2020年08月01日
今週ゲストにお迎えしたのは、タレントのREINAさんです。
REINAさんは、1988年、アメリカ・ニュージャージー州のお生まれです。
2010年12月、ブラウン大学、ハーバード大学院をご卒業されます。
その後、ビル・クリントン事務所や、
インターポール(国際刑事警察機構)にインターンシップとして勤務されました。
2014年に、来日され、芸能事務所、ワタナベエンターテインメントの、
コメディスクールに入学されます。
そして、デンジャーDさんと、お笑いコンビ「セクシーチョコレート」を結成されますが、
2016年に解散。
解散後は、タレントとしてテレビやラジオなどでご活躍の傍ら、
東京・青山にある、英語コミュニケーションスクールのベンチャー企業、
「SparkDojo」の執行役員を務めていらっしゃいます。
──『authentic』
茂木:この「ハーバード・CIA・FBIで学んだ 人の心をつかむ最高の法則」の中で、非常にいいことを書かれてるなと思ったのは、英語で“本当に純粋にそう思っている”とかそういう単語があるんですよね?
REINA:はい。『authentic』。
茂木:“『authentic』が大事だ”と書かれているんですが、これはどういうことでしょうか?
REINA:『authentic』は、“さらけ出す”。相手と仲良くなりたいと思う場合は、 その感情をちゃんと表現する。もし感じない場合は、絶対にどこかでバレるんですよ。「あ、この人、私のことを利用しようとしてるな」とか、「ちょっとフェイクだな」というのが絶対にどこかで見えるので、“まずは感じるところから始めましょう”というのが『authentic』ですね。
茂木:日本だと『建て前と本音』みたいな言い方があるんですが、それとはちょっと違うんですか?
REINA:そうですね。まず皆さんは建て前で話すじゃないですか。誰に対しても初対面の場合は、何かしらの壁がありまして、何かしらの儀式があるんですよね。それは建て前で、日本のカルチャーではいいと思うんですけど、本当に誰かと仲良くなりたい場合は、その建て前は全部なくして本音をぶつけ合わないと深い関係は構築できない、というのが私の考えですね。
茂木:これは長年のご経験と、それから巻末にいろいろ参考文献が書いてありますけども…。これはほとんど我々が読んでる論文と全く同じで! 特に「Journal of Personality and Social Psychology」は我々がしょっちゅう読んでる論文誌なんですけど、たくさん引用されてますね。
REINA:ありがとうございます(笑)。
茂木:大前提の話なんですけど、何でこのテロリズムのことだとか、色んなセキュリティのこととかに、興味を持つようになったんですか?
REINA:小さい頃から、正義感だけは強くて、“医者になりたい”とか、“警察官になりたい”とか…。
茂木:最初は脳神経外科医になりたかったそうですね。
REINA:そうです! “医者になる”というのがひとつの目標だったんですけど、「9.11」が起きて、その後アメリカがものすごく劇的に変わりまして。やっぱり印象的で、「なぜこんなことが起きるんだろう?」とか、「人間の心理」とか「テロリストになるという心理」というのを知りたくて、医学からどんどんテロ対策の世界に行った感じですね。
茂木:あのテロが起こった時は何歳だったんですか?
REINA:13歳ですかね。
茂木:大変ショックな出来事でした?
REINA:そうですね。ニュージャージー出身で、しかも北部の方で、マンハッタン、ハドソン川からも15分のところに住んでいたので。
茂木:じゃあもともとニューヨークから近かったんですね。
REINA:めちゃくちゃ近かったです。もう毎週末行っていたので、すごくショッキングでしたね。あの日はもう忘れられないです。
茂木:それで分野に興味を持って、ブラウン大学・ハーバード大学院で研究をされて。その中で自分を掘り下げていく、ということもあったんですか? “他人の行動を理解する”、ということもあるけど、“そもそも自分というのは”ね。
REINA:そうですね。特にCIAを受けている時は、パーソナリティテストでしたり、そういう分析をされたりとか、心理学者と何回もインタビューをしてアセスメントを貰ったりとか。
CIAのポリシーは“自分を知らなきゃいけない”“自分はどういう人で、自分のポテンシャルは何なのか”“弱点は何なのか。強みは何なのか”というのを深く知る必要があるというものです。なので、その結果とかも全部シェアしてくれるんですよね。
なので、あのCIAを受けていた期間は、本当に“自分は誰なのか”というのがすごく見えましたね。
茂木:REINAさんから見て、今日本の世の中で何かアドバイスすることはあります?
