2020年07月18日
今週ゲストにお迎えしたのは、イラストレーターの、Shiomi Wadaさんです。
Shiomi Wadaさんは、1991年、東京都のお生まれです。
玉川大学芸術学部をご卒業後、2013年、イギリスへ留学されます。
趣味でやっていたイラストが、各業界の人の目にとまり、
主に、東京で活動をされていらっしゃいます。
イラストは、人物や動物などの絵を唯一無二のタッチで表現。
現在は、音楽業界やファッション業界を中心に注目を集めていらっしゃいます。
──「なに人なのか」「男か女か」、想像がつかない絵
茂木:Shiomiさんはどういうアーティストに影響を受けてきたんですか?
Wada:あまり詳しくないんですけど、この人の絵を観て「あ、好きだな」と思ったのは、アメリカのアーティストのダニエル・ジョンストンさんと、フランスの画家の方。ふたりは、初めて観た時から絵が好きです。
茂木:ジョンストンさんの絵というのは、どういうところがよろしいんですか?
Wada:やっぱり完璧じゃない感じ。落書きみたいな感じが完璧に好きです(笑)。
茂木:(笑)。“完璧じゃない落書きみたいなんだけど、完璧にいい”というのは何なんですかね? 日本だと一時期、『ヘタウマ』とか『ウマヘタ』とかいうイラストの方がいましたけど、それとも違う気がするんですよね。『下手』とか『上手い』とかではなくて、個性と言うか、その線しかない、というのは、アーティストにとって何なんでしょう?
Wada:好きで描いてたりするものは「良い」と、本人が気に入ってる作品は、いいと思ってくれる人がいるんじゃないかな、と。
茂木:アーティスト本人が「いい」と強く思うものは、どこかにそれを「いい」と思ってくれる人がいるということですか。
それはすごい考え方ですね! どこかに自分と同じ感性を持っている人がいる、と。それは、アーティスト本人が本当に「この絵がいい」と自分で信じられないと駄目ですもんね。
Wada:そう思います。
茂木:自分の感性をそこまで信じられるということは、Shiomiさんは強い人なんですね。どういう時に、「人と同じ世界だな」とか「この人とは話が合う、感性が通じる」と感じられます?
Wada:あまり話さなくても、例えば、歩いていたりして「気持ちいいね」みたいなことが一緒だったりすると、共通点が少なくても「あ、この人好きだな」と思うかもしれないです。
茂木:それは一番大事なところかもしれないですね。僕はそれを聞いていて思ったんですけど、Shiomiさんのイラストは、人間の根本的な感情のところで通じる“心のトンネル”みたいなものを掘ってくれているのかも。「この感じわかる」というか、「こういう人間っているよね」とか言う、そこが繋がるのが素敵なのかな?
東京にいる日本人が描いてると言うより、“地球という村”にいる人の作品みたいな感じがします。
Wada:それは嬉しいです。絵を観た人が、「なに人なのか」「男か女か」、想像がつかない絵になってたら嬉しいな、というのはあります。
茂木:間違いなくなっていると思います。
Wada:ありがとうございます。
茂木:Shiomiさんのお話をうかがって「イラストを観たい」という方は、公式Instagramを観て頂きたいですよね。
Wada:はい。ぜひ観て頂けたらと思います。
茂木:皆さん、何しろ、20とか30とか50描いて、やっとひとつ上げるという、厳選された作品集でございますので。
そして、今Shiomiさんのイラストを身近に感じたいという方は、Tシャツがあるんですか?
Wada:はい! 今、TシャツはBEAMSさんとFREAK'S STOREさんからコラボ商品が販売されているので、検索してみてください(笑)。
茂木:Tシャツ以外だと、雑貨のブランドのCasseliniから、バッグとポーチが出ているということで。
Wada:はい。バッグとポーチ、それぞれ4種類ずつ、結構いろいろなものを描かせて頂いて、それが商品になっています。
茂木:BEAMSからは、スポーツがテーマのものをデザインされているということで、ウエイトリフティングと空手のデザインということで 、スポーツモチーフというのはいいですね。Tシャツのデザインの面白さ、難しさはどうですか?
Wada:Tシャツのデザインは、私にとって難しいです。とっても。自分が着たいなと思えるものを作ることをモットーにしているんですけど、私が普段あまり柄のものを着ないので、だから想像するのが難しいです(笑)。
茂木:だけど、Shiomiさんのイラストのファンにとっては嬉しいでしょうからね。
今後はどういうことをされたいですか?
Wada:今後は展示をしたいです。外国か、日本でも、もっと大きな展示ができるようになれたらいいな、と思います。
茂木:作品数としては、じゅうぶんたくさんあるんですもんね。
Wada:でも、前に展示したものとかはもう一度飾ることをしたことがないので、もっと人に見せられるものを描き溜められたらいいです。
インタビュー後、Shiomiさんから絵のプレゼントが!
茂木さんをイメージして描いてくださったそうです。
絵には、“赤毛のアンと脳、そして、茂木さんの好きな蝶々”…が描かれています。
とてもカワイイ絵を、Shiomiさん、ありがとうございました!
●Shiomi Wadaさん(@shiomiwada)-公式Instagram
↑本日のゲスト、Shiomi Wadaさんの作品は、こちらをご覧ください!
