2020年07月11日
今週ゲストにお迎えしたのは、イラストレーターの、Shiomi Wadaさんです。
Shiomi Wadaさんは、1991年、東京都のお生まれです。
玉川大学芸術学部をご卒業後、2013年、イギリスへ留学されます。
趣味でやっていたイラストが、各業界の人の目にとまり、
主に、東京で活動をされていらっしゃいます。
イラストは、人物や動物などの絵を唯一無二のタッチで表現。
現在は、音楽業界やファッション業界を中心に注目を集めていらっしゃいます。
──唯一無二のタッチ
茂木:芸術学部に行かれる方はアーティスト志望の方が多いと思うんですけど、玉川大学の芸術学部に入った時点では、将来アーティストになろうと思われていたんですか?
Wada:思ってなかったです。アーティストはなりたくてなれるものではないなと思っていたし、人に絵を見せるというのもちょっと抵抗がありましたし、ただ好きだから学んでたんですけど…。だから今はありがたいです。嬉しいです。
茂木:Shiomiさんの公式Instagramのイラストの数々は、確立された世界観なのですごいな、と思うんです。なかなかこうはなれないなと思うんですが、素晴らしいですよね。
Wada:そう言って頂いて光栄です。
茂木:留学されていたのはイギリス。ロンドンですか?
Wada:いえ、ロンドンではなくて、もっと南の田舎の、ルイスという小さな田舎町です(笑)。そこに1年間いました。
茂木:普通“アートで留学”と言うとロンドンかな、と思ってしまうんですが、なんでそこに行かれたんですか?
Wada:本当はロンドンに行きたかったんです。大学の時に、夏の1ヶ月だけロンドン研修があって、その時初めてイギリスに行って、すごく好きになったんです。
「また絶対に行きたい」と思って、卒業してからアルバイトのお金で行ったんですけど、ロンドンは高すぎて行けなくて…(笑)。ちょっと節約して田舎町を選んだんですけど、逆に良かったなと、今では思います。
茂木:ルイスという街にいて、何をされていたんですか?
Wada:語学を学びに行ってたんです。語学の授業と、アートコースは週に1回だけ取っていて、あとは本当にゆっくり時間が過ぎるのを待つ、という(笑)。
茂木:Shiomiさんのイラストは英語の使い方がすごく印象的ですが、これは留学時代にインスピレーションを受けられたのかなぁ。
Wada:そうかなぁ、と思います。その時に英語を少し学んだので、何となく英語のニュアンスも分かりつつ…、という感じです。
茂木:色使いはどうですか? 非常に色使いが素敵なんですけども、ご自身では、この色使いというのはどこから…?
Wada:色使いは、今まで描いた絵をいっぱい纏めてみると「すごくカラフル」とよく言われるんですが…。ひとつの絵だけでイメージして色は塗るんですけど、結果的にカラフルになっていて、「あ、カラフルになってる!」みたいな(笑)。そんな意識してカラフルにしているわけではないんです。
茂木:本当に『唯一無二のタッチ』と言われてるわけなんですけど、この線というのはどこから来てるんですかね?
Wada:あんまりデッサンとかはそんなにすごく上手くないので、そのお陰であんまり綺麗じゃない線が、「逆にいい」と言ってくれる人もいるかと思います…(笑)。
茂木:日本だと美大に行く時には予備校でデッサンをやって、というイメージがありますけど、そうすると何となくみんな同じような絵になってしまうから…。逆に言うと、この線は、子どもの頃から描いてきた絵なんですかね?
Wada:そうかもしれないです。
茂木:ピカソなんかは、「ずっと子供のように描けたら最高だ」と言ってますけど、まさにShiomiさんの絵はそれを実現してますもんね。
Wada:それは嬉しいです。私もそれはいい言葉だなと思ってます。
茂木:あと、人間が本当によく魅力的に描かれているんですけど、この方々はどこから出てきているんですか?
Wada:イメージする人がいたりいなかったり、妄想の人だったり。でも知り合いとか友達ではなくて、“あの時駅にいた、ちょっと変な人”とか(笑)、そういう人を思い出して描いたり、イメージしたりしなかったり…。
茂木:そうなんですね。すごくないですか!? こういう形で素晴らしいイラストを描いていたから、いろんな方の目に留まって、今もお仕事をされるようになって行ったんですね。
Shiomi Wadaさんの絵
●Shiomi Wadaさん(@shiomiwada)-公式Instagram
↑本日のゲスト、Shiomi Wadaさんの作品は、こちらをご覧ください!
●Shiomi Wadaさん 公式サイト
↑様々なファッションブランドとのコラボ商品を販売中!
