2018年12月08日
今週ゲストにお迎えしたのは、シンガーソングライターのナオト・インティライミさんです。
ナオト・インティライミさんは、三重県生まれ、千葉県育ち。
世界一周66カ国を一人で渡り歩き、各地でLIVEを行い、
世界の音楽と文化を体感しました。
自らのソロ活動の他、コーラス&ギターとして、
Mr.Childrenのツアーサポートメンバーに抜擢され、知名度を上げていき、
2010年にメジャーデビュー。
「タカラモノ〜この声がなくなるまで〜」、「今のキミを忘れない」では、
100万ダウンロードを超えるヒットを記録し、紅白歌合戦に出演。
2015年にリリースした、初のベストアルバム「THE BEST!」が20万枚のヒット、
年末には京セラドーム大阪公演を成功させています。
その後も、人気を確立していくも、2017年、
もう一度自分の原点に戻るための旅に出ると宣言し、世界19ヵ国の旅を経て、
7月10日のスペシャルLIVE「ナオトの日」にて完全復活。
そして2018年。
来週の水曜日、12日に、7枚目のアルバム「7」をリリースされます。
今週は、最新アルバムのお話しをナオトさんに伺いました。
──Mr.Children・桜井和寿さんの言葉
茂木:今回のアルバムはどの楽曲も素晴らしいんですけど、新しい試みとしては夢のコラボ楽曲と言うんでしょうか。
『Amor y sol with 桜井和寿』という楽曲があります。桜井さんとはずっと交流があるんですよね。
ナオト:そうですね。10年前にMr.Childrenのコーラス&ギターとして、2年間ずっとツアーを回らせてもらったんです。
茂木:桜井さんは、アルバムの中の1曲『Start To Rain』を聴いたときに”魔法を掴んだ!”とおっしゃっていたそうで、今回のアルバムを高く評価されています。
ナオト:活動を止めるのにはすごく勇気がいったんですね。
ライブをしない、リリースをしない、ラジオやテレビに出ない。一年半インプットをして帰ってきて、『Start To Rain』や色んな曲を桜井さんに聴いていただいたときに誰よりも評価してくださったというか。
今までのものと質感が全然違うっておっしゃってくれたんです。今まではナオトからJ−POPにフィットさせに行ってたと。
茂木:こういうのがJ−POPなんだろうと。
ナオト:はい。でも今は僕から出る唯一無二のものを感じてくださって、それがすごく後押しになって、活動を止めて良かったなって思えました。
茂木:桜井さんに音源を聴かせたときはどういう状態で聴かせたんですか?
ナオト:出会ってから10年経って、初めて二人でご飯を食べに行ったんです。
茂木:初めて!?
ナオト:僕が「ご飯連れて行ってくださいよ〜」って言ったら「良いよ」って言ってくださったと思うんですけど、ちゃんとリスペクトを込めた距離を取っておきたかったんです。あまりにおんぶにだっこになるというのが嫌だったので…。
それを桜井さんも感じてくださっていて、去年初めて二人でご飯に行ったんです。
旅に行った話とかをしていたら、「最近の曲聴かせてよ」なんて言ってくださって。
で、1曲聴かせたら「めちゃくちゃいいな! 他の曲は?」っていう感じでそのまま10曲ぐらい聴いてくれて。
あと、海外マーケット向けのスペイン語で歌ってる曲(『Amor y sol with 桜井和寿』)も評価してくださったんです。
まだ未発表の曲で誰の反応も聞いたことなかった状態だったので、すごく後押しになりましたね。
『Amor y sol with 桜井和寿』は元々、海外マーケット向けに作っていたんですけど、桜井さんが「日本でもウケるよ」と言ってくださって。
だけど、スペイン語だから情熱的で良いのであって、日本語に訳すと急にダサくなっちゃうことってあるじゃないですか。
僕の作詞能力では難しいと思います。とお伝えしたところ、「手伝うよ」なんて言ってくださって!
茂木:そうだったんですか!
ナオト:桜井さんと一緒に何かをやるなんて考えたこともなかったんですけど、
気が変わらないうちに…! と思って、二人でまた集まってその曲の日本語歌詞を書きました。
とんでもないことが起きたな、と今でも感じています。
茂木:ナオトさんはどういう時に曲のインスピレーション湧いてくるんですか?
ナオト:いくつもの方法があって作り出されていくんですけど、
例えば、面白い言葉とか人と話していて思いついたらどんどんメモっていきますね。それと、ぽんっとメロディーが浮かんだらすぐにボイスレコーダーにメモしていきます。
たくさんのアイデアがストック状態にあるっていうのが一つと、
最近のやり方は、海外の人と一緒にやることが多いので、LAとかマイアミでやっているようなスタイルを今回のアルバムにも持ち込んだんです。
茂木:それはどんなスタイルなんですか?