●Shiomi Wadaさん 公式サイト
↑様々なファッションブランドとのコラボ商品を販売中!
詳しくは、公式サイトをご覧ください。
(※人気アイテムなので、完売している場合がございます。ご了承ください。)
Shiomi Wadaさんは、1991年、東京都のお生まれです。
玉川大学芸術学部をご卒業後、2013年、イギリスへ留学されます。
趣味でやっていたイラストが、各業界の人の目にとまり、
主に、東京で活動をされていらっしゃいます。
イラストは、人物や動物などの絵を唯一無二のタッチで表現。
現在は、音楽業界やファッション業界を中心に注目を集めていらっしゃいます。
──「なに人なのか」「男か女か」、想像がつかない絵
茂木:Shiomiさんはどういうアーティストに影響を受けてきたんですか?
Wada:あまり詳しくないんですけど、この人の絵を観て「あ、好きだな」と思ったのは、アメリカのアーティストのダニエル・ジョンストンさんと、フランスの画家の方。ふたりは、初めて観た時から絵が好きです。
茂木:ジョンストンさんの絵というのは、どういうところがよろしいんですか?
Wada:やっぱり完璧じゃない感じ。落書きみたいな感じが完璧に好きです(笑)。
茂木:(笑)。“完璧じゃない落書きみたいなんだけど、完璧にいい”というのは何なんですかね? 日本だと一時期、『ヘタウマ』とか『ウマヘタ』とかいうイラストの方がいましたけど、それとも違う気がするんですよね。『下手』とか『上手い』とかではなくて、個性と言うか、その線しかない、というのは、アーティストにとって何なんでしょう?
Wada:好きで描いてたりするものは「良い」と、本人が気に入ってる作品は、いいと思ってくれる人がいるんじゃないかな、と。
茂木:アーティスト本人が「いい」と強く思うものは、どこかにそれを「いい」と思ってくれる人がいるということですか。
それはすごい考え方ですね! どこかに自分と同じ感性を持っている人がいる、と。それは、アーティスト本人が本当に「この絵がいい」と自分で信じられないと駄目ですもんね。
Wada:そう思います。
茂木:自分の感性をそこまで信じられるということは、Shiomiさんは強い人なんですね。どういう時に、「人と同じ世界だな」とか「この人とは話が合う、感性が通じる」と感じられます?
Wada:あまり話さなくても、例えば、歩いていたりして「気持ちいいね」みたいなことが一緒だったりすると、共通点が少なくても「あ、この人好きだな」と思うかもしれないです。
茂木:それは一番大事なところかもしれないですね。僕はそれを聞いていて思ったんですけど、Shiomiさんのイラストは、人間の根本的な感情のところで通じる“心のトンネル”みたいなものを掘ってくれているのかも。「この感じわかる」というか、「こういう人間っているよね」とか言う、そこが繋がるのが素敵なのかな?
東京にいる日本人が描いてると言うより、“地球という村”にいる人の作品みたいな感じがします。
Wada:それは嬉しいです。絵を観た人が、「なに人なのか」「男か女か」、想像がつかない絵になってたら嬉しいな、というのはあります。
茂木:間違いなくなっていると思います。
Wada:ありがとうございます。
茂木:Shiomiさんのお話をうかがって「イラストを観たい」という方は、公式Instagramを観て頂きたいですよね。
Wada:はい。ぜひ観て頂けたらと思います。
茂木:皆さん、何しろ、20とか30とか50描いて、やっとひとつ上げるという、厳選された作品集でございますので。
そして、今Shiomiさんのイラストを身近に感じたいという方は、Tシャツがあるんですか?
Wada:はい! 今、TシャツはBEAMSさんとFREAK'S STOREさんからコラボ商品が販売されているので、検索してみてください(笑)。
茂木:Tシャツ以外だと、雑貨のブランドのCasseliniから、バッグとポーチが出ているということで。
Wada:はい。バッグとポーチ、それぞれ4種類ずつ、結構いろいろなものを描かせて頂いて、それが商品になっています。
茂木:BEAMSからは、スポーツがテーマのものをデザインされているということで、ウエイトリフティングと空手のデザインということで 、スポーツモチーフというのはいいですね。Tシャツのデザインの面白さ、難しさはどうですか?
Wada:Tシャツのデザインは、私にとって難しいです。とっても。自分が着たいなと思えるものを作ることをモットーにしているんですけど、私が普段あまり柄のものを着ないので、だから想像するのが難しいです(笑)。
茂木:だけど、Shiomiさんのイラストのファンにとっては嬉しいでしょうからね。
今後はどういうことをされたいですか?
Wada:今後は展示をしたいです。外国か、日本でも、もっと大きな展示ができるようになれたらいいな、と思います。
茂木:作品数としては、じゅうぶんたくさんあるんですもんね。
Wada:でも、前に展示したものとかはもう一度飾ることをしたことがないので、もっと人に見せられるものを描き溜められたらいいです。
インタビュー後、Shiomiさんから絵のプレゼントが!
茂木さんをイメージして描いてくださったそうです。
絵には、“赤毛のアンと脳、そして、茂木さんの好きな蝶々”…が描かれています。
とてもカワイイ絵を、Shiomiさん、ありがとうございました!
●Shiomi Wadaさん(@shiomiwada)-公式Instagram
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(※人気アイテムなので、完売している場合がございます。ご了承ください。)