2019年04月27日
今週ゲストにお迎えしたのは、"歩くパワースポット”と呼ばれ話題を集めています、湘南乃風のSHOCK EYEさんです。
1976年 神奈川県ご出身。
RED RICE、若旦那、HAN-KUNと共に湘南乃風を結成されました。
2003年 アルバム『湘南乃風 〜Real Riders〜』でデビュー、現在までに19枚のシングルと7作のアルバム、ベスト盤2タイトルをリリースされています。
2011年にはポルノグラフィティの新藤晴一さん、サウンドクリエーターの篤志さんとTHE 野党を結成。
近年は、℃-uteやジャニーズ WEST、YouTuberのFischer’sなど、幅広いジャンルのアーティストに楽曲提供を行っています。
そして、4月5日に講談社から『歩くパワースポットと呼ばれた僕の大切にしている小さな習慣』を発売されました。
今週は、著書『歩くパワースポットと呼ばれた僕の大切にしている小さな習慣』ついてお話を伺いました。
──メッセンジャーとしての役目
茂木:元々、ゲッターズ飯田さんに”歩くパワースポット”と言われたことでご自身が変わっていったということなんですけど、これってすごいことですよね。
SHOCK EYE:最初は楽しんでいたところが強いですね。占いの結果が楽しくて友達に話したんですけど、その後から少しずつ反響みたいなのがあって。
怖かったというよりもびっくりして、ちゃんとしなきゃな。みたいな気持ちになったんですよ。
ちゃんと期待に応えないとダメだなっていうか、自分を信じてくれて待ち受けにしたのに「全然良いことなかったよ」って言われるのがショックになってきたというか。
なので、自分の生活とか自分の言葉とか、そういうのをちゃんとしようと思ったんです。
嘘をつかない、誤魔化さない、ずるしないとか…。後は神社に行ったり。できることからやろうかなと思ってそういうことを5、6年前から続けています。
でも、自分自身も心が整っていく感覚があったので、これはいいなと思って続けてるんですけど、最初は”歩くパワースポット”っていう言葉に潰されないように、自分の生活を改めるきっかけになったかなと思っています。
茂木:その時まで占いに特に関心があったわけでもないし、自分がそういう存在だとも思ってなかったのが、ゲッターズさんの一言で、ある意味では新しい自分が目覚めたような感じですね。
SHOCK EYE:そうですね!
茂木:元々、SHOCK EYEさんはご自身で作られる楽曲でみんなが元気になったりとか、生活が前向きになったりと、
アーティストとしての良い影響があったと思うんですけど、それに加わって、歩くパワースポットというのが出てきたってことですよね。
SHOCK EYE:自分はあまり非科学的なものは信じない方なんですけど、何周も何周も考えていると、誰かが僕をきっかけにすごくポジティブな気持ちになれることで、
普段気づけない幸せとか、新たな気づきとかに気づける存在だっていうことは間違いなくあって。それが自分の中で湘南乃風として音楽で人にそうやって何か気付かせて、前向きにさせてきた役目っていうものが自分の中で繋がってきていて。
これが自分の役目なのかなと思って、ちゃんとその言葉を受け入れて。それに見合うような、本当の歩くパワースポットになっていこうっていう思いが自分の中に芽生えたっていうのはありましたね。
茂木:今回、講談社から出された本『歩くパワースポットと呼ばれた僕の大切にしている小さな習慣』の中では、いろんな小さな習慣が書かれていますよね。
SHOCK EYE:はい。お守りはいろいろ持っていて、初詣とかでお守りをいただいてくるじゃないですか。
それを粗末にしているのも違うなと思ったので、お札とかも神棚に祀ろうって思って。で、神社に行こう、氏神様の所に行こうって思って実際に行くと、単純に気持ちいいですし、
そこにまつわる歴史を勉強したくなって、それこそ日本書紀や古事記みたいなのを分かりやすい漫画になっているやつとかで読んだりして。
そうすると、こことここは関わりがあるから、今度はこっちの神社に行ってみたいな、みたいな感じで全国いろんなところに行くようになったんです。いただいたお守りはお守りポーチに入れて持ち歩くようにしたりとか、神棚のところに置いて置いたりとかはしてます。
茂木:神棚がネットで買えるっていうのは知りませんでしたね。
SHOCK EYE:買えるんですよ!僕も最初わからなくて、1日でも早くクローゼットの中にある御札をどうにかしたいと思って。
最初はタンスの高いところに置いていたんですけど、調べたら神棚が売っていたので買って。伊勢神宮に行ったときに頂けるんですよ。今はそれに変えて、今もずっとそれを使ってますね。
茂木:みなさんもやろうと思えば実行できますね。
SHOCK EYE:簡単にできます!