ナオト:その場で作って、その場でレコーディングまでしちゃうっていう。
茂木:外国のアーティストってそういうやり方しているんですか!
ナオト:はい! 色んな人がいると思うんですけど、僕の周りの人たちはみんな大概そうしてますね。
僕も最初はビックリしました。普通はメロディーがあって、そこに入れる歌詞を何回も書き直したり…、
プリプロって言っていろんな方向性を決めて、ああでもない、こうでもないってアレンジして、
スタジを抑えてレコーディングするっていう過程があって、僕もそうしてきたんですけど全然違うんですよね。
茂木:その過程をメイキングで見てみたいですね!
ナオト:そうですね! 3時間ぐらいのライブで、ゼロから始めて歌入れまで終わるところまでのライブをすればいいんですよね。
茂木:そのライブ、見てみたいです!
そして、今月、12月29日に「2018〜4万人でオマットゥリ!年の瀬、みんなで、しゃっちほこ!@ナゴヤドーム」が開催されます。
この「オマットゥリ」っていうのは何でしょう?
ナオト:お祭りをナオト・インティライミ的に言うと「オマットゥリ」なんです。
「オマットゥリ騒ぎしようぜ!」っていうのをもう10年ぐらい言ってるんですよね(笑)。
茂木:12月29日っていうと絶妙なタイミングですよね!
ナオト:28日金曜日に仕事納めがあって、30日以降は年の瀬だし、ゆっくりしたい。なので、29日の土曜日、ここしかないんです!
茂木:どんなライブになりそうですか?
ナオト:スタートが15時からで、全国どこからでも日帰りできるので、全国からナゴヤドームに足を運んでいただきたいと思います!
ライブ内容としては、キャリア史上最大の「オマットゥリ」になります!
バンドメンバーの数が今までで一番最大。ダンサーの数も今までで一番最大人数を引き連れて、大きなビジョンを背負って、
ドームのスケール感でしか味わえないようなライブになるな、と。
キッズ、あるいは若者はもちろんのこと、最近は50、60代の皆様や、ご夫婦で遊びに来て下さる方も多くなってきたので、
ナオト・インティライミの曲を一曲も知らない方も楽しんでいただけるようなエンターテイメントにになっております!
●ナオト・インティライミ公式サイト
↑番組で紹介しました、12月29日(土)に行われる、
ナオトさんの名古屋ドームのライブの詳細は、公式サイトでご確認ください。
●「7」(通常盤) / ナオト・インティライミ
ナオト・インティライミさんは、三重県生まれ、千葉県育ち。
世界一周66カ国を一人で渡り歩き、各地でLIVEを行い、
世界の音楽と文化を体感しました。
自らのソロ活動の他、コーラス&ギターとして、
Mr.Childrenのツアーサポートメンバーに抜擢され、知名度を上げていき、
2010年にメジャーデビュー。
「タカラモノ〜この声がなくなるまで〜」、「今のキミを忘れない」では、
100万ダウンロードを超えるヒットを記録し、紅白歌合戦に出演。
2015年にリリースした、初のベストアルバム「THE BEST!」が20万枚のヒット、
年末には京セラドーム大阪公演を成功させています。
その後も、人気を確立していくも、2017年、
もう一度自分の原点に戻るための旅に出ると宣言し、世界19ヵ国の旅を経て、
7月10日のスペシャルLIVE「ナオトの日」にて完全復活。
そして2018年。
来週の水曜日、12日に、7枚目のアルバム「7」をリリースされます。
今週は、最新アルバムのお話しをナオトさんに伺いました。
──Mr.Children・桜井和寿さんの言葉
茂木:今回のアルバムはどの楽曲も素晴らしいんですけど、新しい試みとしては夢のコラボ楽曲と言うんでしょうか。
『Amor y sol with 桜井和寿』という楽曲があります。桜井さんとはずっと交流があるんですよね。
ナオト:そうですね。10年前にMr.Childrenのコーラス&ギターとして、2年間ずっとツアーを回らせてもらったんです。
茂木:桜井さんは、アルバムの中の1曲『Start To Rain』を聴いたときに”魔法を掴んだ!”とおっしゃっていたそうで、今回のアルバムを高く評価されています。
ナオト:活動を止めるのにはすごく勇気がいったんですね。
ライブをしない、リリースをしない、ラジオやテレビに出ない。一年半インプットをして帰ってきて、『Start To Rain』や色んな曲を桜井さんに聴いていただいたときに誰よりも評価してくださったというか。
今までのものと質感が全然違うっておっしゃってくれたんです。今まではナオトからJ−POPにフィットさせに行ってたと。
茂木:こういうのがJ−POPなんだろうと。
ナオト:はい。でも今は僕から出る唯一無二のものを感じてくださって、それがすごく後押しになって、活動を止めて良かったなって思えました。
茂木:桜井さんに音源を聴かせたときはどういう状態で聴かせたんですか?
