2023年11月25日
ウェイウェイ・ウーさんは、中国・上海のお生まれです。
5歳からヴァイオリンを始められ、上海音楽学院付属小学校を経て、
上海戯曲学校で、二胡とヴァイオリンを専攻し、その後、1991年に来日。
新たな二胡の可能性を開拓すべく、
さまざまなジャンルのミュージシャンとコラボレーションを精力的に行い、
その過程で、従来座って演奏する二胡のスタンディング奏法の考案など、
独自の演奏スタイルを確立されました。
ロック、ジャズ、フュージョン、クラシックなど、様々なジャンルとの共演を可能にした、
現代二胡のパイオニア的存在でいらっしゃいます。
──音楽で国境を越えて、日中両方の人々にいいところを伝えていく
茂木:今まで色々アルバムを出されてると思うんですけど、来月12月6日に発売の『“Holy” Love Songs 〜live at Gloria Chapel〜』は初のライブアルバムなんですね。
ウェイウェイ・ウー:そうなんです。実は、ライブをアルバムにしたのは初めてです。なんかやっぱり、ライブ間のミュージシャンとの呼吸とか、お客さんとの呼吸、それが全部、音から感じるんです。
茂木:このリリースの12月6日というのは、ウェイウェイ・ウーさんにとって特別な日なんですよね?
ウェイウェイ・ウー:はい。誕生日です。
茂木:じゃあ、誕生の日に、音楽的にも新境地を切り拓く、と。
ウェイウェイ・ウー:そうですね。また新たなスタートとして。
茂木:こちらは『Love Songs』となっていますが、やっぱりウェイウェイ・ウーさんにとって、ラブソングは大事な存在なんですか?
ウェイウェイ・ウー:そうです。やっぱり世の中には愛がたくさん必要です。そして、たくさんの愛を皆さんにお届けしたいという気持ちがあります。
茂木:ありがとうございます。今、リスナーの方も、きっとたくさんの愛を受け取ったんではないかなと思います。
ウェイウェイ・ウーさん、昨年はデビュー20周年を迎えられたということなんですけども、20年間を振り返られて、どうですか?
ウェイウェイ・ウー:あっという間でしたね。デビュー10周年とか、もうつい最近のことのように思います。色んなことがあって、色んなミュージシャンと音楽を作って、あっという間の20年間でした。
茂木:ご自身で作曲とかされる時には、楽器としての二胡の可能性を、またちょっと新しく色々探られたりしてらっしゃると思うんですけど、二胡には今後どういう可能性があると思われますか?
ウェイウェイ・ウー:そうですね、二胡は、やっぱりまだまだ伝統楽器のイメージがあるので、メジャーにしていって。色んな可能性やジャンルがまだまだありますし、表現力は多分無限だと思いますので。
茂木:まだ始まったばっかり、と。
ウェイウェイ・ウー:ええ。色んな曲を作ったりとか、あるいは色んな曲を弾いたりとか、あと、色んなミュージシャン、アーティスト、色んな方とのコラボによって、この楽器はまだまだ色んな可能性を発見していけるんじゃないかなと思ってます。
茂木:本当に、ウェイウェイ・ウーさんが、この二胡という楽器の魅力を世界に広げていってらっしゃると思うんですが…。最近本当に、二胡を持った方をお見かけします。
ウェイウェイ・ウー:増えてますよね。
茂木:やっぱり皆さん、二胡に興味を持ってらっしゃるんでしょうね。
ウェイウェイ・ウー:すごいです。日本の方からよく言われるのが、「この二胡の音色は、DNAに誘われる」。昔の自分の感覚が取り戻されたり、あるいは思い出したとかで、皆さん二胡の音色が好きで、自らの手で習いたい人が本当に増えています。
茂木:シルクロードを通って、色んな文化が来た。正倉院の御物とかもそうですけど、それを日本も受け取っているので、そこら辺まで繋がるのかもしれないですね。
ウェイウェイ・ウー:そうですね、もしかしたら繋がってるかもしれないですね。
茂木:そしてウェイウェイ・ウーさんは、故郷の上海と日本を行ったり来たりしてるんですけど、最近は中国に行くと、日本の代表みたいにも見られたりするんですって?
