2018年12月15日
今週ゲストにお迎えしたのは、先週に引き続き、
シンガーソングライターのナオト・インティライミさんです。
ナオト・インティライミさんは、三重県生まれ、千葉県育ち。
世界一周66カ国を一人で渡り歩き、各地でLIVEを行い、
世界の音楽と文化を体感しました。
自らのソロ活動の他、コーラス&ギターとして、
Mr.Childrenのツアーサポートメンバーに抜擢され、知名度を上げていき、
2010年にメジャーデビュー。
「タカラモノ〜この声がなくなるまで〜」、「今のキミを忘れない」では、
100万ダウンロードを超えるヒットを記録し、紅白歌合戦に出演。
2015年にリリースした、初のベストアルバム「THE BEST!」が20万枚のヒット、
年末には京セラドーム大阪公演を成功させています。
その後も、人気を確立していくも、2017年、
もう一度自分の原点に戻るための旅に出ると宣言し、世界19ヵ国の旅を経て、
7月10日のスペシャルLIVE「ナオトの日」にて完全復活。
そして、12月12日(水)に7枚目のアルバム「7」をリリースされました。
今週は、最新アルバムのお話しや、ナオトさんのこれからの夢について伺っていきます。
──ラテンマーケットへの挑戦
茂木:アルバム「7」のリリース、おめでとうございます!
2年ぶりということですが、これだけ楽曲のクオリティを揃えてくるってすごくないですか?
ナオト:実は、アルバムに入っている数の倍くらい完成している曲がありまして、アルバムを作った記憶がないと言いますか、気がついたら出来ていたという…。
茂木:アルバムを作るというよりは、楽曲を作っていたらアルバムが作れるぐらいのものがあったということなんですね。
そして、ナオトさんは大学在学中に1回メジャーデビューされたんですが、その後に515日間かけて28カ国を旅行されたそうですね。
ナオト:そうですね。1回デビューするも鳴かず飛ばずで、そこから引きこもるんです。
茂木:えっ! 引きこもったんですか!
ナオト:亀戸の団地に一人で8ヶ月間引きこもってたんです。親の電話も友達の電話も一切出ないような8ヶ月間がありました。
このままだとさすがにいけないな、と思って「自分の夢って何だっけ」と思い返したところ、いつかはワールドツアーをしたいという大それた夢物語の下見というか、ロケハンに行こうってことでギター1本持って7ヶ月のつもりで出たら、うっかり一年半の世界一周の旅になっちゃったという。
茂木:現地のミュージシャンに音楽活動しないか誘われたりしたっていう話も聞いていますけど…。
ナオト:現地のコロンビアでデビューしそうになりましたね。それも良いな。と思って、本気で2週間ぐらい悩みましたね。
間違いなく人生の岐路にいるなって思ったんですけど、今ちょうどラテンマーケット向けのスペイン語で歌を歌ったりしてるので、もう一回現地に行ってその土地の人と一緒にやるっていうのは、縁が繋がってるぞって感じますね。
茂木:考えてみたら、ラテンマーケットってブラジル以外は全部スペイン語じゃないですか。
ブラジルの人もスペイン語はある程度わかるだろうし、中南米ってものすごく広い地域ですよね!
しかも、今はアメリカでもラテンがすごく来ているということで。
ナオト:音楽も映画も……。
茂木:ラテン界におけるナオトさん、これからどんな感じなんですかね?
ナオト:去年から活動を始めたところなんです。しかもツテなし、コネなし、ネットワークゼロ。
ギター1本持って、あの頃ストリートライブをやっていた時と同じ気持ちで、どうやったら日本デビューできるんだと思ってた、あの野心と全く変わらない思いで。
どうやったら世界でデビューできるんだろう? っていうのを、去年、LAの空港でギター1本を持って始めたんですね。
茂木:日本の事務所の方の助けは無いんですか?
ナオト:やっぱりそこに頼っていては良くないな、と。自分で切り開いてくしかしょうがないと思って、自分の日本のキャリアは関係なく、ゼロから始めてやろう! という思いでLAに行っていろいろ歌ったりとか、CDを配っていたら、
どんどん紹介してもらっていくうちにマイアミが拠点ということが分かったんです。マイアミって南米の首都みたいに言われているところで、ラテンマーケットの中心地なんです。
茂木:そうなんだ!
ナオト:今はマイアミでプエルトリコ人、スペイン人、コロンビア人、ペルー人、アルゼンチン人……。
それこそ、いろんなラテンマーケットの人と一緒に自分の曲を作って、今は曲を貯めている状態です。
茂木:いつかは本当にワールドツアーが出来たりとか…!
ナオト:デビューもリリースも決まってないのにこんなこと言ってるっていう…(笑)。
茂木:いやいや、楽曲がとても良いですから。
今回のアルバム「7」で既にワールドミュージックの響きがあるので、いけるんじゃないでしょうか!
