2020年12月12日
小島さんは、1980年、沖縄県のお生まれの、千葉県育ち。
早稲田大学 教育学部 国語国文学科をご卒業されていらっしゃいます。
大学在学中から芸能事務所に所属し、芸人としてのキャリアをスタート。
「そんなの関係ねぇ!」と「おっぱっぴー」の2つが、
2007年の『流行語大賞』にノミネートされるなど、大ブレイクを果たされます。
現在は、芸人活動のほかに、YouTubeの「おっぱっぴー小学校」が話題を呼び、
8月7日には『小島よしおのとけいドリル』と『べろべろぶりぶり』を発売されるなど、
ご活躍中でいらっしゃいます。
──ビジュアルを重視する
茂木:今「おっぱっぴー小学校」をYouTubeでやるにあたって、やっぱり早稲田大学教育学部で培った学びというのは、役立っていますか?
小島:そうですね。でもどっちかと言うと、自分が子供向けにライブを10年前ぐらいからやっていまして、そっちで学んだことを生かしてるかな、という感じがありますね。
茂木:子供向けのライブというのは、どんな感じでやってらっしゃるんですか?
小島:子供向けのライブは、例えば、野菜嫌いな子供たちに、野菜を好きになって欲しいというので、『ごぼうの歌』とか『ピーマンの歌』を歌ったりとか。
あとはヒーローショーみたいなふうにして。僕が正義のヒーローで、悪役がいて、そいつを倒すために「バナナがあれば変身できる」とか。そのバナナを海パンの後ろに隠しておいて、「でもバナナが見つからないんだ。みんなどこにあるか教えてくれ」とか言って、後ろを向いた時に、「よしお! 後ろ!」、「後ろ、何にもないけどな…」とかいうのを、子供たちと一緒にライブを盛り上げてく、という形でやらせてもらってますね。
茂木:今のお話を聞くと、「志村ー後ろ!」を思い出しますよね。
小島:(笑)。それはもう、そのアイデアを拝借してやらせてもらってますね。
茂木:そういうところで培った“子供をいかに惹きつけるか”というノウハウ、テクニックを、この「おっぱっぴー小学校」に投入しているんですか。
小島:それは、そうですね。子供は割りと、言っている内容よりも、今その場に見えているものに反応したりとか。結構ライブの時もそうだったので、その辺りは授業にも生かしています。
茂木:このYouTubeは、かなりビジュアル重視の動画ですよね。
小島:そうですね。僕の隣に人形を置いてみたりとか(笑)。実際にピザを使ってみたりとか。ビジュアルはすごく意識してますね。
茂木:そういう意味においては、すごく子供たちに大人気で。
でも、どこかのインタビューで、「特に高学年では、男の子と女の子でちょっと反応が違う」と。
小島:そうですね。小学校高学年女子になってくると、ちょっと“よしお離れ”してきちゃう子はいますね。
茂木:“よしお離れ”って(笑)。ちょっと恥ずかしいんですかね?
小島:思春期と言いますか、大人の階段を上るその時が、“よしおとさよなら”する時というふうに、私は思っていますけど。
茂木:僕が動画をすごいな、と思うのは…。小島よしおさんは早稲田大学に入ってるから、やっぱり勉強が得意だったわけでしょ?
小島:まぁ、嫌いではなかったですね。
茂木:ですよね。勉強できちゃう子は、できない子の気持ちがわからなかったりするじゃないですか。でも動画を観ていると、本当に丁寧で優しくて。なんでああいう教え方ができるんですか?