REINA:「コミュニケーションを上手く…」となると、“自己アピールが〜〜”でしたり、“自分の意志を伝える”とか、自分が軸になりがちなんですね。もちろんそれも重要なんですけど、必ずしもその方法が全員に向いているとは限らないので。
例えば、私も自己アピールが苦手な方で、逆に“相手を軸にして、相手の魅力を引き出したりする”ことを得意とするコミュニケーターなので、自分なりのスタイルが絶対にあるんですよね。なので、何かしら型にはまらずに自分なりのコミュニケーションスタイルを見つけるために、ぜひ私の本を読んでください、という(笑)。
茂木:そうですよね。これは、いきなり方程式が出てくるんですよね。
REINA:そうですね。
茂木:すごいですよね。この方程式で色んな要素があって、その要素が自分の強みか・弱みか、とかそこら辺から入る。だからこの本は全部筋が通ってますよね。
REINA:ありがとうございます。そうですね、その方程式を軸として、おっしゃる通り自分の弱点や強みを計算し、“どこを強めればいいのか”、逆に“どこは妥協して捨てればいいのか”というのを明確化できるかな、と思います。
茂木:本当に、「ハーバード・CIA・FBIで学んだ」という、このタイトルに偽りなし! と。
REINA:(笑)。そうですね、実際に学びました。
茂木:最高の内容となっていますので、ぜひ皆さん、お読みください!
■プレゼントのお知らせ
本日のゲスト、REINAさんのご著書、
「ハーバード・CIA・FBIで学んだ 人の心をつかむ最高の法則」に、
REINAさんの直筆サインを入れて、3名さまにプレゼントします!
ご希望の方は、必要事項を明記の上、
メッセージフォームより、ご応募ください。
茂木さんに聞きたい事や相談したい事など、
一緒にを添えていただけると嬉しいです。
尚、当選者の発表は、
商品の発送をもってかえさせていただきます。
たくさんのご応募、お待ちしております。
●ハーバード・CIA・FBIで学んだ 人の心をつかむ最高の法則 / REINA
(Amazon)
●REINA (佐伯玲奈)さん(@ReinaSaiki) 公式Twitter
●REINAさん Official Blog
●REINAさん 公式サイト
REINAさんは、1988年、アメリカ・ニュージャージー州のお生まれです。
2010年12月、ブラウン大学、ハーバード大学院をご卒業されます。
その後、ビル・クリントン事務所や、
インターポール(国際刑事警察機構)にインターンシップとして勤務されました。
2014年に、来日され、芸能事務所、ワタナベエンターテインメントの、
コメディスクールに入学されます。
そして、デンジャーDさんと、お笑いコンビ「セクシーチョコレート」を結成されますが、
2016年に解散。
解散後は、タレントとしてテレビやラジオなどでご活躍の傍ら、
東京・青山にある、英語コミュニケーションスクールのベンチャー企業、
「SparkDojo」の執行役員を務めていらっしゃいます。
──『authentic』
茂木:この「ハーバード・CIA・FBIで学んだ 人の心をつかむ最高の法則」の中で、非常にいいことを書かれてるなと思ったのは、英語で“本当に純粋にそう思っている”とかそういう単語があるんですよね?
REINA:はい。『authentic』。
茂木:“『authentic』が大事だ”と書かれているんですが、これはどういうことでしょうか?
REINA:『authentic』は、“さらけ出す”。相手と仲良くなりたいと思う場合は、 その感情をちゃんと表現する。もし感じない場合は、絶対にどこかでバレるんですよ。「あ、この人、私のことを利用しようとしてるな」とか、「ちょっとフェイクだな」というのが絶対にどこかで見えるので、“まずは感じるところから始めましょう”というのが『authentic』ですね。
茂木:日本だと『建て前と本音』みたいな言い方があるんですが、それとはちょっと違うんですか?