ナオト:すごいワクワクしてます! 夢を追うってこんなに楽しいんだっていうことを思い出しました。
旅前は、自分が好きで追っていたはずの音楽に気がついたら追われているっていうような感覚にちょっと陥っていたんですね。
でも、それを今回一度止めて、また夢を追い始めて…。自分から音楽を追いかけているような気持ちがすごい楽しいですし、ぜひ形にしたいなと思っています。
茂木:そのうち、中南米とかを旅していたらナオトさんの曲が聴こえてくるような気がします!
改めて、ナオトさんの夢って何でしょう?
ナオト:恩返しをしていくということですね。
茂木:それは、誰に対して?
ナオト:旅人としてですね。これまで、世界66カ国の人に本当に優しくしてもらったんですよね。
きっと僕らよりもそんなに裕福ではない人だとしても、本当に優しくしてもらったんです。そう考えたら、このまま受けてばかりで死んでいいはずがないと。
たとえ人は違えど、町は違えど国は違えど、恩返しをしてきたいって思っていて、そのためにはいつかワールドヒットを出して、ワールドツアーができるようになれば…。
茂木:あの時の青年が…って感じで!
ナオト:そうですね。あるいは、現地の影響力のあるミュージシャンとコラボする権利がもらえれば、音楽はもちろんのこと、その先の教育だったり医療だったり、自分の手のひらが届く範囲が増えるのかなと思っていて。それが恩返しにつながっていくと。
茂木:素晴らしい!
ナオト:今、39歳になってこれだけの人に優しくしてもらって、受けてばっかりではいけないと。
そのためには…という挑戦を去年から始めましたね。
■プレゼントのお知らせ
今夜、ご紹介してきました、ナオト・インティライミさんの7枚目のアルバム「7」のポスターに
ナオトさんのサインを入れて、1名さまにプレゼントいたします。
ご希望の方は、必要事項を明記の上、メッセージフォームより、ご応募ください。
尚、当選者の発表は、商品の発送をもってかえさせていただきます。
たくさんのご応募、お待ちしております
●ナオト・インティライミ公式サイト
↑番組で紹介しました、12月29日(土)に行われる、
ナオトさんの名古屋ドームのライブの詳細は、公式サイトでご確認ください。
●「7」(通常盤) / ナオト・インティライミ
●ナオト・インティライミ 「Amor y sol with 桜井和寿」
シンガーソングライターのナオト・インティライミさんです。
ナオト・インティライミさんは、三重県生まれ、千葉県育ち。
世界一周66カ国を一人で渡り歩き、各地でLIVEを行い、
世界の音楽と文化を体感しました。
自らのソロ活動の他、コーラス&ギターとして、
Mr.Childrenのツアーサポートメンバーに抜擢され、知名度を上げていき、
2010年にメジャーデビュー。
「タカラモノ〜この声がなくなるまで〜」、「今のキミを忘れない」では、
100万ダウンロードを超えるヒットを記録し、紅白歌合戦に出演。
2015年にリリースした、初のベストアルバム「THE BEST!」が20万枚のヒット、
年末には京セラドーム大阪公演を成功させています。
その後も、人気を確立していくも、2017年、
もう一度自分の原点に戻るための旅に出ると宣言し、世界19ヵ国の旅を経て、
7月10日のスペシャルLIVE「ナオトの日」にて完全復活。
そして、12月12日(水)に7枚目のアルバム「7」をリリースされました。
今週は、最新アルバムのお話しや、ナオトさんのこれからの夢について伺っていきます。
──ラテンマーケットへの挑戦
茂木:アルバム「7」のリリース、おめでとうございます!
2年ぶりということですが、これだけ楽曲のクオリティを揃えてくるってすごくないですか?
ナオト:実は、アルバムに入っている数の倍くらい完成している曲がありまして、アルバムを作った記憶がないと言いますか、気がついたら出来ていたという…。
茂木:アルバムを作るというよりは、楽曲を作っていたらアルバムが作れるぐらいのものがあったということなんですね。
そして、ナオトさんは大学在学中に1回メジャーデビューされたんですが、その後に515日間かけて28カ国を旅行されたそうですね。
ナオト:そうですね。1回デビューするも鳴かず飛ばずで、そこから引きこもるんです。
茂木:えっ! 引きこもったんですか!