茂木:本の中では、幼少期とか学生時代のことが書かれているんですけど、かなり厳しいご家庭だったんですよね。
SHOCK EYE:そうですね。厳しいことは何となくわかってたんですけど、話すとみんながびっくりしますね。武士の家だったので、マナーや行儀のこととか、自分の家の話とかは結構頻繁にされていたし、家の中には甲冑とか刀とか馬の鎧があったり…。普通の家なんですけど、そういうものがあるんですよ。
茂木:いつでも合戦に出られますね!
SHOCK EYE:そうですそうです(笑)。なので、そういう話は結構身近にありましたね。
茂木:そして、高校の時はいろいろ大変なことがあったということなんですけど…。
SHOCK EYE:はい。家が厳しかったので、中学ぐらいからちょっとグレるというか、そういう方向に行ったんですけど、
茂木:大変な進学校に行きつつも、グレてしまったと。
SHOCK EYE:中学ぐらいまでは全く疑問がなかったんですね。進学塾に通って普通に勉強もしてたし、成績も良かったので褒めてもらえるのが嬉しくて勉強にどっぷりハマってたんです。
中学受験をして希望のところに入れて、高校に通ってたんですけど、エンドレスに続いていく感じとか、兄が受験失敗してるのであまりお祝いをしてもらえなかったりとか、入学祝いにもらったものが英和辞典と和英辞典でズッコケたり…(笑)。
学校に入ったら入ったで、すごい競争があるんですよ。
クラスの順位も全部出るのでだんだんよく分からなくなってきて、興味を惹かれるものがどんどん変わっていって…っていう感じですかね。
茂木:本を読んでると、大変なことがあった時に厳しいだけだと思ってたお父さんが、実は一番動いてくれていたと書かれていますよね。
SHOCK EYE:そうですね。父親との関わりの中で、何度か自分の中で窮地があったときに助けてくれた思い出っていうのがすごく鮮明に残ってて。
長い人生の中でほんの数分かもしれないけど、そのシーンは覚えているんです。自分も今は父親になったんですけど、長い時間一緒にいるよりは、そういう風に体を張って守ってくれるシーンっていうのを自分も作っていきたいなって今でも思っています。
茂木:辛いこととか苦しいことがあった時にそれを乗り越えた経験がある方って、カリスマ性とかそういうものになっていくと思うんですけど、ひょっとしたらゲッターズさんはそこを(SHOCK EYEさんの中に)見たんじゃないかな。
でも、この本を読む限り、かなり大変だったんですね。
SHOCK EYE:当時って僕みたいな環境の人も多かったと思うんですよね。
良い学校に入って、良い大学を出て、良い会社に就職するのが一つの成功で。自分の父親とかも、そういう会社員をずっとやってきていて、子供に苦労させまいと、すごくストリクトにやったんだけど、それがちょっと前のめりになりすぎちゃったというか…。
期待を込めすぎちゃってっていうのは、自分がいま、父親になって感じることもあるし、何も恨んでもいないし、しょうがないなって思えてるんですけど、
同じ経験を今でもしている人の役に立つんだったら、是非参考にしてもらえたらなって思います。この本を書いていて、自分の役目みたいなものが少しずつだけど新しく見えてきたのはありましたね。
●湘南乃風OFFICIAL WEB SITE
●SHOCK EYEさん(@SHOCK_EYE_) - Twitter
●SHOCK EYEさん
(@shockeye_official) • Instagram
●歩くパワースポットと呼ばれた僕の大切にしている小さな習慣 / 湘南乃風
SHOCK EYE (著)
(Amazon)
1976年 神奈川県ご出身。
RED RICE、若旦那、HAN-KUNと共に湘南乃風を結成されました。
2003年 アルバム『湘南乃風 〜Real Riders〜』でデビュー、現在までに19枚のシングルと7作のアルバム、ベスト盤2タイトルをリリースされています。
2011年にはポルノグラフィティの新藤晴一さん、サウンドクリエーターの篤志さんとTHE 野党を結成。
