2025年04月05日
今夜ゲストにお迎えしたのは、「R-1グランプリ2025」で優勝されました、お笑い芸人の友田オレさんです。
友田オレさんは、2001年、福岡県のご出身です。
早稲田大学 文化構想学部をご卒業されていらっしゃいます。
大学1年生の時に、お笑いサークル「早稲田大学お笑い工房LUDO」に加入され、「歌とフリップネタ」を合わせた独特の芸風で、2022年3月にYouTubeにアップした、『私の彼は左きき』が10万回再生されるなど話題を集めました。
また、大学在学中の2023年には、デビュー10カ月で、「第44回ABCお笑いグランプリ」の決勝戦に進出。
そして、同年に行われました「第18回 M-1グランプリ」では、「Let Me Show You THE まごころ」として、準々決勝に進出。
昨年、2024年の「R-1グランプリ」では、準々決勝に進出し、今年、2025年に、見事、優勝を果たされました。

──歌で目立ちたかった学生時代
茂木:R-1グランプリに勝ち上がった今の感想は、いかがですか?
友田:ずっと実感がなくて。1回戦、2回戦、3回戦、準々決勝、準決勝…と段階は上がっていくんですけど、今年は準決勝(進出)ぐらいが目標だったので、準決勝からその上のことはもう夢物語と言うか。
茂木:そうですか(笑)。だけど、ステージのパフォーマンスが完璧だと思いました。特に、あの「風間和彦さん」のキャラクターのネタは、間の取り方とかが芸歴10年・20年の芸人さんみたいに感じました。
友田:本当ですか?
茂木:緊張とかはしなかったんですか?
友田:緊張はしていました。ただ、リハーサルを行なって、テレビカメラがたくさんあって、次の次のステップと言うか、緊張じゃない、何か天国にいるみたいな気分で、ずっとふわふわしていた感じはありますね。
茂木:友田オレさんはYouTubeにたくさんネタが上がっていて、いわゆるお笑いライブのネタもあると思うんですけど、その時に比べると、当然R-1グランプリの時はライティングとか衣装とかも全部プロ仕様でされるじゃないですか。あそこで力を発揮するというのはすごいですよね。何かスイッチが入られたんですか?
友田:どうなんですかね? でもステージがすごい煌びやかで、最終的には「そこでやる緊張」よりも「ここでやれる喜び」が勝った気がしますね。

茂木:でも、これからはそれが日常になるんですもんね。
友田:なれたら最高ですね。
茂木:僕が友田さんのネタがすごい好きなのは、最初は皆の共感するところから入って、だんだん少し不思議な世界に連れていかれるところなんです。ネタの深さと言うんでしょうか、それは意識されているんですか?
友田:そうですね。最初は分かりやすいところから入って、その後、実はセオリー通りじゃないこととかを…。
茂木:シュールな方向に行きますよね。
あと、これは皆が言っていることだと思うんですけど、すごく歌が上手いですよね。これはどこかで鍛えたんですか?
友田:ありがとうございます。いや、これはもう本当に歌が好きで、カラオケとかによく行くというだけなんです。R-1が終わってから母と話している時に思い出したんですけど、きっかけとなるエピソードがあるんです。幼稚園の頃に出し物みたいなものがあって、その時に秋川雅史さんの『千の風になって』を歌ったんです。
茂木:えー? あの、ちょっと声量が必要な?
友田:そうですね。モノマネのような感じで。それが歌に嵌まったきっかけかもしれないですね。
茂木:でもほら、久留米大附設から早稲田ですからすごく勉強できる子だったわけですけど、歌も上手い子だったんですね。
友田:歌で目立とうとしていましたね。
茂木:(笑)。じゃあ、面白い子だったんですか?
友田:前に出るのは好きだったんですけど、やっぱり中学・高校が、福岡の、結構勉強を頑張っている学校だったので、「人気者」と言うよりは、「お笑い好きなヤツ」でしかないという、そこのカテゴライズという感じでした。だから、「数学好きなヤツ」もいれば、「音楽好きなヤツ」もいて、その中の「お笑い好きなヤツ」という枠だった気がしますね。
茂木:そこからR-1優勝までの時間が短いですよね。この今の楽曲は、オリジナルですよね?
友田:そうなんですよ。それこそ中学・高校が同じで、幼稚園とかも一緒の幼なじみの子がいて。
茂木:ちょっと待ってください(笑)。幼稚園から中高が一緒ということは、やっぱり賢い人なんでしょう?
友田:彼もすごい頭がいいですね。東大に行っていて、今も生物学を勉強しながら音楽もやっているという。
茂木:その方が曲を作ってくださっているんですか? いわゆる「トラックメーカー」のような。
友田:そうですね。
茂木:そうなんですか。一方で、『わたしの彼は左きき』や『北酒場』のような、カバーものもありますよね。
友田:そうですね。アマチュア時代当時は、もう替え歌なんてし放題じゃないですか。気にせずにバンバンやっていたんですけど、プロになると替え歌は色々と(権利上などで)難しいので、オリジナルに移行していった、という感じですね。
──コンビでM-1にも挑みたい
茂木:R-1グランプリでは、(霜降り明星の)粗品さんがずいぶん応援してくださったそうですね。