ウェイウェイ・ウー:そうです。日本語で声を掛けられたりとか、自分も日本語を喋るのが違和感なく、逆に上海に戻る時には、上海のガイドブックを買って帰る自分がいます(笑)。
茂木:(笑)。どういうことですか?
ウェイウェイ・ウー:上海はもう変化が大きすぎて、自分が30年前に住んでた頃の上海とはやっぱり違うので、今一番ヒットの場所はどこなのかなとか、それを知るために、空港でガイドブックを買って帰る自分がいるんですね。
茂木:そういう意味において、日中の、そして世界の架け橋になってると思うんですけど…。今、世の中は色々大変なこともあるじゃないですか。どうですか? 音楽の持つ、「人を満たして、愛を広げて、平和をもたらす」、そういう力について、どう思われますか?
ウェイウェイ・ウー:それこそ音楽は言葉がないので、国境を越えて、音楽で両方の国の皆さんにいいところを伝えていくことは、まだまだ自分のやるべきこととしてたくさんあるかな、と思います。
茂木:DNAの中に眠ってるというのは、何か納得がいきますね。
ウェイウェイ・ウー:はい、響きますね。
茂木:12月6日に初のライブアルバム『“Holy” Love Songs 〜live at Gloria Chapel〜』をリリースされるということで、これは皆さんにぜひ聴いて頂きたいんですけど、その後はどんなことを計画されてらっしゃいますか?
ウェイウェイ・ウー:また来年は、全国ツアーをスタートしたいなと思っていて、たくさんの音楽を、色んなところで運んでいきたいな、伝えていきたいな、と思っています。
茂木:しかも、ウェイウェイ・ウーさんの音楽は進化し続けていますもんね。
ウェイウェイ・ウー:いえいえ(笑)。
茂木:二胡の、本当にまだ誰も見ていない可能性を、これから我々に見せてくれるかも知れないですね。
ウェイウェイ・ウー:そうですね、1個でも二胡からまず紹介して、そこで笑って頂いて(笑)。
茂木:そうですよね(笑)。ありがとうございます(笑)。
──ウェイウェイ・ウーさんの『夢・挑戦』
茂木:色々お話を伺ってきたんですけど、この番組のテーマは『夢と挑戦』なんです。ウェイウェイ・ウーさんの今後の『夢・挑戦』は何でしょうか?
ウェイウェイ・ウー:実は、私が主宰している教室の皆さんに、合言葉があるんです。『ずっと夢を!もっと夢を!』。やはり、夢を持ち続けることは、挑戦の目標を作るので、もうずっと諦めないで夢を持ち続けることです。
茂木:そうですか。夢を持ち続けることが一番大事だということですね。これは、ウェイウェイ・ウーさんご本人もそうだし、教室の皆さんもそう思ってらっしゃるということですね。
ウェイウェイ・ウー:はい、そうですね。
茂木:ウェイウェイ・ウーさんは、来月12月6日に、初のライブアルバム『“Holy” Love Songs 〜live at Gloria Chapel〜』を発売されます。
また12月16日土曜日には、東京・きゅりあん大ホールにて、コンサートを行います。『〜無限の調べ〜 LOVE SONGS from SHINAGAWA』、こちらは現在、チケット発売中です。このライブコンサートも本当に楽しみですね。
ウェイウェイ・ウー:楽しみです。
茂木:ウェイウェイ・ウーさん、最後にファンの皆様にメッセージを頂けますでしょうか?
