第7回「スティーヴィー・ワンダー特集」
今日、5月13日はスティーヴィー・ワンダー68歳の誕生日!
ということで、世界中のミュージシャンに
影響を与えてきた数々の名曲とともに、彼の足跡を振り返る
「スティーヴィー・ワンダー特集」をお送りしました♪
スティーヴィーは、1950年、アメリカ・ミシガン州生まれ。
11歳の時に自身で作曲した「Lonely Boy」を、ソウル・バンド“ミラクルズ”の
ロニー・ホワイトの前で歌ったことで転機が訪れます。
スティーヴィーの歌を聴いたロニー・ホワイトは、
彼と彼の母親をモータウン・レーベルのオーディションに連れて行き、
社長の前で歌と演奏を聴かせた結果、即契約に。
リトル・スティーヴィー・ワンダーとしてデビューした彼が、
1963年、ライブアルバムからのシングルカットで
全米1位を獲得したのは、わずか13歳の時でした。
その記念すべきシングル「フィンガー・ティップス」に続いては、
15歳の時にリリースしたボブ・ディランのカバー「風に吹かれて」、
そして1966年の名曲「A Place In The Sun(邦題:太陽のあたる場所)」をお送りしました。
中村さんによると、この「A Place In The Sun」には、
大ヒットのマジックが2つ入っているんだそう。
最初の掴み(メロディーの跳躍)と、8小節で一周回るメロディー♪
この曲の場合は8小節×2で完結していますが、このまとまりで繰り返す構成が、
ビートルズなどの名曲にはとても多いんだとか。
みなさんも色んな名曲を探して分析してみてくださいね。
因みに、ドリカムの「LOVE LOVE LOVE」も同じ構成になっているんだそうですよ。
さらに中村さんが思うスティーヴィーのすごいところは、
彼の頭脳と鍵盤が一体になっていると感じるところ。
黒鍵を中心に動くコード進行はもはや発明なんですね!
さて、お次は特に人気の高い70年代のスティーヴィーの名盤をご紹介。
1972年リリース『トーキング・ブック』は収録曲だけでなくジャケットも印象的。
衣装や文字の字体も、タイトルにバッチリなビジュアルです。
そして翌年にリリースし、グラミー賞の
最優秀アルバム部門、最優秀録音部門を獲得した『インナーヴィジョンズ』からは、
後にレッド・ホット・チリ・ペッパーズもカヴァーした「Higher Ground」をお送りしました。
まだまだスティーヴィー・ワンダーの快進撃は続きます。
続く74年のアルバム『ファースト・フィナーレ』は全米1位を獲得し、
またもやグラミー賞で最優秀アルバム賞とベスト・ポップ・ボーカル(男性)部門を受賞。
そして名盤中の名盤、76年の『キー・オブ・ライフ』は全米でなんと14週1位を記録しました。
「愛するデューク(Sir Duke)」、「可愛いアイシャ(Isn't She Lovely)」
もここに収められています。
さて、スティーヴィー初めて全英で1位を獲得したシングル
「心の愛(I Just Called to Say I Love You)」はご存じの方も多いと思いますが、
実は元々、日本の兄弟デュオ、ブレッド&バターのために
提供された曲だったのはご存じでしょうか?
「特別な気持ちで」というタイトルで発売予定だったところ、
直前にスティーヴィー側から“映画の主題歌として使いたいので
先に発売させて欲しい”という申し出があったため、発売中止に。
その後許可が下りたので再レコーディングし、晴れてリリースとなりました。
ということで、今日はその(オリジナルになるはずだった?)
ブレッド&バター「特別な気持ちで」をお聴き頂きました。
因みにこの曲の作詞は、呉田軽穂(松任谷由実)、編曲は細野晴臣さんなんですね。
スティーヴィー特集の最後に、
彼が母親、ルラ・メイ・ハーダウェイさんと共作したナンバーをお届けしたあとは、
アスリート達のエナジー・ミュージックをご紹介!
今週は、ちょっと意外な?陸上短距離の飯塚翔太選手のエナジー・ミュージック
「ピアノ協奏曲 第20番 ニ短調 K.466:第2楽章:Romance / ルドルフ・ゼルキン&ロンドン交響楽団&クラウディオ・アバド」
をお送りしました。
最近はモーツァルトを聴きながら腹筋をしている(!)という飯塚選手!
これからもクラシックを力に駆け抜けて下さい!
さて、今日はスティーヴィー・ワンダーの特集をお送りしてきましたが、いかがでしたか?
来週は、元競泳日本代表で1992年のバルセロナオリンピック女子200m平泳ぎ金メダリスト、
岩崎恭子さんをお迎えします!
現在は指導者、コメンテーターとして活躍されている岩崎さんに、
東京オリンピックに向けての展望や、水泳選手の意外な素顔など、
色々とお聞きします!どうぞお楽しみに!
【OA曲】
あなたのように / DREAMS COME TRUE
Fingertips / Little Stevie Wonder
BLowin' in the Wind / Stevie Wonder
A Place in the Sun / Stevie Wonder
Higher Ground / Stevie Wonder
You Haven't Done Nothin' / Stevie Wonder
Sir Duke / Stevie Wonder
特別な気持ちで / ブレッド&バター
Signed, Sealed, Delivered I'm Yours / Stevie Wonder
ピアノ協奏曲 第20番 ニ短調 K.466:第2楽章:Romance / ルドルフ・ゼルキン&ロンドン交響楽団&クラウディオ・アバド
〜・〜・〜・〜・〜
この番組ではリスナーの皆さんからメッセージを募集しています♪
番組の感想、中村正人さんやゲストに聞きたいことや伝えたいこと、その他なんでも募集中!