友田:いや、優しかったですね。決勝が終わったすぐ直後に、YouTubeチャンネルにも呼んで頂いて、お話をしました。
茂木:粗品さんも「霜降り明星」で漫才もされていて、友田オレさんも漫才をされていらっしゃるじゃないですか。その辺りはどうですか? R-1、そしてM-1、両方チャレンジされていますよね。
友田:はい。漫才の方は、本当に好きなことを優先してずっとやっているので、「大会に照準が合うか?」というのはまた別かな、という気はしますね。
茂木:「Let Me Show You THE まごころ」という、ちょっと変わったコンビ名ですが(笑)。これはどういう意味を込めた名前なんですか?
友田:これは、シャネルズの『ハリケーン』という曲の中に出てくる歌詞です。
茂木:そうなんだ(笑)! やっぱり歌がお好きなんですね。
友田:そうですね。そこから取りました。
茂木:相方のピボット福田さんは、どういう方なんですか?
友田:(笑)。ピボット福田は、社会人でもう今バリバリ働いていて、月に1、2回、一緒にお笑いライブに出ている、という感じですね。
茂木:ということは、今後も(お笑いと社会人の)二刀流で行く感じなんでしょうか?
友田:まぁでも彼は、やっぱり仕事の方が優先で。それこそ、彼もラジオの方で働いているので、そこで仕事が一緒になれたら熱いな、と思っています。
茂木:おお? でも、「二刀流」という意味においては、友田さんもこれからはR-1とM-1の両方で。
友田:そうですね。出ていきたいなと思います。でも、R-1は1回優勝できたので…。
茂木:何やら、「連覇宣言」されたという情報もありますが。
友田:そうなんですよ。でもちょっと1回、今は慎重になっていますね(笑)。
茂木:(笑)。「(R-1)連覇」ということもあるでしょうし、M-1も…。
友田:まだ常にチャレンジャーなので、M-1は挑みたいなという気はします。
茂木:知名度が一気に上がってしまったので、注目度も上がるんじゃないですか?
友田:確かに、やり方もまた変わってくるかもしれないですね。難しいです。

●友田オレ (@tomoda_crodango) ・ X(旧Twitter)公式アカウント
●そのほか…友田オレさんの公式は…こちらから!
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●GATE株式会社 公式サイト
友田オレさんは、2001年、福岡県のご出身です。
早稲田大学 文化構想学部をご卒業されていらっしゃいます。
大学1年生の時に、お笑いサークル「早稲田大学お笑い工房LUDO」に加入され、「歌とフリップネタ」を合わせた独特の芸風で、2022年3月にYouTubeにアップした、『私の彼は左きき』が10万回再生されるなど話題を集めました。
また、大学在学中の2023年には、デビュー10カ月で、「第44回ABCお笑いグランプリ」の決勝戦に進出。
そして、同年に行われました「第18回 M-1グランプリ」では、「Let Me Show You THE まごころ」として、準々決勝に進出。
昨年、2024年の「R-1グランプリ」では、準々決勝に進出し、今年、2025年に、見事、優勝を果たされました。

──歌で目立ちたかった学生時代
茂木:R-1グランプリに勝ち上がった今の感想は、いかがですか?
友田:ずっと実感がなくて。1回戦、2回戦、3回戦、準々決勝、準決勝…と段階は上がっていくんですけど、今年は準決勝(進出)ぐらいが目標だったので、準決勝からその上のことはもう夢物語と言うか。
茂木:そうですか(笑)。だけど、ステージのパフォーマンスが完璧だと思いました。特に、あの「風間和彦さん」のキャラクターのネタは、間の取り方とかが芸歴10年・20年の芸人さんみたいに感じました。
友田:本当ですか?
茂木:緊張とかはしなかったんですか?
友田:緊張はしていました。ただ、リハーサルを行なって、テレビカメラがたくさんあって、次の次のステップと言うか、緊張じゃない、何か天国にいるみたいな気分で、ずっとふわふわしていた感じはありますね。
茂木:友田オレさんはYouTubeにたくさんネタが上がっていて、いわゆるお笑いライブのネタもあると思うんですけど、その時に比べると、当然R-1グランプリの時はライティングとか衣装とかも全部プロ仕様でされるじゃないですか。あそこで力を発揮するというのはすごいですよね。何かスイッチが入られたんですか?
友田:どうなんですかね? でもステージがすごい煌びやかで、最終的には「そこでやる緊張」よりも「ここでやれる喜び」が勝った気がしますね。