小島:僕は、計算は得意だったんですけど、算数の図形とかはあんまり得意じゃなかったのもあって、それで、自分で説明しようとした時に、「これだと自分も納得できないな」みたいなところもありました。自分が納得できるようにしゃべっているので、もしかしたらそこがわかりやすさに繋がっているのかな、とは思います。
●小島よしおのおっぱっぴー小学校 - YouTube
●小島よしおのピーヤの休日【ピーヤTV】 - YouTube
●小島よしお (@yoshiopiiya)Twitter
●小島よしお オフィシャルブログ
早稲田大学 教育学部 国語国文学科をご卒業されていらっしゃいます。
大学在学中から芸能事務所に所属し、芸人としてのキャリアをスタート。
「そんなの関係ねぇ!」と「おっぱっぴー」の2つが、
2007年の『流行語大賞』にノミネートされるなど、大ブレイクを果たされます。
現在は、芸人活動のほかに、YouTubeの「おっぱっぴー小学校」が話題を呼び、
8月7日には『小島よしおのとけいドリル』と『べろべろぶりぶり』を発売されるなど、
ご活躍中でいらっしゃいます。
──ビジュアルを重視する
茂木:今「おっぱっぴー小学校」をYouTubeでやるにあたって、やっぱり早稲田大学教育学部で培った学びというのは、役立っていますか?
小島:そうですね。でもどっちかと言うと、自分が子供向けにライブを10年前ぐらいからやっていまして、そっちで学んだことを生かしてるかな、という感じがありますね。
茂木:子供向けのライブというのは、どんな感じでやってらっしゃるんですか?
小島:子供向けのライブは、例えば、野菜嫌いな子供たちに、野菜を好きになって欲しいというので、『ごぼうの歌』とか『ピーマンの歌』を歌ったりとか。
あとはヒーローショーみたいなふうにして。僕が正義のヒーローで、悪役がいて、そいつを倒すために「バナナがあれば変身できる」とか。そのバナナを海パンの後ろに隠しておいて、「でもバナナが見つからないんだ。みんなどこにあるか教えてくれ」とか言って、後ろを向いた時に、「よしお! 後ろ!」、「後ろ、何にもないけどな…」とかいうのを、子供たちと一緒にライブを盛り上げてく、という形でやらせてもらってますね。
茂木:今のお話を聞くと、「志村ー後ろ!」を思い出しますよね。
小島:(笑)。それはもう、そのアイデアを拝借してやらせてもらってますね。
茂木:そういうところで培った“子供をいかに惹きつけるか”というノウハウ、テクニックを、この「おっぱっぴー小学校」に投入しているんですか。
小島:それは、そうですね。子供は割りと、言っている内容よりも、今その場に見えているものに反応したりとか。結構ライブの時もそうだったので、その辺りは授業にも生かしています。
茂木:このYouTubeは、かなりビジュアル重視の動画ですよね。
小島:そうですね。僕の隣に人形を置いてみたりとか(笑)。実際にピザを使ってみたりとか。ビジュアルはすごく意識してますね。
茂木:そういう意味においては、すごく子供たちに大人気で。
でも、どこかのインタビューで、「特に高学年では、男の子と女の子でちょっと反応が違う」と。
小島:そうですね。小学校高学年女子になってくると、ちょっと“よしお離れ”してきちゃう子はいますね。
茂木:“よしお離れ”って(笑)。ちょっと恥ずかしいんですかね?
小島:思春期と言いますか、大人の階段を上るその時が、“よしおとさよなら”する時というふうに、私は思っていますけど。
茂木:僕が動画をすごいな、と思うのは…。小島よしおさんは早稲田大学に入ってるから、やっぱり勉強が得意だったわけでしょ?
小島:まぁ、嫌いではなかったですね。
茂木:ですよね。勉強できちゃう子は、できない子の気持ちがわからなかったりするじゃないですか。でも動画を観ていると、本当に丁寧で優しくて。なんでああいう教え方ができるんですか?
小島:僕は、計算は得意だったんですけど、算数の図形とかはあんまり得意じゃなかったのもあって、それで、自分で説明しようとした時に、「これだと自分も納得できないな」みたいなところもありました。自分が納得できるようにしゃべっているので、もしかしたらそこがわかりやすさに繋がっているのかな、とは思います。
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