督にお話を聞いても、
「言わなくてもちゃんとやることが分かっている若手が増えた」と仰っていた。
そういう、自分の中でコントロールが出来る選手が増えて来たことが、日本のパワーだと思う、
と話されていました。
番組の後半では、色々な質問にお答え頂きました。
・サッカーあるあるってありますか？
右のサイドバックをやっていた時期が多いので、
扉を明けたり、エレベーターから降りたり、とにかく扉という扉を開いた後に
必ず右に行っちゃう癖がある。
・選手時代、コーチ・監督時代、解説者を務める現在と、
ご自身で変わったことはなんでしょうか？
選手の頃は何かをギラギラと求めてチャレンジしてる感じ、
コーチになってもそうでしたし、それでいて周りのことも考えないといけなかった。
今はなんか、のんびりしちゃってるかなあ。
観る喜び、伝える喜びも最近は分かりましたから、
「一緒にゲームを楽しめるようなひととき」、そういう見方になりましたね。
あと、これは大きな声では言えないんですけど、
まだ現場を狙ってる解説者の解説は、かなりコアな所まで喋るんですよ。
今起きている競技を楽しむという部分では、
ちょっと一歩離れたところから見ている僕のようなゆったりとした解説者の方が、
もしかするとそういう表現は豊かかもしれません（笑）
・松木さんにとってのエナジー・ミュージックを教えてください。
「未来予想図? / DREAMS COME TRUE」
若い頃の恋とか……全部が憧れです！
「What a Wonderful World / Louis Armstrong」
コーチのライセンスをとる勉強をした後に、この曲を流す講師がけっこういる。
サッカーって素晴らしいじゃないか、ようこそサッカーの世界へ！というのと、
このルイ・アームストロングさんというトランペッターの方は声も独特で昔から好き。
なので、元気が出る曲の一つです。
さらに、リスナーから届いた質問・メッセージにもお答え頂きました♪
Q：サッカーを通して学んだこと、サッカーをやって良かったと思ったことは？
5才の息子にそろそろスポーツ系の習い事をさせたいと考えているので、
参考にさせて頂きたいです。
A：全てでしょうね。他の競技をされている方も多分同じことを言うんじゃないかなと思います。
人の尊さや厳しさ、また自分が何かにチャレンジしなきゃいけない想いであったり、
とにかく自分を磨く為にはどうしたらいいか？とか、色々なことを経験します。
サッカーという競技の中からも色々なことを学びますが、それに付随している「人」や、
トレーニングの厳しさ、うまく行かないことに時間をかけて
目標を達成する積み重ねであったり。
生きるのと同じことを学んだように思います。
うちも5才の孫がいて、色んなことに興味を持っているので、お母様もサッカーに限らず、
色んな競技やチャレンジをさせてあげたらいいと思います。
Q：松木さんの解説、いつもワクワク感が強くて大好きです。
解説する時、ここだけは譲れないこだわりや、大切にしていることを教えてください。
A：サッカーが日本にまだ定着していなかった時代を経て、
“一人でも多くの方がこの競技に興味を示して欲しい”という部分では、
なるべくこの競技から目をそらさないような放送や解説が大事かなと。
『顔と名前と背番号が一致しない初めて見る競技』って、どうしても見て貰いにくいと思うので、
サッカーをご覧になる回数が少ない方が今見ているとしたら、
そういった方々の目線で放送が出来るよう、
少なくとも「顔と背番号が一致」出来るような放送にしたいと思っています。
松木安太郎さん、本当に楽しいお話ありがとうございました！
来週もお楽しみに！！
【OA曲】
笑顔の行方 / DREAMS COME TRUE
未来予想図? / DREAMS COME TRUE
What a Wonderful World / Louis Armstrong
Now That I Found You / Carly Rae Jepsen
Ring! Ring! Ring! / DREAMS COME TRUE
EDテーマ : その日は必ず来る - Instrumental Version - / DREAMS COME TRUE
聞き逃した・もう一度聴きたい方はradikoのタイムフリーをチェック！
▶タイムフリー◀
〜・〜・〜・〜・〜
この番組ではリスナーの皆さんからのリクエストや感想もお待ちしています！
ENERGY for ALL番組ホームページからお送りください。
メッセージ・リクエストをいただいた方の中から抽選で毎月１０名様に、
番組グッズとエネオスグッズをセットにしてプレゼントいたします♪
松木さんは、1957年、東京都生まれ。
1983年の日本リーグで初優勝を経験し、多くのタイトルを獲得されました。
その後は日本代表としても活躍。
1990年に現役を引退され、その後は読売ユース監督やトップチームのヘッドコーチを経て、
ヴェルディ川崎（現東京ヴェルディ）の監督に35才という異例の若さで就任。
93年と94年には2年連続で優勝し、これはJリーグ最年少監督の記録として残っています。
その後もセレッソ大阪、東京ヴェルディの監督を務め、現在はご存じの通り、
テレビ等でサッカー解説者として、またコメンテーターとしてもご活躍中です。