茂木:でも、これからはそれが日常になるんですもんね。
友田:なれたら最高ですね。
茂木:僕が友田さんのネタがすごい好きなのは、最初は皆の共感するところから入って、だんだん少し不思議な世界に連れていかれるところなんです。ネタの深さと言うんでしょうか、それは意識されているんですか?
友田:そうですね。最初は分かりやすいところから入って、その後、実はセオリー通りじゃないこととかを…。
茂木:シュールな方向に行きますよね。
あと、これは皆が言っていることだと思うんですけど、すごく歌が上手いですよね。これはどこかで鍛えたんですか?
友田:ありがとうございます。いや、これはもう本当に歌が好きで、カラオケとかによく行くというだけなんです。R-1が終わってから母と話している時に思い出したんですけど、きっかけとなるエピソードがあるんです。幼稚園の頃に出し物みたいなものがあって、その時に秋川雅史さんの『千の風になって』を歌ったんです。
茂木:えー? あの、ちょっと声量が必要な?
友田:そうですね。モノマネのような感じで。それが歌に嵌まったきっかけかもしれないですね。
茂木:でもほら、久留米大附設から早稲田ですからすごく勉強できる子だったわけですけど、歌も上手い子だったんですね。
友田:歌で目立とうとしていましたね。
茂木:(笑)。じゃあ、面白い子だったんですか?
友田:前に出るのは好きだったんですけど、やっぱり中学・高校が、福岡の、結構勉強を頑張っている学校だったので、「人気者」と言うよりは、「お笑い好きなヤツ」でしかないという、そこのカテゴライズという感じでした。だから、「数学好きなヤツ」もいれば、「音楽好きなヤツ」もいて、その中の「お笑い好きなヤツ」という枠だった気がしますね。
茂木:そこからR-1優勝までの時間が短いですよね。この今の楽曲は、オリジナルですよね?
友田:そうなんですよ。それこそ中学・高校が同じで、幼稚園とかも一緒の幼なじみの子がいて。
茂木:ちょっと待ってください(笑)。幼稚園から中高が一緒ということは、やっぱり賢い人なんでしょう?
友田:彼もすごい頭がいいですね。東大に行っていて、今も生物学を勉強しながら音楽もやっているという。
茂木:その方が曲を作ってくださっているんですか? いわゆる「トラックメーカー」のような。
友田:そうですね。
茂木:そうなんですか。一方で、『わたしの彼は左きき』や『北酒場』のような、カバーものもありますよね。
友田:そうですね。アマチュア時代当時は、もう替え歌なんてし放題じゃないですか。気にせずにバンバンやっていたんですけど、プロになると替え歌は色々と(権利上などで)難しいので、オリジナルに移行していった、という感じですね。
──コンビでM-1にも挑みたい
茂木:R-1グランプリでは、(霜降り明星の)粗品さんがずいぶん応援してくださったそうですね。

友田:いや、優しかったですね。決勝が終わったすぐ直後に、YouTubeチャンネルにも呼んで頂いて、お話をしました。
茂木:粗品さんも「霜降り明星」で漫才もされていて、友田オレさんも漫才をされていらっしゃるじゃないですか。その辺りはどうですか? R-1、そしてM-1、両方チャレンジされていますよね。
友田:はい。漫才の方は、本当に好きなことを優先してずっとやっているので、「大会に照準が合うか?」というのはまた別かな、という気はしますね。
茂木:「Let Me Show You THE まごころ」という、ちょっと変わったコンビ名ですが(笑)。これはどういう意味を込めた名前なんですか?
友田:これは、シャネルズの『ハリケーン』という曲の中に出てくる歌詞です。
茂木:そうなんだ(笑)! やっぱり歌がお好きなんですね。
友田:そうですね。そこから取りました。
茂木:相方のピボット福田さんは、どういう方なんですか?
友田:(笑)。ピボット福田は、社会人でもう今バリバリ働いていて、月に1、2回、一緒にお笑いライブに出ている、という感じですね。
茂木:ということは、今後も(お笑いと社会人の)二刀流で行く感じなんでしょうか?
友田:まぁでも彼は、やっぱり仕事の方が優先で。それこそ、彼もラジオの方で働いているので、そこで仕事が一緒になれたら熱いな、と思っています。
茂木:おお? でも、「二刀流」という意味においては、友田さんもこれからはR-1とM-1の両方で。
友田:そうですね。出ていきたいなと思います。でも、R-1は1回優勝できたので…。
茂木:何やら、「連覇宣言」されたという情報もありますが。
友田:そうなんですよ。でもちょっと1回、今は慎重になっていますね(笑)。
茂木:(笑)。「(R-1)連覇」ということもあるでしょうし、M-1も…。
友田:まだ常にチャレンジャーなので、M-1は挑みたいなという気はします。
茂木:知名度が一気に上がってしまったので、注目度も上がるんじゃないですか?
友田:確かに、やり方もまた変わってくるかもしれないですね。難しいです。

●友田オレ (@tomoda_crodango) ・ X(旧Twitter)公式アカウント
●そのほか…友田オレさんの公式は…こちらから!
↑友田さんのYouTubeも…こちらから!
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