2022年02月19日
ノラさんは、高校時代からネットシーンを中心に活動をスタートさせ、
自分でもオリジナル作品を世に残したいという想いから、作詞作曲を始められます。
2021年6月からボカロP・ノラを名乗り、『アイ独リ論』を配信リリース。
そのほか、ネット発の音楽ユニット“今夜、あの街から”も立ち上げ、
楽曲『ショウニントウソウ』を初投稿。
今まで、オリジナル楽曲を3曲リリースされていらっしゃいます。
LINE MUSICのプレイリストで、“2022年の活躍が楽しみなボカロP”として
取り上げられるなど、今、話題のボカロPでいらっしゃいます。
──ボカロPは何でも屋
茂木:僕はボカロが大好きなんですけど、一般リスナーに『ボカロP』を説明すると、どんなことになるんですかね?
ノラ:やっぱり『作曲家』という言葉が近いですかね。作曲家だけど、“ボーカロイド”という合成音声ソフト…機械の声を使った曲を投稿する人たちのことだと思います。
茂木:この『P』というのは、元々は『プロデューサー』? ということは、プロデューサーでもあるんですか?
ノラ:はい。楽曲を作るだけじゃなくて、ボカロPは何でも屋さんなので(笑)、作曲をして、演奏もして、それを動画にする手配もしながら、どうやって売っていくかを考えて、大体全部一人でやるのがボカロPさんなのかな、と思っています。
茂木:(音楽ユニットの)“今夜、あの街から”の『ショウニントウソウ』も、ノラさんの作詞作曲。アレンジも?
ノラ:はい。編曲も僕がさせて頂いています。
茂木:すごくないですか? しかも、“今夜、あの街から”のボーカルはすごく上手い人でしたけど、あれは誰だったんですか?(笑)
ノラ:(笑)。ありがとうございます。僕がボーカルもやらせて頂いています。
茂木:万能ですね!
──『マリヲネット』のメインテーマは「存在意義」
茂木:そして、“今夜、あの街から”の3枚目のデジタルシングルとして、『マリヲネット』がリリースされたわけなんですけども、これもいい曲ですよね。
ノラ:ありがとうございます。
茂木:Twitterで半年ぐらいかけて作ったというのはこれですか?
ノラ:そうなんですよ。半年ぐらいかかりました。編曲の部分もですけど、時間かかりましたね。構成をめちゃくちゃ迷ったのもあって…。ちょっと変わったことがしたかったので、一回作ったものを壊しながら作っていった曲でした。
茂木:我々がストリーミングとかで聴く時は、一瞬で「うわ、いいな」と思うんだけども、そこにはノラさんのこだわりがめっちゃあるってことなんだなぁ。
この“今夜、あの街から”は、ノラさんと、もう一人女性ボーカルがいらっしゃるんですよね。
ノラ:はい。もう一人、女性ボーカルの“レイラ”さんと。
茂木:このレイラさんは、毎回変わるんですよね?
ノラ:はい。作品ごとに別の方にお願いしています。
茂木:今回満を持してリリースされました、“今夜、あの街から”の『マリヲネット』。今回ボーカルを担当している“ときのはな”さんは、なんと、13歳!? すごく大人っぽい声ですよね!
ノラ:大人ですよねぇ。僕も、そんな13歳は他に知らないですけどね(笑)。
茂木:どうやってああいう13歳に出会うんですか?
ノラ:ボカロの界隈で有名だった子なので…。
茂木:コラボのオファーというのは、どうやって出すんですか?
ノラ:このコラボが決まる前に、僕がときのはなさんに楽曲提供をしたんですよ。“未完成モノローグ”というときのはなさんのユニット宛てに僕が一曲書いて提供したのがきっかけです。
茂木:マリオネットというのは、糸で繰る人形を意味しているわけなんですが、この『マリヲネット』という楽曲はどういう想いを込めて作られましたか?
ノラ:曲のメインテーマが「存在意義」という言葉で、曲の中でも何回か出てくるんですけど、自分らが生きている・生まれた意味と言うか、「何で自分はここにいるんだろう?」というのを一番メインテーマに扱いました。
茂木:時々転調するのは、意識してるんですか?
ノラ:はい、意識して作ってます。こだわりのポイントなので、気づいてもらえてめちゃくちゃ嬉しいです(笑)。
茂木:あれは、自分の中で言葉にすると、どういう感じなんですか?
ノラ:転調は、その瞬間に世界が変わるじゃないですか。僕はそれが大好きで。なので、今回の『マリヲネット』という曲は、実は元々サビの転調がなかったんですよ。でも、「ここはこうじゃない」と思って、普通は転調しないようなタイミングで転調を入れてみよう、というところから始まってるんです。転調というのは、“しっくり来なかった部分をしっくりさせる為のテクニック”なのかな、と思っています。
茂木:あと、ふわぁと空白があるような瞬間があるじゃないですか。あれは何なんですか?