近年は、℃-uteやジャニーズ WEST、YouTuberのFischer’sなど、幅広いジャンルのアーティストに楽曲提供を行っています。
そして、4月5日に講談社から『歩くパワースポットと呼ばれた僕の大切にしている小さな習慣』を発売されました。
今週は、著書『歩くパワースポットと呼ばれた僕の大切にしている小さな習慣』ついてお話を伺いました。
──メッセンジャーとしての役目
茂木:元々、ゲッターズ飯田さんに”歩くパワースポット”と言われたことでご自身が変わっていったということなんですけど、これってすごいことですよね。
SHOCK EYE:最初は楽しんでいたところが強いですね。占いの結果が楽しくて友達に話したんですけど、その後から少しずつ反響みたいなのがあって。
怖かったというよりもびっくりして、ちゃんとしなきゃな。みたいな気持ちになったんですよ。
ちゃんと期待に応えないとダメだなっていうか、自分を信じてくれて待ち受けにしたのに「全然良いことなかったよ」って言われるのがショックになってきたというか。
なので、自分の生活とか自分の言葉とか、そういうのをちゃんとしようと思ったんです。
嘘をつかない、誤魔化さない、ずるしないとか…。後は神社に行ったり。できることからやろうかなと思ってそういうことを5、6年前から続けています。
でも、自分自身も心が整っていく感覚があったので、これはいいなと思って続けてるんですけど、最初は”歩くパワースポット”っていう言葉に潰されないように、自分の生活を改めるきっかけになったかなと思っています。
茂木:その時まで占いに特に関心があったわけでもないし、自分がそういう存在だとも思ってなかったのが、ゲッターズさんの一言で、ある意味では新しい自分が目覚めたような感じですね。
SHOCK EYE:そうですね!
茂木:元々、SHOCK EYEさんはご自身で作られる楽曲でみんなが元気になったりとか、生活が前向きになったりと、
アーティストとしての良い影響があったと思うんですけど、それに加わって、歩くパワースポットというのが出てきたってことですよね。
SHOCK EYE:自分はあまり非科学的なものは信じない方なんですけど、何周も何周も考えていると、誰かが僕をきっかけにすごくポジティブな気持ちになれることで、
普段気づけない幸せとか、新たな気づきとかに気づける存在だっていうことは間違いなくあって。それが自分の中で湘南乃風として音楽で人にそうやって何か気付かせて、前向きにさせてきた役目っていうものが自分の中で繋がってきていて。
これが自分の役目なのかなと思って、ちゃんとその言葉を受け入れて。それに見合うような、本当の歩くパワースポットになっていこうっていう思いが自分の中に芽生えたっていうのはありましたね。
茂木:今回、講談社から出された本『歩くパワースポットと呼ばれた僕の大切にしている小さな習慣』の中では、いろんな小さな習慣が書かれていますよね。
SHOCK EYE:はい。お守りはいろいろ持っていて、初詣とかでお守りをいただいてくるじゃないですか。
それを粗末にしているのも違うなと思ったので、お札とかも神棚に祀ろうって思って。で、神社に行こう、氏神様の所に行こうって思って実際に行くと、単純に気持ちいいですし、
そこにまつわる歴史を勉強したくなって、それこそ日本書紀や古事記みたいなのを分かりやすい漫画になっているやつとかで読んだりして。
そうすると、こことここは関わりがあるから、今度はこっちの神社に行ってみたいな、みたいな感じで全国いろんなところに行くようになったんです。いただいたお守りはお守りポーチに入れて持ち歩くようにしたりとか、神棚のところに置いて置いたりとかはしてます。
茂木:神棚がネットで買えるっていうのは知りませんでしたね。
SHOCK EYE:買えるんですよ!僕も最初わからなくて、1日でも早くクローゼットの中にある御札をどうにかしたいと思って。
最初はタンスの高いところに置いていたんですけど、調べたら神棚が売っていたので買って。伊勢神宮に行ったときに頂けるんですよ。今はそれに変えて、今もずっとそれを使ってますね。
茂木:みなさんもやろうと思えば実行できますね。
SHOCK EYE:簡単にできます!
