第５０回「大林素子さんが登場！！」
今日は、元女子バレーボール日本代表で、現在はスポーツキャスターとして
活躍されている大林素子さんをゲストにお迎えしました！
バレーボールの解説に加え、バラエティ番組でのご活躍はもちろん、
お笑い好きとしても有名ですが、実は、つんく♂さんプロデュースしたデカモニ。
として歌手活動をされたこともある大林さん。
レコーディングの際には、つんく♂さんに「気分は吉田美和で歌って」と言われ、
美和さんになりきって歌ったんだそうです。
そんな多才な大林さんの経歴を改めて振り返ると、
オリンピックには、88年のソウル、92年のバルセロナ、96年のアトランタと、3度にわたり出場。
その間の95年にはイタリア セリエA・アンコーナに移籍し、日本人初のプロ選手となりました。
大林さんがオリンピックに出場された当時、
それまでの全日本女子は常にオリンピック圏内。
64年の東京オリンピック金メダルに始まり、毎回出れば必ずメダルを取っていたため、
「2位じゃ駄目」と言われる時代で、
プレッシャーだけは他の大会と違う重さを感じていたそうです。
初出場のソウルでメダルを獲れずに帰ってきた時のメディアの反応は忘れられず、
その悔しさでまた4年頑張った大林さんですが、その後初のプロ選手として、
イタリア セリエAに移籍されました。
・前例の無い状況で道を切り開くというのは、どういう感じでしたか？
ソウルで4位、バルセロナでは5位で、「どうしたら勝てるんだろう？」と考えた時、
海外の選手はイタリアのセリエAでプロとしてプレーし、
その経験を国に持って帰って自らも向上していくのを見て、
「自分もプロになりたい！」と思って何にも考えずに行きました。
当時はちょうどサッカーの三浦知良さんが初めて海外に行った頃で、
カズさんからも「初めてやるのは大変だけど、道を作ったら周りが変わるから」と言われ、
色んな不安はあったものの、それよりも「トップレベルでプレー出来る！」ということが
何よりも勝り、実際行ってみると、厳しかったけど楽しかった。
自分は要するに“助っ人”なので勝たないといけない、決めて当たり前なので、
決めなかった時のブーイングは凄い分、より強くなれたかもしれない。
向こうでの初戦がアウェイで、客席から「○☆□△Obayashi〜！」と沢山聞こえるので
「アウェイなのにこんなに応援されてるんだ！」と思っていたら、
後からチームメイトに「全部悪口だよ」と教えてもらい、
「言葉知らないでよかった（笑）」と（笑）
そんな大林さんのエナジー・ミュージックを先ずは1曲。
「MUSIC FOR THE PEOPLE / V6」
大林さんが現役として最後に出場した、95年のW杯。
その時からジャニーズとバレーボールがコラボし始め、
大会のテーマソングを務めたのが、その年にデビューしたV6。
ワールドカップ・ソングだったこの曲に支えられ、
「これを聴けば頑張れる！」という大事な曲だったそうです。
・バレーボールにとって一番おすすめのトレーニング方法は？
様々な競技によって特性は違うけれども、
バレーボールの場合は割と総合的なバランスが求められるんです。
空中でのバランスが大事なので、体幹は絶対必要で、
色んな競技をやって色んな筋肉を動かすのも、今の時代は有効かなと思います。
私達の頃は合気道で身体の受け身を感じてみたり、また、母がジャズダンサーで、
私が選手時代は月に1回教えに来ていたんですが、
母から教わるのは気まずかったです（笑）
ここで大林さんのエナジー・ミュージックをもう1曲ご紹介。
現役引退後は様々な分野で活躍されていますが、
今一番やりたいことはお芝居だそうで、ミュージカルからストレートプレイまで
様々な舞台に立っていらっしゃる大林さんのエナジー・ミュージック♪
劇団四季のミュージカル「コーラスライン」より、
「愛した日々に悔いはない / 劇団四季」
番組の後半では、リスナーからの質問メッセージや、東京2020に向けて伺いました。
Ｑ：東京2020で使われる有明アリーナは新しく作られている施設ですが、
バレーボールで普段よく使われている東京体育館や代々木体育館と違い、
慣れていない会場で試合を行う際、選手の方々は気を付けていることは
あるのでしょうか？
Ａ：日本選手の今回最大の特権は、
オリンピックの施設を海外の選手よりいち早く使えること。
こけら落としとかもありますし。新しい場所でいきなり試合をするのは結構難しく、
オリンピックの練習開場は普通1回2時間とかしか使えないので、
日本の場合凄くラッキーなんです。
バレーボールの場合は、体育館の天井との空気感というか、