詳しくは、公式サイトをご覧ください。
(※人気アイテムなので、完売している場合がございます。ご了承ください。)
Shiomi Wadaさんは、1991年、東京都のお生まれです。
玉川大学芸術学部をご卒業後、2013年、イギリスへ留学されます。
趣味でやっていたイラストが、各業界の人の目にとまり、
主に、東京で活動をされていらっしゃいます。
イラストは、人物や動物などの絵を唯一無二のタッチで表現。
現在は、音楽業界やファッション業界を中心に注目を集めていらっしゃいます。
──唯一無二のタッチ
茂木:芸術学部に行かれる方はアーティスト志望の方が多いと思うんですけど、玉川大学の芸術学部に入った時点では、将来アーティストになろうと思われていたんですか?
Wada:思ってなかったです。アーティストはなりたくてなれるものではないなと思っていたし、人に絵を見せるというのもちょっと抵抗がありましたし、ただ好きだから学んでたんですけど…。だから今はありがたいです。嬉しいです。
茂木:Shiomiさんの公式Instagramのイラストの数々は、確立された世界観なのですごいな、と思うんです。なかなかこうはなれないなと思うんですが、素晴らしいですよね。
Wada:そう言って頂いて光栄です。
茂木:留学されていたのはイギリス。ロンドンですか?
Wada:いえ、ロンドンではなくて、もっと南の田舎の、ルイスという小さな田舎町です(笑)。そこに1年間いました。
茂木:普通“アートで留学”と言うとロンドンかな、と思ってしまうんですが、なんでそこに行かれたんですか?
Wada:本当はロンドンに行きたかったんです。大学の時に、夏の1ヶ月だけロンドン研修があって、その時初めてイギリスに行って、すごく好きになったんです。
「また絶対に行きたい」と思って、卒業してからアルバイトのお金で行ったんですけど、ロンドンは高すぎて行けなくて…(笑)。ちょっと節約して田舎町を選んだんですけど、逆に良かったなと、今では思います。
茂木:ルイスという街にいて、何をされていたんですか?
Wada:語学を学びに行ってたんです。語学の授業と、アートコースは週に1回だけ取っていて、あとは本当にゆっくり時間が過ぎるのを待つ、という(笑)。
茂木:Shiomiさんのイラストは英語の使い方がすごく印象的ですが、これは留学時代にインスピレーションを受けられたのかなぁ。
Wada:そうかなぁ、と思います。その時に英語を少し学んだので、何となく英語のニュアンスも分かりつつ…、という感じです。
茂木:色使いはどうですか? 非常に色使いが素敵なんですけども、ご自身では、この色使いというのはどこから…?
Wada:色使いは、今まで描いた絵をいっぱい纏めてみると「すごくカラフル」とよく言われるんですが…。ひとつの絵だけでイメージして色は塗るんですけど、結果的にカラフルになっていて、「あ、カラフルになってる!」みたいな(笑)。そんな意識してカラフルにしているわけではないんです。
茂木:本当に『唯一無二のタッチ』と言われてるわけなんですけど、この線というのはどこから来てるんですかね?
Wada:あんまりデッサンとかはそんなにすごく上手くないので、そのお陰であんまり綺麗じゃない線が、「逆にいい」と言ってくれる人もいるかと思います…(笑)。
茂木:日本だと美大に行く時には予備校でデッサンをやって、というイメージがありますけど、そうすると何となくみんな同じような絵になってしまうから…。逆に言うと、この線は、子どもの頃から描いてきた絵なんですかね?
Wada:そうかもしれないです。
茂木:ピカソなんかは、「ずっと子供のように描けたら最高だ」と言ってますけど、まさにShiomiさんの絵はそれを実現してますもんね。
Wada:それは嬉しいです。私もそれはいい言葉だなと思ってます。
茂木:あと、人間が本当によく魅力的に描かれているんですけど、この方々はどこから出てきているんですか?
Wada:イメージする人がいたりいなかったり、妄想の人だったり。でも知り合いとか友達ではなくて、“あの時駅にいた、ちょっと変な人”とか(笑)、そういう人を思い出して描いたり、イメージしたりしなかったり…。
茂木:そうなんですね。すごくないですか!? こういう形で素晴らしいイラストを描いていたから、いろんな方の目に留まって、今もお仕事をされるようになって行ったんですね。
Shiomi Wadaさんの絵
●Shiomi Wadaさん(@shiomiwada)-公式Instagram
↑本日のゲスト、Shiomi Wadaさんの作品は、こちらをご覧ください!
●Shiomi Wadaさん 公式サイト
↑様々なファッションブランドとのコラボ商品を販売中!
詳しくは、公式サイトをご覧ください。
(※人気アイテムなので、完売している場合がございます。ご了承ください。)