ウェイウェイ・ウー:はい。ぜひライブ会場なり、そして私のアルバムを手にするなり、音楽と一緒に触れて、皆さんにとって素晴らしい未来でありますように、心から願ってます。
●ウェイウェイ・ウー (@WeiWei_Wuu) さん 公式アカウント / X(旧Twitter)
●ウェイウェイ・ウーさん 公式サイト
↑番組でお届けした、デビュー20周年記念アルバム「∞インフィニティ∞」も、
公式サイトからご購入出来ます。
●きゅりあん 公式サイト
↑【現在、チケット発売中です!】
12月16日(土)ウェイウェイ・ウー二胡コンサート
〜無限の調べ〜 LOVE SONGS from SHINAGAWA
5歳からヴァイオリンを始められ、上海音楽学院付属小学校を経て、
上海戯曲学校で、二胡とヴァイオリンを専攻し、その後、1991年に来日。
新たな二胡の可能性を開拓すべく、
さまざまなジャンルのミュージシャンとコラボレーションを精力的に行い、
その過程で、従来座って演奏する二胡のスタンディング奏法の考案など、
独自の演奏スタイルを確立されました。
ロック、ジャズ、フュージョン、クラシックなど、様々なジャンルとの共演を可能にした、
現代二胡のパイオニア的存在でいらっしゃいます。
──音楽で国境を越えて、日中両方の人々にいいところを伝えていく
茂木:今まで色々アルバムを出されてると思うんですけど、来月12月6日に発売の『“Holy” Love Songs 〜live at Gloria Chapel〜』は初のライブアルバムなんですね。
ウェイウェイ・ウー:そうなんです。実は、ライブをアルバムにしたのは初めてです。なんかやっぱり、ライブ間のミュージシャンとの呼吸とか、お客さんとの呼吸、それが全部、音から感じるんです。
茂木:このリリースの12月6日というのは、ウェイウェイ・ウーさんにとって特別な日なんですよね?
ウェイウェイ・ウー:はい。誕生日です。
茂木:じゃあ、誕生の日に、音楽的にも新境地を切り拓く、と。
ウェイウェイ・ウー:そうですね。また新たなスタートとして。
茂木:こちらは『Love Songs』となっていますが、やっぱりウェイウェイ・ウーさんにとって、ラブソングは大事な存在なんですか?
ウェイウェイ・ウー:そうです。やっぱり世の中には愛がたくさん必要です。そして、たくさんの愛を皆さんにお届けしたいという気持ちがあります。
茂木:ありがとうございます。今、リスナーの方も、きっとたくさんの愛を受け取ったんではないかなと思います。
ウェイウェイ・ウーさん、昨年はデビュー20周年を迎えられたということなんですけども、20年間を振り返られて、どうですか?
ウェイウェイ・ウー:あっという間でしたね。デビュー10周年とか、もうつい最近のことのように思います。色んなことがあって、色んなミュージシャンと音楽を作って、あっという間の20年間でした。
茂木:ご自身で作曲とかされる時には、楽器としての二胡の可能性を、またちょっと新しく色々探られたりしてらっしゃると思うんですけど、二胡には今後どういう可能性があると思われますか?
ウェイウェイ・ウー:そうですね、二胡は、やっぱりまだまだ伝統楽器のイメージがあるので、メジャーにしていって。色んな可能性やジャンルがまだまだありますし、表現力は多分無限だと思いますので。
茂木:まだ始まったばっかり、と。
ウェイウェイ・ウー:ええ。色んな曲を作ったりとか、あるいは色んな曲を弾いたりとか、あと、色んなミュージシャン、アーティスト、色んな方とのコラボによって、この楽器はまだまだ色んな可能性を発見していけるんじゃないかなと思ってます。
茂木:本当に、ウェイウェイ・ウーさんが、この二胡という楽器の魅力を世界に広げていってらっしゃると思うんですが…。最近本当に、二胡を持った方をお見かけします。
ウェイウェイ・ウー:増えてますよね。
茂木:やっぱり皆さん、二胡に興味を持ってらっしゃるんでしょうね。
ウェイウェイ・ウー:すごいです。日本の方からよく言われるのが、「この二胡の音色は、DNAに誘われる」。昔の自分の感覚が取り戻されたり、あるいは思い出したとかで、皆さん二胡の音色が好きで、自らの手で習いたい人が本当に増えています。
茂木:シルクロードを通って、色んな文化が来た。正倉院の御物とかもそうですけど、それを日本も受け取っているので、そこら辺まで繋がるのかもしれないですね。
ウェイウェイ・ウー:そうですね、もしかしたら繋がってるかもしれないですね。
茂木:そしてウェイウェイ・ウーさんは、故郷の上海と日本を行ったり来たりしてるんですけど、最近は中国に行くと、日本の代表みたいにも見られたりするんですって?