位置感覚がとても大事なので、選手は早く慣れたいんです。
高いトスを上げた時にどのタイミングで踏み込むか？とか。
なるべく慣れている天井の方が有利なので、条件としては全世界一緒ですが、
日本は何回か事前に練習が出来る分、かなり有利かなと。
また、四角い体育館の方が見易かったり、客席の高さ、応援の聞こえやすさの他、
天井のライトとボールが重なり方などもプレーに影響することがあります。
・東京2020の「火の鳥ニッポン」に向けて
4月までは国内リーグのシーズンなので、4月末の全日本チームの発表まで、
みんなドキドキしている期間だと思うんですけども、今年はW杯があるので、
そこに出ないと東京2020に出られない可能性が大きいため、
5月の合宿から熾烈な戦いになるかなと思います。
・期待している選手を挙げるとすると？
昨年デビューした黒後愛選手。高校時代も優勝を経験したトッププレイヤーで、
実業団に入ってからもいきなりレギュラーを務めています。
彼女がどれだけ伸びるかがポイントだと思います。
木村沙織という大エースを引き継ぐプレイヤーになって欲しいです！
大林素子さん、本当に楽しいお話ありがとうございました！
来週からの2週は、
3月21日のドリカムデビュー30周年記念日も近くなってきたということで、
ドリカムデビュー30周年スペシャル企画
「私のだけの推しドリ！」特集をお届けします！
アスリートの皆さんやリスナーの皆さんから集まった、
それぞれのドリカムの推し曲＝“推しドリ”を
たっぷりお届けします！お楽しみに！！
【OA曲】
愛して笑ってうれしくて涙して / DREAMS COME TRUE
MUSIC FOR THE PEOPLE / V6
愛した日々に悔いはない / 劇団四季
FANTASIA #1 / DREAMS COME TRUE
TRUE, BABY TRUE. / DREAMS COME TRUE
EDテーマ : その日は必ず来る - Instrumental Version - / DREAMS COME TRUE
聞き逃した・もう一度聴きたい方はradikoのタイムフリーをチェック！
▶タイムフリー◀
〜・〜・〜・〜・〜
この番組ではリスナーの皆さんからのリクエストや感想もお待ちしています！
ENERGY for ALL番組ホームページからお送りください。
メッセージ・リクエストをいただいた方の中から抽選で毎月１０名様に、
番組グッズとエネオスグッズをセットにしてプレゼントいたします♪
活躍されている大林素子さんをゲストにお迎えしました！
バレーボールの解説に加え、バラエティ番組でのご活躍はもちろん、
お笑い好きとしても有名ですが、実は、つんく♂さんプロデュースしたデカモニ。
として歌手活動をされたこともある大林さん。
レコーディングの際には、つんく♂さんに「気分は吉田美和で歌って」と言われ、
美和さんになりきって歌ったんだそうです。
そんな多才な大林さんの経歴を改めて振り返ると、
オリンピックには、88年のソウル、92年のバルセロナ、96年のアトランタと、3度にわたり出場。
その間の95年にはイタリア セリエA・アンコーナに移籍し、日本人初のプロ選手となりました。
大林さんがオリンピックに出場された当時、
それまでの全日本女子は常にオリンピック圏内。
64年の東京オリンピック金メダルに始まり、毎回出れば必ずメダルを取っていたため、
「2位じゃ駄目」と言われる時代で、
プレッシャーだけは他の大会と違う重さを感じていたそうです。
初出場のソウルでメダルを獲れずに帰ってきた時のメディアの反応は忘れられず、
その悔しさでまた4年頑張った大林さんですが、その後初のプロ選手として、
イタリア セリエAに移籍されました。
・前例の無い状況で道を切り開くというのは、どういう感じでしたか？
ソウルで4位、バルセロナでは5位で、「どうしたら勝てるんだろう？」と考えた時、
海外の選手はイタリアのセリエAでプロとしてプレーし、
その経験を国に持って帰って自らも向上していくのを見て、
「自分もプロになりたい！」と思って何にも考えずに行きました。
当時はちょうどサッカーの三浦知良さんが初めて海外に行った頃で、
カズさんからも「初めてやるのは大変だけど、道を作ったら周りが変わるから」と言われ、
色んな不安はあったものの、それよりも「トップレベルでプレー出来る！」ということが
何よりも勝り、実際行ってみると、厳しかったけど楽しかった。
自分は要するに“助っ人”なので勝たないといけない、決めて当たり前なので、
決めなかった時のブーイングは凄い分、より強くなれたかもしれない。