ナオト:亀戸の団地に一人で8ヶ月間引きこもってたんです。親の電話も友達の電話も一切出ないような8ヶ月間がありました。
このままだとさすがにいけないな、と思って「自分の夢って何だっけ」と思い返したところ、いつかはワールドツアーをしたいという大それた夢物語の下見というか、ロケハンに行こうってことでギター1本持って7ヶ月のつもりで出たら、うっかり一年半の世界一周の旅になっちゃったという。
茂木:現地のミュージシャンに音楽活動しないか誘われたりしたっていう話も聞いていますけど…。
ナオト:現地のコロンビアでデビューしそうになりましたね。それも良いな。と思って、本気で2週間ぐらい悩みましたね。
間違いなく人生の岐路にいるなって思ったんですけど、今ちょうどラテンマーケット向けのスペイン語で歌を歌ったりしてるので、もう一回現地に行ってその土地の人と一緒にやるっていうのは、縁が繋がってるぞって感じますね。
茂木:考えてみたら、ラテンマーケットってブラジル以外は全部スペイン語じゃないですか。
ブラジルの人もスペイン語はある程度わかるだろうし、中南米ってものすごく広い地域ですよね!
しかも、今はアメリカでもラテンがすごく来ているということで。
ナオト:音楽も映画も……。
茂木:ラテン界におけるナオトさん、これからどんな感じなんですかね?
ナオト:去年から活動を始めたところなんです。しかもツテなし、コネなし、ネットワークゼロ。
ギター1本持って、あの頃ストリートライブをやっていた時と同じ気持ちで、どうやったら日本デビューできるんだと思ってた、あの野心と全く変わらない思いで。
どうやったら世界でデビューできるんだろう? っていうのを、去年、LAの空港でギター1本を持って始めたんですね。
茂木:日本の事務所の方の助けは無いんですか?
ナオト:やっぱりそこに頼っていては良くないな、と。自分で切り開いてくしかしょうがないと思って、自分の日本のキャリアは関係なく、ゼロから始めてやろう! という思いでLAに行っていろいろ歌ったりとか、CDを配っていたら、
どんどん紹介してもらっていくうちにマイアミが拠点ということが分かったんです。マイアミって南米の首都みたいに言われているところで、ラテンマーケットの中心地なんです。
茂木:そうなんだ!
ナオト:今はマイアミでプエルトリコ人、スペイン人、コロンビア人、ペルー人、アルゼンチン人……。
それこそ、いろんなラテンマーケットの人と一緒に自分の曲を作って、今は曲を貯めている状態です。
茂木:いつかは本当にワールドツアーが出来たりとか…!
ナオト:デビューもリリースも決まってないのにこんなこと言ってるっていう…(笑)。
茂木:いやいや、楽曲がとても良いですから。
今回のアルバム「7」で既にワールドミュージックの響きがあるので、いけるんじゃないでしょうか!
ナオト:すごいワクワクしてます! 夢を追うってこんなに楽しいんだっていうことを思い出しました。
旅前は、自分が好きで追っていたはずの音楽に気がついたら追われているっていうような感覚にちょっと陥っていたんですね。
でも、それを今回一度止めて、また夢を追い始めて…。自分から音楽を追いかけているような気持ちがすごい楽しいですし、ぜひ形にしたいなと思っています。
茂木:そのうち、中南米とかを旅していたらナオトさんの曲が聴こえてくるような気がします!
改めて、ナオトさんの夢って何でしょう?
ナオト:恩返しをしていくということですね。
茂木:それは、誰に対して?
ナオト:旅人としてですね。これまで、世界66カ国の人に本当に優しくしてもらったんですよね。
きっと僕らよりもそんなに裕福ではない人だとしても、本当に優しくしてもらったんです。そう考えたら、このまま受けてばかりで死んでいいはずがないと。
たとえ人は違えど、町は違えど国は違えど、恩返しをしてきたいって思っていて、そのためにはいつかワールドヒットを出して、ワールドツアーができるようになれば…。
茂木:あの時の青年が…って感じで!
ナオト:そうですね。あるいは、現地の影響力のあるミュージシャンとコラボする権利がもらえれば、音楽はもちろんのこと、その先の教育だったり医療だったり、自分の手のひらが届く範囲が増えるのかなと思っていて。それが恩返しにつながっていくと。
茂木:素晴らしい!
ナオト:今、39歳になってこれだけの人に優しくしてもらって、受けてばっかりではいけないと。
そのためには…という挑戦を去年から始めましたね。
■プレゼントのお知らせ
今夜、ご紹介してきました、ナオト・インティライミさんの7枚目のアルバム「7」のポスターに
ナオトさんのサインを入れて、1名さまにプレゼントいたします。
ご希望の方は、必要事項を明記の上、メッセージフォームより、ご応募ください。
尚、当選者の発表は、商品の発送をもってかえさせていただきます。
たくさんのご応募、お待ちしております
●ナオト・インティライミ公式サイト
↑番組で紹介しました、12月29日(土)に行われる、
ナオトさんの名古屋ドームのライブの詳細は、公式サイトでご確認ください。
●「7」(通常盤) / ナオト・インティライミ
●ナオト・インティライミ 「Amor y sol with 桜井和寿」