ナオト:出会ってから10年経って、初めて二人でご飯を食べに行ったんです。
茂木:初めて!?
ナオト:僕が「ご飯連れて行ってくださいよ〜」って言ったら「良いよ」って言ってくださったと思うんですけど、ちゃんとリスペクトを込めた距離を取っておきたかったんです。あまりにおんぶにだっこになるというのが嫌だったので…。
それを桜井さんも感じてくださっていて、去年初めて二人でご飯に行ったんです。
旅に行った話とかをしていたら、「最近の曲聴かせてよ」なんて言ってくださって。
で、1曲聴かせたら「めちゃくちゃいいな! 他の曲は?」っていう感じでそのまま10曲ぐらい聴いてくれて。
あと、海外マーケット向けのスペイン語で歌ってる曲(『Amor y sol with 桜井和寿』)も評価してくださったんです。
まだ未発表の曲で誰の反応も聞いたことなかった状態だったので、すごく後押しになりましたね。
『Amor y sol with 桜井和寿』は元々、海外マーケット向けに作っていたんですけど、桜井さんが「日本でもウケるよ」と言ってくださって。
だけど、スペイン語だから情熱的で良いのであって、日本語に訳すと急にダサくなっちゃうことってあるじゃないですか。
僕の作詞能力では難しいと思います。とお伝えしたところ、「手伝うよ」なんて言ってくださって!
茂木:そうだったんですか!
ナオト:桜井さんと一緒に何かをやるなんて考えたこともなかったんですけど、
気が変わらないうちに…! と思って、二人でまた集まってその曲の日本語歌詞を書きました。
とんでもないことが起きたな、と今でも感じています。
茂木:ナオトさんはどういう時に曲のインスピレーション湧いてくるんですか?
ナオト:いくつもの方法があって作り出されていくんですけど、
例えば、面白い言葉とか人と話していて思いついたらどんどんメモっていきますね。それと、ぽんっとメロディーが浮かんだらすぐにボイスレコーダーにメモしていきます。
たくさんのアイデアがストック状態にあるっていうのが一つと、
最近のやり方は、海外の人と一緒にやることが多いので、LAとかマイアミでやっているようなスタイルを今回のアルバムにも持ち込んだんです。
茂木:それはどんなスタイルなんですか?
ナオト:その場で作って、その場でレコーディングまでしちゃうっていう。
茂木:外国のアーティストってそういうやり方しているんですか!
ナオト:はい! 色んな人がいると思うんですけど、僕の周りの人たちはみんな大概そうしてますね。
僕も最初はビックリしました。普通はメロディーがあって、そこに入れる歌詞を何回も書き直したり…、
プリプロって言っていろんな方向性を決めて、ああでもない、こうでもないってアレンジして、
スタジを抑えてレコーディングするっていう過程があって、僕もそうしてきたんですけど全然違うんですよね。
茂木:その過程をメイキングで見てみたいですね!
ナオト:そうですね! 3時間ぐらいのライブで、ゼロから始めて歌入れまで終わるところまでのライブをすればいいんですよね。
茂木:そのライブ、見てみたいです!
そして、今月、12月29日に「2018〜4万人でオマットゥリ!年の瀬、みんなで、しゃっちほこ!@ナゴヤドーム」が開催されます。
この「オマットゥリ」っていうのは何でしょう?
ナオト:お祭りをナオト・インティライミ的に言うと「オマットゥリ」なんです。
「オマットゥリ騒ぎしようぜ!」っていうのをもう10年ぐらい言ってるんですよね(笑)。
茂木:12月29日っていうと絶妙なタイミングですよね!
ナオト:28日金曜日に仕事納めがあって、30日以降は年の瀬だし、ゆっくりしたい。なので、29日の土曜日、ここしかないんです!
茂木:どんなライブになりそうですか?
ナオト:スタートが15時からで、全国どこからでも日帰りできるので、全国からナゴヤドームに足を運んでいただきたいと思います!
ライブ内容としては、キャリア史上最大の「オマットゥリ」になります!
バンドメンバーの数が今までで一番最大。ダンサーの数も今までで一番最大人数を引き連れて、大きなビジョンを背負って、
ドームのスケール感でしか味わえないようなライブになるな、と。
キッズ、あるいは若者はもちろんのこと、最近は50、60代の皆様や、ご夫婦で遊びに来て下さる方も多くなってきたので、
ナオト・インティライミの曲を一曲も知らない方も楽しんでいただけるようなエンターテイメントにになっております!
●ナオト・インティライミ公式サイト
↑番組で紹介しました、12月29日(土)に行われる、
ナオトさんの名古屋ドームのライブの詳細は、公式サイトでご確認ください。
●「7」(通常盤) / ナオト・インティライミ