茂木:本の中では、幼少期とか学生時代のことが書かれているんですけど、かなり厳しいご家庭だったんですよね。
SHOCK EYE:そうですね。厳しいことは何となくわかってたんですけど、話すとみんながびっくりしますね。武士の家だったので、マナーや行儀のこととか、自分の家の話とかは結構頻繁にされていたし、家の中には甲冑とか刀とか馬の鎧があったり…。普通の家なんですけど、そういうものがあるんですよ。
茂木:いつでも合戦に出られますね!
SHOCK EYE:そうですそうです(笑)。なので、そういう話は結構身近にありましたね。
茂木:そして、高校の時はいろいろ大変なことがあったということなんですけど…。
SHOCK EYE:はい。家が厳しかったので、中学ぐらいからちょっとグレるというか、そういう方向に行ったんですけど、
茂木:大変な進学校に行きつつも、グレてしまったと。
SHOCK EYE:中学ぐらいまでは全く疑問がなかったんですね。進学塾に通って普通に勉強もしてたし、成績も良かったので褒めてもらえるのが嬉しくて勉強にどっぷりハマってたんです。
中学受験をして希望のところに入れて、高校に通ってたんですけど、エンドレスに続いていく感じとか、兄が受験失敗してるのであまりお祝いをしてもらえなかったりとか、入学祝いにもらったものが英和辞典と和英辞典でズッコケたり…(笑)。
学校に入ったら入ったで、すごい競争があるんですよ。
クラスの順位も全部出るのでだんだんよく分からなくなってきて、興味を惹かれるものがどんどん変わっていって…っていう感じですかね。
茂木:本を読んでると、大変なことがあった時に厳しいだけだと思ってたお父さんが、実は一番動いてくれていたと書かれていますよね。
SHOCK EYE:そうですね。父親との関わりの中で、何度か自分の中で窮地があったときに助けてくれた思い出っていうのがすごく鮮明に残ってて。
長い人生の中でほんの数分かもしれないけど、そのシーンは覚えているんです。自分も今は父親になったんですけど、長い時間一緒にいるよりは、そういう風に体を張って守ってくれるシーンっていうのを自分も作っていきたいなって今でも思っています。
茂木:辛いこととか苦しいことがあった時にそれを乗り越えた経験がある方って、カリスマ性とかそういうものになっていくと思うんですけど、ひょっとしたらゲッターズさんはそこを(SHOCK EYEさんの中に)見たんじゃないかな。
でも、この本を読む限り、かなり大変だったんですね。
SHOCK EYE:当時って僕みたいな環境の人も多かったと思うんですよね。
良い学校に入って、良い大学を出て、良い会社に就職するのが一つの成功で。自分の父親とかも、そういう会社員をずっとやってきていて、子供に苦労させまいと、すごくストリクトにやったんだけど、それがちょっと前のめりになりすぎちゃったというか…。
期待を込めすぎちゃってっていうのは、自分がいま、父親になって感じることもあるし、何も恨んでもいないし、しょうがないなって思えてるんですけど、
同じ経験を今でもしている人の役に立つんだったら、是非参考にしてもらえたらなって思います。この本を書いていて、自分の役目みたいなものが少しずつだけど新しく見えてきたのはありましたね。
●湘南乃風OFFICIAL WEB SITE
●SHOCK EYEさん(@SHOCK_EYE_) - Twitter
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●歩くパワースポットと呼ばれた僕の大切にしている小さな習慣 / 湘南乃風
SHOCK EYE (著)
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