REINA:そうですね。まず皆さんは建て前で話すじゃないですか。誰に対しても初対面の場合は、何かしらの壁がありまして、何かしらの儀式があるんですよね。それは建て前で、日本のカルチャーではいいと思うんですけど、本当に誰かと仲良くなりたい場合は、その建て前は全部なくして本音をぶつけ合わないと深い関係は構築できない、というのが私の考えですね。
茂木:これは長年のご経験と、それから巻末にいろいろ参考文献が書いてありますけども…。これはほとんど我々が読んでる論文と全く同じで! 特に「Journal of Personality and Social Psychology」は我々がしょっちゅう読んでる論文誌なんですけど、たくさん引用されてますね。
REINA:ありがとうございます(笑)。
茂木:大前提の話なんですけど、何でこのテロリズムのことだとか、色んなセキュリティのこととかに、興味を持つようになったんですか?
REINA:小さい頃から、正義感だけは強くて、“医者になりたい”とか、“警察官になりたい”とか…。
茂木:最初は脳神経外科医になりたかったそうですね。
REINA:そうです! “医者になる”というのがひとつの目標だったんですけど、「9.11」が起きて、その後アメリカがものすごく劇的に変わりまして。やっぱり印象的で、「なぜこんなことが起きるんだろう?」とか、「人間の心理」とか「テロリストになるという心理」というのを知りたくて、医学からどんどんテロ対策の世界に行った感じですね。
茂木:あのテロが起こった時は何歳だったんですか?
REINA:13歳ですかね。
茂木:大変ショックな出来事でした?
REINA:そうですね。ニュージャージー出身で、しかも北部の方で、マンハッタン、ハドソン川からも15分のところに住んでいたので。
茂木:じゃあもともとニューヨークから近かったんですね。
REINA:めちゃくちゃ近かったです。もう毎週末行っていたので、すごくショッキングでしたね。あの日はもう忘れられないです。
茂木:それで分野に興味を持って、ブラウン大学・ハーバード大学院で研究をされて。その中で自分を掘り下げていく、ということもあったんですか? “他人の行動を理解する”、ということもあるけど、“そもそも自分というのは”ね。
REINA:そうですね。特にCIAを受けている時は、パーソナリティテストでしたり、そういう分析をされたりとか、心理学者と何回もインタビューをしてアセスメントを貰ったりとか。
CIAのポリシーは“自分を知らなきゃいけない”“自分はどういう人で、自分のポテンシャルは何なのか”“弱点は何なのか。強みは何なのか”というのを深く知る必要があるというものです。なので、その結果とかも全部シェアしてくれるんですよね。
なので、あのCIAを受けていた期間は、本当に“自分は誰なのか”というのがすごく見えましたね。
茂木:REINAさんから見て、今日本の世の中で何かアドバイスすることはあります?
REINA:「コミュニケーションを上手く…」となると、“自己アピールが〜〜”でしたり、“自分の意志を伝える”とか、自分が軸になりがちなんですね。もちろんそれも重要なんですけど、必ずしもその方法が全員に向いているとは限らないので。
例えば、私も自己アピールが苦手な方で、逆に“相手を軸にして、相手の魅力を引き出したりする”ことを得意とするコミュニケーターなので、自分なりのスタイルが絶対にあるんですよね。なので、何かしら型にはまらずに自分なりのコミュニケーションスタイルを見つけるために、ぜひ私の本を読んでください、という(笑)。
茂木:そうですよね。これは、いきなり方程式が出てくるんですよね。
REINA:そうですね。
茂木:すごいですよね。この方程式で色んな要素があって、その要素が自分の強みか・弱みか、とかそこら辺から入る。だからこの本は全部筋が通ってますよね。
REINA:ありがとうございます。そうですね、その方程式を軸として、おっしゃる通り自分の弱点や強みを計算し、“どこを強めればいいのか”、逆に“どこは妥協して捨てればいいのか”というのを明確化できるかな、と思います。
茂木:本当に、「ハーバード・CIA・FBIで学んだ」という、このタイトルに偽りなし! と。
REINA:(笑)。そうですね、実際に学びました。
茂木:最高の内容となっていますので、ぜひ皆さん、お読みください!
■プレゼントのお知らせ
本日のゲスト、REINAさんのご著書、
「ハーバード・CIA・FBIで学んだ 人の心をつかむ最高の法則」に、
REINAさんの直筆サインを入れて、3名さまにプレゼントします!
ご希望の方は、必要事項を明記の上、
メッセージフォームより、ご応募ください。
茂木さんに聞きたい事や相談したい事など、
一緒にを添えていただけると嬉しいです。
尚、当選者の発表は、
商品の発送をもってかえさせていただきます。
たくさんのご応募、お待ちしております。
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