小さい頃、意外にも人形劇団「木馬座」で「もぐらのモグちゃん」の着ぐるみに入って
演じていたこともある松木さん。
喋ることはもちろん、楽しい時間が好きだったことは、
現在の解説者として盛り上げる役割に、プラスになっているのかなと仰っていました。
ご自身が現役で始めた頃、殆どサッカーのサの字もない日本だったので、
少しでもサッカーのことを知って頂けたり、いいなと思ってくれる方が増えることを
考えながらサッカーに携わってこられたんだそう。
そんな松木さん、起用する選手を選ばなくてはいけない立場だった時のポリシーは、
「いつも同じ目線で選手を見たい」。
ベテラン選手はそれ相応に積み重ねてきたものがあるけども、
若くてもどっかで頑張っている選手にはドアを開きたい……
とはいっても、実感としてはなかなか難しかったそうです。
しかし、近年の日本代表などを見ていても、優秀な若手選手が沢山いて、
森保監督にお話を聞いても、
「言わなくてもちゃんとやることが分かっている若手が増えた」と仰っていた。
そういう、自分の中でコントロールが出来る選手が増えて来たことが、日本のパワーだと思う、
と話されていました。
番組の後半では、色々な質問にお答え頂きました。
・サッカーあるあるってありますか？
右のサイドバックをやっていた時期が多いので、
扉を明けたり、エレベーターから降りたり、とにかく扉という扉を開いた後に
必ず右に行っちゃう癖がある。
・選手時代、コーチ・監督時代、解説者を務める現在と、
ご自身で変わったことはなんでしょうか？
選手の頃は何かをギラギラと求めてチャレンジしてる感じ、
コーチになってもそうでしたし、それでいて周りのことも考えないといけなかった。
今はなんか、のんびりしちゃってるかなあ。
観る喜び、伝える喜びも最近は分かりましたから、
「一緒にゲームを楽しめるようなひととき」、そういう見方になりましたね。
あと、これは大きな声では言えないんですけど、
まだ現場を狙ってる解説者の解説は、かなりコアな所まで喋るんですよ。
今起きている競技を楽しむという部分では、
ちょっと一歩離れたところから見ている僕のようなゆったりとした解説者の方が、
もしかするとそういう表現は豊かかもしれません（笑）
・松木さんにとってのエナジー・ミュージックを教えてください。
「未来予想図? / DREAMS COME TRUE」
若い頃の恋とか……全部が憧れです！
「What a Wonderful World / Louis Armstrong」
コーチのライセンスをとる勉強をした後に、この曲を流す講師がけっこういる。
サッカーって素晴らしいじゃないか、ようこそサッカーの世界へ！というのと、
このルイ・アームストロングさんというトランペッターの方は声も独特で昔から好き。
なので、元気が出る曲の一つです。
さらに、リスナーから届いた質問・メッセージにもお答え頂きました♪
Q：サッカーを通して学んだこと、サッカーをやって良かったと思ったことは？
5才の息子にそろそろスポーツ系の習い事をさせたいと考えているので、
参考にさせて頂きたいです。
A：全てでしょうね。他の競技をされている方も多分同じことを言うんじゃないかなと思います。
人の尊さや厳しさ、また自分が何かにチャレンジしなきゃいけない想いであったり、
とにかく自分を磨く為にはどうしたらいいか？とか、色々なことを経験します。
サッカーという競技の中からも色々なことを学びますが、それに付随している「人」や、
トレーニングの厳しさ、うまく行かないことに時間をかけて
目標を達成する積み重ねであったり。
生きるのと同じことを学んだように思います。
うちも5才の孫がいて、色んなことに興味を持っているので、お母様もサッカーに限らず、
色んな競技やチャレンジをさせてあげたらいいと思います。
Q：松木さんの解説、いつもワクワク感が強くて大好きです。
解説する時、ここだけは譲れないこだわりや、大切にしていることを教えてください。
A：サッカーが日本にまだ定着していなかった時代を経て、
“一人でも多くの方がこの競技に興味を示して欲しい”という部分では、
なるべくこの競技から目をそらさないような放送や解説が大事かなと。
『顔と名前と背番号が一致しない初めて見る競技』って、どうしても見て貰いにくいと思うので、
サッカーをご覧になる回数が少ない方が今見ているとしたら、
そういった方々の目線で放送が出来るよう、
少なくとも「顔と背番号が一致」出来るような放送にしたいと思っています。
松木安太郎さん、本当に楽しいお話ありがとうございました！
来週もお楽しみに！！
【OA曲】
笑顔の行方 / DREAMS COME TRUE
未来予想図? / DREAMS COME TRUE
What a Wonderful World / Louis Armstrong
Now That I Found You / Carly Rae Jepsen
Ring! Ring! Ring! / DREAMS COME TRUE
EDテーマ : その日は必ず来る - Instrumental Version - / DREAMS COME TRUE
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