向こうでの初戦がアウェイで、客席から「○☆□△Obayashi〜！」と沢山聞こえるので
「アウェイなのにこんなに応援されてるんだ！」と思っていたら、
後からチームメイトに「全部悪口だよ」と教えてもらい、
「言葉知らないでよかった（笑）」と（笑）
そんな大林さんのエナジー・ミュージックを先ずは1曲。
「MUSIC FOR THE PEOPLE / V6」
大林さんが現役として最後に出場した、95年のW杯。
その時からジャニーズとバレーボールがコラボし始め、
大会のテーマソングを務めたのが、その年にデビューしたV6。
ワールドカップ・ソングだったこの曲に支えられ、
「これを聴けば頑張れる！」という大事な曲だったそうです。
・バレーボールにとって一番おすすめのトレーニング方法は？
様々な競技によって特性は違うけれども、
バレーボールの場合は割と総合的なバランスが求められるんです。
空中でのバランスが大事なので、体幹は絶対必要で、
色んな競技をやって色んな筋肉を動かすのも、今の時代は有効かなと思います。
私達の頃は合気道で身体の受け身を感じてみたり、また、母がジャズダンサーで、
私が選手時代は月に1回教えに来ていたんですが、
母から教わるのは気まずかったです（笑）
ここで大林さんのエナジー・ミュージックをもう1曲ご紹介。
現役引退後は様々な分野で活躍されていますが、
今一番やりたいことはお芝居だそうで、ミュージカルからストレートプレイまで
様々な舞台に立っていらっしゃる大林さんのエナジー・ミュージック♪
劇団四季のミュージカル「コーラスライン」より、
「愛した日々に悔いはない / 劇団四季」
番組の後半では、リスナーからの質問メッセージや、東京2020に向けて伺いました。
Ｑ：東京2020で使われる有明アリーナは新しく作られている施設ですが、
バレーボールで普段よく使われている東京体育館や代々木体育館と違い、
慣れていない会場で試合を行う際、選手の方々は気を付けていることは
あるのでしょうか？
Ａ：日本選手の今回最大の特権は、
オリンピックの施設を海外の選手よりいち早く使えること。
こけら落としとかもありますし。新しい場所でいきなり試合をするのは結構難しく、
オリンピックの練習開場は普通1回2時間とかしか使えないので、
日本の場合凄くラッキーなんです。
バレーボールの場合は、体育館の天井との空気感というか、
位置感覚がとても大事なので、選手は早く慣れたいんです。
高いトスを上げた時にどのタイミングで踏み込むか？とか。
なるべく慣れている天井の方が有利なので、条件としては全世界一緒ですが、
日本は何回か事前に練習が出来る分、かなり有利かなと。
また、四角い体育館の方が見易かったり、客席の高さ、応援の聞こえやすさの他、
天井のライトとボールが重なり方などもプレーに影響することがあります。
・東京2020の「火の鳥ニッポン」に向けて
4月までは国内リーグのシーズンなので、4月末の全日本チームの発表まで、
みんなドキドキしている期間だと思うんですけども、今年はW杯があるので、
そこに出ないと東京2020に出られない可能性が大きいため、
5月の合宿から熾烈な戦いになるかなと思います。
・期待している選手を挙げるとすると？
昨年デビューした黒後愛選手。高校時代も優勝を経験したトッププレイヤーで、
実業団に入ってからもいきなりレギュラーを務めています。
彼女がどれだけ伸びるかがポイントだと思います。
木村沙織という大エースを引き継ぐプレイヤーになって欲しいです！
大林素子さん、本当に楽しいお話ありがとうございました！
来週からの2週は、
3月21日のドリカムデビュー30周年記念日も近くなってきたということで、
ドリカムデビュー30周年スペシャル企画
「私のだけの推しドリ！」特集をお届けします！
アスリートの皆さんやリスナーの皆さんから集まった、
それぞれのドリカムの推し曲＝“推しドリ”を
たっぷりお届けします！お楽しみに！！
【OA曲】
愛して笑ってうれしくて涙して / DREAMS COME TRUE
MUSIC FOR THE PEOPLE / V6
愛した日々に悔いはない / 劇団四季
FANTASIA #1 / DREAMS COME TRUE
TRUE, BABY TRUE. / DREAMS COME TRUE
EDテーマ : その日は必ず来る - Instrumental Version - / DREAMS COME TRUE
聞き逃した・もう一度聴きたい方はradikoのタイムフリーをチェック！
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