ノラ:緩急はとても意識していて。曲の中で、コロコロと見える景色だとか、感じ方が変わるように作りたいというのが、僕の一個のこだわりですね。
●『今夜、あの街から』 公式サイト
●今夜、あの街から Twitter(@Yorumachi_Nora)
●ボカロP ノラさん Twitter(@Nora_0605)
●今夜、あの街から official ♪ - YouTubeチャンネル
●ボカロP ノラさん -TikTok
自分でもオリジナル作品を世に残したいという想いから、作詞作曲を始められます。
2021年6月からボカロP・ノラを名乗り、『アイ独リ論』を配信リリース。
そのほか、ネット発の音楽ユニット“今夜、あの街から”も立ち上げ、
楽曲『ショウニントウソウ』を初投稿。
今まで、オリジナル楽曲を3曲リリースされていらっしゃいます。
LINE MUSICのプレイリストで、“2022年の活躍が楽しみなボカロP”として
取り上げられるなど、今、話題のボカロPでいらっしゃいます。
──ボカロPは何でも屋
茂木:僕はボカロが大好きなんですけど、一般リスナーに『ボカロP』を説明すると、どんなことになるんですかね?
ノラ:やっぱり『作曲家』という言葉が近いですかね。作曲家だけど、“ボーカロイド”という合成音声ソフト…機械の声を使った曲を投稿する人たちのことだと思います。
茂木:この『P』というのは、元々は『プロデューサー』? ということは、プロデューサーでもあるんですか?
ノラ:はい。楽曲を作るだけじゃなくて、ボカロPは何でも屋さんなので(笑)、作曲をして、演奏もして、それを動画にする手配もしながら、どうやって売っていくかを考えて、大体全部一人でやるのがボカロPさんなのかな、と思っています。
茂木:(音楽ユニットの)“今夜、あの街から”の『ショウニントウソウ』も、ノラさんの作詞作曲。アレンジも?
ノラ:はい。編曲も僕がさせて頂いています。
茂木:すごくないですか? しかも、“今夜、あの街から”のボーカルはすごく上手い人でしたけど、あれは誰だったんですか?(笑)
ノラ:(笑)。ありがとうございます。僕がボーカルもやらせて頂いています。
茂木:万能ですね!
──『マリヲネット』のメインテーマは「存在意義」
茂木:そして、“今夜、あの街から”の3枚目のデジタルシングルとして、『マリヲネット』がリリースされたわけなんですけども、これもいい曲ですよね。
ノラ:ありがとうございます。
茂木:Twitterで半年ぐらいかけて作ったというのはこれですか?
ノラ:そうなんですよ。半年ぐらいかかりました。編曲の部分もですけど、時間かかりましたね。構成をめちゃくちゃ迷ったのもあって…。ちょっと変わったことがしたかったので、一回作ったものを壊しながら作っていった曲でした。
茂木:我々がストリーミングとかで聴く時は、一瞬で「うわ、いいな」と思うんだけども、そこにはノラさんのこだわりがめっちゃあるってことなんだなぁ。
この“今夜、あの街から”は、ノラさんと、もう一人女性ボーカルがいらっしゃるんですよね。
ノラ:はい。もう一人、女性ボーカルの“レイラ”さんと。
茂木:このレイラさんは、毎回変わるんですよね?
ノラ:はい。作品ごとに別の方にお願いしています。
茂木:今回満を持してリリースされました、“今夜、あの街から”の『マリヲネット』。今回ボーカルを担当している“ときのはな”さんは、なんと、13歳!? すごく大人っぽい声ですよね!
ノラ:大人ですよねぇ。僕も、そんな13歳は他に知らないですけどね(笑)。
茂木:どうやってああいう13歳に出会うんですか?
ノラ:ボカロの界隈で有名だった子なので…。
茂木:コラボのオファーというのは、どうやって出すんですか?
ノラ:このコラボが決まる前に、僕がときのはなさんに楽曲提供をしたんですよ。“未完成モノローグ”というときのはなさんのユニット宛てに僕が一曲書いて提供したのがきっかけです。
茂木:マリオネットというのは、糸で繰る人形を意味しているわけなんですが、この『マリヲネット』という楽曲はどういう想いを込めて作られましたか?
ノラ:曲のメインテーマが「存在意義」という言葉で、曲の中でも何回か出てくるんですけど、自分らが生きている・生まれた意味と言うか、「何で自分はここにいるんだろう?」というのを一番メインテーマに扱いました。
茂木:時々転調するのは、意識してるんですか?
ノラ:はい、意識して作ってます。こだわりのポイントなので、気づいてもらえてめちゃくちゃ嬉しいです(笑)。
茂木:あれは、自分の中で言葉にすると、どういう感じなんですか?
ノラ:転調は、その瞬間に世界が変わるじゃないですか。僕はそれが大好きで。なので、今回の『マリヲネット』という曲は、実は元々サビの転調がなかったんですよ。でも、「ここはこうじゃない」と思って、普通は転調しないようなタイミングで転調を入れてみよう、というところから始まってるんです。転調というのは、“しっくり来なかった部分をしっくりさせる為のテクニック”なのかな、と思っています。
茂木:あと、ふわぁと空白があるような瞬間があるじゃないですか。あれは何なんですか?
ノラ:緩急はとても意識していて。曲の中で、コロコロと見える景色だとか、感じ方が変わるように作りたいというのが、僕の一個のこだわりですね。
●『今夜、あの街から』 公式サイト
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