さらに、アナタを支える特別な1曲、頑張る身近なアスリートに届けたい1曲など、
エナジーソングにエピソードを添えて、TOPページ下のメッセージフォームよりお送りください♪
ということで、世界中のミュージシャンに
影響を与えてきた数々の名曲とともに、彼の足跡を振り返る
「スティーヴィー・ワンダー特集」をお送りしました♪
スティーヴィーは、1950年、アメリカ・ミシガン州生まれ。
11歳の時に自身で作曲した「Lonely Boy」を、ソウル・バンド“ミラクルズ”の
ロニー・ホワイトの前で歌ったことで転機が訪れます。
スティーヴィーの歌を聴いたロニー・ホワイトは、
彼と彼の母親をモータウン・レーベルのオーディションに連れて行き、
社長の前で歌と演奏を聴かせた結果、即契約に。
リトル・スティーヴィー・ワンダーとしてデビューした彼が、
1963年、ライブアルバムからのシングルカットで
全米1位を獲得したのは、わずか13歳の時でした。
その記念すべきシングル「フィンガー・ティップス」に続いては、
15歳の時にリリースしたボブ・ディランのカバー「風に吹かれて」、
そして1966年の名曲「A Place In The Sun(邦題:太陽のあたる場所)」をお送りしました。
中村さんによると、この「A Place In The Sun」には、
大ヒットのマジックが2つ入っているんだそう。
最初の掴み(メロディーの跳躍)と、8小節で一周回るメロディー♪
この曲の場合は8小節×2で完結していますが、このまとまりで繰り返す構成が、
ビートルズなどの名曲にはとても多いんだとか。
みなさんも色んな名曲を探して分析してみてくださいね。
因みに、ドリカムの「LOVE LOVE LOVE」も同じ構成になっているんだそうですよ。
さらに中村さんが思うスティーヴィーのすごいところは、
彼の頭脳と鍵盤が一体になっていると感じるところ。
黒鍵を中心に動くコード進行はもはや発明なんですね!
さて、お次は特に人気の高い70年代のスティーヴィーの名盤をご紹介。
1972年リリース『トーキング・ブック』は収録曲だけでなくジャケットも印象的。
衣装や文字の字体も、タイトルにバッチリなビジュアルです。
そして翌年にリリースし、グラミー賞の
最優秀アルバム部門、最優秀録音部門を獲得した『インナーヴィジョンズ』からは、
後にレッド・ホット・チリ・ペッパーズもカヴァーした「Higher Ground」をお送りしました。
まだまだスティーヴィー・ワンダーの快進撃は続きます。
続く74年のアルバム『ファースト・フィナーレ』は全米1位を獲得し、
またもやグラミー賞で最優秀アルバム賞とベスト・ポップ・ボーカル(男性)部門を受賞。
そして名盤中の名盤、76年の『キー・オブ・ライフ』は全米でなんと14週1位を記録しました。
「愛するデューク(Sir Duke)」、「可愛いアイシャ(Isn't She Lovely)」
もここに収められています。
さて、スティーヴィー初めて全英で1位を獲得したシングル
「心の愛(I Just Called to Say I Love You)」はご存じの方も多いと思いますが、
実は元々、日本の兄弟デュオ、ブレッド&バターのために
提供された曲だったのはご存じでしょうか?
「特別な気持ちで」というタイトルで発売予定だったところ、
直前にスティーヴィー側から“映画の主題歌として使いたいので
先に発売させて欲しい”という申し出があったため、発売中止に。
その後許可が下りたので再レコーディングし、晴れてリリースとなりました。
ということで、今日はその(オリジナルになるはずだった?)
ブレッド&バター「特別な気持ちで」をお聴き頂きました。
因みにこの曲の作詞は、呉田軽穂(松任谷由実)、編曲は細野晴臣さんなんですね。
スティーヴィー特集の最後に、
彼が母親、ルラ・メイ・ハーダウェイさんと共作したナンバーをお届けしたあとは、
アスリート達のエナジー・ミュージックをご紹介!
今週は、ちょっと意外な?陸上短距離の飯塚翔太選手のエナジー・ミュージック
「ピアノ協奏曲 第20番 ニ短調 K.466:第2楽章:Romance / ルドルフ・ゼルキン&ロンドン交響楽団&クラウディオ・アバド」
をお送りしました。
最近はモーツァルトを聴きながら腹筋をしている(!)という飯塚選手!
これからもクラシックを力に駆け抜けて下さい!
さて、今日はスティーヴィー・ワンダーの特集をお送りしてきましたが、いかがでしたか?
来週は、元競泳日本代表で1992年のバルセロナオリンピック女子200m平泳ぎ金メダリスト、
岩崎恭子さんをお迎えします!
現在は指導者、コメンテーターとして活躍されている岩崎さんに、
東京オリンピックに向けての展望や、水泳選手の意外な素顔など、
色々とお聞きします!どうぞお楽しみに!
【OA曲】
あなたのように / DREAMS COME TRUE
Fingertips / Little Stevie Wonder
BLowin' in the Wind / Stevie Wonder
A Place in the Sun / Stevie Wonder
Higher Ground / Stevie Wonder
You Haven't Done Nothin' / Stevie Wonder
Sir Duke / Stevie Wonder
特別な気持ちで / ブレッド&バター
Signed, Sealed, Delivered I'm Yours / Stevie Wonder
ピアノ協奏曲 第20番 ニ短調 K.466:第2楽章:Romance / ルドルフ・ゼルキン&ロンドン交響楽団&クラウディオ・アバド
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