ウェイウェイ・ウー:そうです。日本語で声を掛けられたりとか、自分も日本語を喋るのが違和感なく、逆に上海に戻る時には、上海のガイドブックを買って帰る自分がいます(笑)。
茂木:(笑)。どういうことですか?
ウェイウェイ・ウー:上海はもう変化が大きすぎて、自分が30年前に住んでた頃の上海とはやっぱり違うので、今一番ヒットの場所はどこなのかなとか、それを知るために、空港でガイドブックを買って帰る自分がいるんですね。
茂木:そういう意味において、日中の、そして世界の架け橋になってると思うんですけど…。今、世の中は色々大変なこともあるじゃないですか。どうですか? 音楽の持つ、「人を満たして、愛を広げて、平和をもたらす」、そういう力について、どう思われますか?
ウェイウェイ・ウー:それこそ音楽は言葉がないので、国境を越えて、音楽で両方の国の皆さんにいいところを伝えていくことは、まだまだ自分のやるべきこととしてたくさんあるかな、と思います。
茂木:DNAの中に眠ってるというのは、何か納得がいきますね。
ウェイウェイ・ウー:はい、響きますね。
茂木:12月6日に初のライブアルバム『“Holy” Love Songs 〜live at Gloria Chapel〜』をリリースされるということで、これは皆さんにぜひ聴いて頂きたいんですけど、その後はどんなことを計画されてらっしゃいますか?
ウェイウェイ・ウー:また来年は、全国ツアーをスタートしたいなと思っていて、たくさんの音楽を、色んなところで運んでいきたいな、伝えていきたいな、と思っています。
茂木:しかも、ウェイウェイ・ウーさんの音楽は進化し続けていますもんね。
ウェイウェイ・ウー:いえいえ(笑)。
茂木:二胡の、本当にまだ誰も見ていない可能性を、これから我々に見せてくれるかも知れないですね。
ウェイウェイ・ウー:そうですね、1個でも二胡からまず紹介して、そこで笑って頂いて(笑)。
茂木:そうですよね(笑)。ありがとうございます(笑)。
──ウェイウェイ・ウーさんの『夢・挑戦』
茂木:色々お話を伺ってきたんですけど、この番組のテーマは『夢と挑戦』なんです。ウェイウェイ・ウーさんの今後の『夢・挑戦』は何でしょうか?
ウェイウェイ・ウー:実は、私が主宰している教室の皆さんに、合言葉があるんです。『ずっと夢を!もっと夢を!』。やはり、夢を持ち続けることは、挑戦の目標を作るので、もうずっと諦めないで夢を持ち続けることです。
茂木:そうですか。夢を持ち続けることが一番大事だということですね。これは、ウェイウェイ・ウーさんご本人もそうだし、教室の皆さんもそう思ってらっしゃるということですね。
ウェイウェイ・ウー:はい、そうですね。
茂木:ウェイウェイ・ウーさんは、来月12月6日に、初のライブアルバム『“Holy” Love Songs 〜live at Gloria Chapel〜』を発売されます。
また12月16日土曜日には、東京・きゅりあん大ホールにて、コンサートを行います。『〜無限の調べ〜 LOVE SONGS from SHINAGAWA』、こちらは現在、チケット発売中です。このライブコンサートも本当に楽しみですね。
ウェイウェイ・ウー:楽しみです。
茂木:ウェイウェイ・ウーさん、最後にファンの皆様にメッセージを頂けますでしょうか?
ウェイウェイ・ウー:はい。ぜひライブ会場なり、そして私のアルバムを手にするなり、音楽と一緒に触れて、皆さんにとって素晴らしい未来でありますように、心から願ってます。
●ウェイウェイ・ウー (@WeiWei_Wuu) さん 公式アカウント / X(旧Twitter)
●ウェイウェイ・ウーさん 公式サイト
↑番組でお届けした、デビュー20周年記念アルバム「∞インフィニティ∞」も、
公式サイトからご購入出来ます。
●きゅりあん 公式サイト
↑【現在、チケット発売中です!】
12月16日(土)ウェイウェイ・ウー二胡コンサート
〜無限の調べ〜 LOVE SONGS from SHINAGAWA