Dream Heart(ドリームハート)

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REPORT 最新のオンエアレポート

Dream HEART vol.337 ハンドキャリー・プロバックパッカー 片岡恭子さん

2019年09月14日

今週ゲストにお迎えしたのは、先週に引き続き
講談社から『食べた! 見た! 死にかけた! 「運び屋女子」一人旅』を発売された
ハンドキャリー・プロバックパッカーの片岡恭子さんです。

1968年京都府生まれ。
同志社大学文学研究科修士課程を修了後、同志社大学の図書館の司書さんとして勤められた後に、
スペインのコンプルテンセ大学に留学して、その後、中南米を3年にわたって放浪されました。

帰国後、偶然手にした職業ハンドキャリーが話題となってテレビや雑誌など様々なメディアに取り上げられて、現在に至ります。


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──幸せにできる範囲

茂木:片岡さんは、いろいろな国を見て歩いて来たわけですけども。
スペイン語が堪能ということで、中南米を旅するときはかなり助けになったんだろうなと思います。

片岡:はい。

茂木:今、若い世代が外国へ行くときに構えちゃうところがあると思うんですよ。
語学力は、無くても何とかなるものですか?

片岡:無くても何とかなるようにしないと、どこの国でも行けないですよ(笑)。
例えばベトナムへ行くにあたって、ベトナム語を勉強していくのか?という話ですよね。
いちいち、そこの国の言葉を勉強しないといけないんだったら、どこも行けないよってことですよね。

茂木:それも気にしなくていいよと。

片岡:それよりは、誠意を尽くして相手とコミュニケーションをとる方法を考えた方がいいと思います。

茂木:経験値がすごいですよね。
旅するということに関して、若い世代にどういうことをお勧めしますか?

片岡:普通に行って、美味しい物を食べて、世界遺産を見てくるのも良いと言えば、良いですけど。
その国の歴史や文化を勉強してから行くと、見えてくるものが変わってくると思います。
だから、関心のある国に行かれる場合は、歴史や国の成り立ち、“どういう民族の人が、どういう言葉を喋っているのか”とか、そういったことを勉強してから行った方が、様々なものがもっと深く見えてくるのではないかなと思います。

茂木:片岡さんご自身はそのようにされているんですか?

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片岡:もともと民俗学の本や、文化人類学の本を読むのがすごく好きなので。

茂木:観光して帰って来るだけじゃなくて、その国と出会うというか…。

片岡:美味しい物を食べて、綺麗な物を見て帰ってくるだけよりも、もうちょっと深く知れた方が面白いかなと思います。
人それぞれですね「美味しい物を食べて帰って来たらそれでいいんだ」という人は、それでいいと思うので。

茂木:多くの方がそういった外国の経験をすることが、これからの日本、世界にとって大事だと思います。
ぜひ皆さん、片岡京子さんの『食べた! 見た! 死にかけた! 「運び屋女子」一人旅』を読んでいただきたいですね。
元気になるような黄色の表紙で、本作りにも愛を感じますね。
これを読むと“旅行してみようかな”という気になりますよね。

片岡:ぜひ、行ってください。

茂木:この番組は夢がテーマなんですけど、片岡さんの夢は何でしょうか?

片岡:具体的に“こういうことしたい”とか、“こういう国に行きたい”とか、そういうのは全然無くて。
どこでも“住めば都”という事がよく分かったので、どこでもストレスなく幸せに暮らしたいです(笑)。

茂木:日本に限らず?

片岡:今いる場所の周囲の人を、自分が幸せにできたらいいかなと思います。
そして、幸せに出来る範囲を広げていけたらいいかなという感じはしますね。

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■プレゼントのお知らせ

今夜のゲスト、ハンドキャリー、プロバックパッカー、片岡恭子さんのご著書、
『食べた! 見た! 死にかけた! 「運び屋女子」一人旅』を、
片岡さんのサインを入れて、3名さまにプレゼントいたします。

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ご希望の方は、必要事項を明記の上、
メッセージフォームより、ご応募ください。

尚、当選者の発表は、
商品の発送をもってかえさせていただきます。
たくさんのご応募、お待ちしております。



●『食べた! 見た! 死にかけた! 「運び屋女子」一人旅』(講談社)

(Amazon)



片岡恭子さんのブログ「秘境散歩」



片岡恭子さん
(@kiokitok) ·Twitter



来週は、人生でそう聞けない歌声、『ハイ・コロラトゥーラ』の持ち主でいらっしゃる
ソプラノ歌手、田中彩子さんをお迎えしてお送りいたします。
お楽しみに!