Dream Heart(ドリームハート)

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REPORT 最新のオンエアレポート

Dream HEART vol.446 ミュージシャン・俳優 金子ノブアキさん RED ORCA新曲「Crow from the sun」

2021年10月16日

金子さんは、1981年東京都のお生まれです。

1994年に、ドラマ「天国に一番近いママ」で、俳優デビュー。
その後も、映画「クローズZERO」「BANDAGE」など、話題の映画やドラマ、CMに多数出演し、
際立った存在感で魅了し続けていらっしゃいます。

また、ロックバンドRIZEのドラマーとしても活動しており、
2009年からは、ソロ活動も始動し、これまでに3枚のアルバムを発表。

そして、2019年、ソロ活動10周年を迎え、
新プロジェクト「RED ORCA」をスタート。

音楽、映像、照明を駆使し、総合芸術として表現するソロライブは高い評価を受けており、
あらゆるジャンルの壁を超えて、ご活躍中でいらっしゃいます。


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──和歌山の海で見た夕日

茂木:金子さんが今やられているバンドが“RED ORCA”ということですが、そのRED ORCAの新曲が来週、10月22日にリリースされるということで。金子さんの作られる楽曲は、一貫して何かありますよね。

金子:嬉しいですね。

茂木:ドラムスの方が作曲するというのは、どうなんですか?

金子:どうなんでしょうね? 音量的にもバコーンと上げていくような時には自分のスタイルがそのまま反映できるので、バコーンと行ってしまえるという強みはあります。その振れ幅はあるかな、と思います。

茂木:僕は思うんですけど、『Crow from the sun』は完全にワールド・ミュージックですよね? 特に日本のマーケットに合わせていない感じがします。

金子:影響を受けたものとか、育ってきたカルチャーとかが、素直に出てるのかな? 年齢的にも、素直に出すのが今自然な時期なんだろうと思います。

茂木:格好いい…! “ジャパン”に合わせてみようかな、みたいな気持ちはありますか?

金子:作れないんじゃないですかね(笑)。そういうのも作れる、自然な日が来ますかね(笑)。

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茂木:『Crow from the sun』のレコーディングはどんな感じでされたんですか?

金子:これはコロナ禍に入ってから作り始めたので、完全にほぼリモートで皆で作りました。ドラムとかも自分の作業部屋で録って、エンジニアとやり取りしつつ…という感じで。本当に手弁当で皆持ち寄りながらやりましたね。
ただ、この1年半ぐらい、時間はすごくあったでしょう? 人類全員平等に時間ができるという貴重な時だったので、失敗する時間があるなと思って、皆で1から作ってみました。

茂木:金子さんは元々、曲作りにもの凄い時間を掛けるんですよね?

金子:そうですね。普段からスケッチにしてるものとかもあって、色々作り溜まるじゃないですか。執念に近い…なんと言うのかなぁ(笑)。撮影していてもそうですけど、「いや、これじゃ終われないよ!」というのが、若い時よりもズケズケ言えるようになってきたかな、という(笑)。

茂木:俳優としてもそういうのがあるんですか。

金子:そういう意味では、最近は結構理解が深まって来たのかとも思うんですけど、「言っちゃいけないんだ」とは思わなくなってきましたね(笑)。

茂木:となると、バンドにおいてドラムスの役割とは何なのかな、と。バンドにとってドラムスは、一番コアと言うかベースになっているところがあるんですか。

金子:よく言うのは、ボーカルとかフロントマンがいる場合、ドラムとボーカルの関係性とかを“バンドにおける縦のライン”と言うんですけど。ドラマーは基本的には後ろにいて、横には楽器のテックさんがいて、中の音を作ってくれるモニターエンジニアがいて、向こうには照明さんと音響さんがいて…、というのをたぶん全部が見れるんです。バランスを取るという意味でも、スポーツで例えると、“フリーキックを蹴るゴールキーパー”と昔よく言っていたんですよ。基本はバランスを見ているんだけど、行く時は行く。
撮影でも役立つな、と思っていて、性質的にバランス取るのが好きなんです。お芝居をしながら「皆がこう行ったらこう行くな」とか、女優さんとかを立てる喜び、じゃないですけど、アシストする喜びみたいなのも、たぶん元々好きなんでしょうね。だから楽しいです。

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茂木:全体が見えるポジションなんですね。

金子:そうですね。

茂木:今回の『Crow from the sun』は歌詞も格好いいですね。曲のインスピレーションというのはどういう時に出てくるんですか?

金子:この曲は、ちょうど僕が撮影で和歌山に行ってたんですよね。それで結構時間ができて、一人で車に乗って色々なところを見に行って。そこで、もの凄い夕日を見たんです。太陽から雲が龍の尻尾みたいに出ているのを見て、「わぁ、これは何か作れそう」と思って、部屋に戻って作り出した、という感じでした。この曲に関しては、景色、一発、バーン、みたいな。

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茂木:和歌山にインスピレーションを受けました、『Crow from the sun』ですけども、RED ORCAが11月にワンマンライブが開かれるということで。『RED ORCA LIVE 2021 “Crow from the sun”』。

金子:今回は、東京と大阪でやります。お願いします!

茂木:そして、新曲の『Crow from the sun』は10月22日の金曜日にデジタル配信でリリースされるということで、こちらもチェックなさってください。

金子:はい、ぜひお願い致します!

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【RED ORCA LIVE 2021 “Crow from the sun”】

11/25@渋谷クラブクアトロ
11/30@梅田クラブクアトロ

ただいまグッズ付きチケット先行受付中!
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RED ORCA 公式ホームページ


RED ORCA_official(@REDORCAofficial) Twitter


金子ノブアキ 公式ホームページ


金子ノブアキ Official(@KanekoNobuaki) Twitter


金子ノブアキ Nobuaki Kaneko (@nobuakikaneko_official) Instagram

↑番組で金子さんがお話ししていた、
 和歌山でご覧になった夕日は、こちらのInstagramでチェック!