2018年11月10日
今週ゲストにお迎えしたのは、先週に引き続き、10月24日に6枚目のアルバム『STARTING OVER』をリリースされました、シンガーソングライターの高橋優さんをお迎えしました。
高橋さんは、秋田県横手市のご出身。
札幌の大学への進学と同時に、路上での弾き語りを始めました。
2008年に活動の拠点を東京に移し、
2010年4月、メジャーデビュー前に製作された「福笑い」が東京メトロのCMソングに抜擢され、7月21日にシングル「素晴らしき日常」でメジャーデビューされました。
そして、2011年上半期「福笑い」がラジオチャート邦楽第1位となりました。
今週は、高橋優さんの人となりについてお話しを伺いました。
──山奥での一人ライブ
茂木:遡ると、ギターを手にされたのは高校の時だったんですよね。
高橋:実は、中学2年生の時にエレキギターを買ってるんですよ。
茂木:そうなんですか!
高橋:一番最初に握ったのはエレキギターでして、X JAPANのHIDEさんの「ピンクスパイダー」といういう楽曲のリフをコピーしたのが一番最初です。
茂木:そこから始めたんですか。今ラジオ聴いている皆さんの中にミュージシャンを目指している方もいると思うんですけど、やっぱりコピーから始めるのがいいんですか?
高橋:う〜ん、どうなんでしょうね。モチベーションがあればなんでもいいと思うんですけどね。
僕はHIDEさんという絶対的にカッコいい存在を、ちょっとでもマネして近づきたかったんですかね。
なので、HIDEさんが使ってるギターにちょっと似てる安いやつを見つけて通販で買って、HIDEさんがやっているリフをマネしながら自分が楽しい気持ちになっていたというか。
そのときはオリジナルの曲を書こうとか、ミュージシャンになろうって思ってやってるわけじゃなかったんです。
どうすればミュージシャンになれるか、っていうのは分からなかったですね。
茂木:いつくらいから自分の曲を作り始めたんですか?
高橋:それが高校からですね。
茂木:例えばピアノをやっていたとか、そういうのはあるんですか?
高橋:いや、全然ないです。ただ、僕の父が民謡を歌う人でしたね。
茂木:そうだったんですね。ということは、お父さんは音楽に理解があるわけだから、高橋さんが音楽やりたいって言ったら「いいよいいよ」っていう感じだったんですか?
高橋:いいよとは言わなかったですけど、「血は争えんな」的な態度でしたね(笑)。
茂木:弾き語りを始めたのはどこからだったんですか?
高橋:最初は秋田の山奥で歌ってましたね。人がいるところで歌うのは抵抗があったんですよ。
茂木:アコースティックギターを持って山奥でライブ!
高橋:僕の実家が木造で、築何十年も経ってて。僕の部屋で歌ったら家中に響くぐらいの感じなわけですよ。
夜中とかに歌いたくなっても夜中に歌うとみんなが起きてきちゃうから、ギター持って外に出て行って、徒歩5分圏内に山があるので、その山に登って行って気がすむまで歌うという。
茂木:真っ暗な中でギターを弾きながら歌っていたんですか?
高橋:そうなんです。秋田は自然が豊かなので、月明かりだけで十分なんです。
そして、冬なんかだと雪が積もってるんで音が響かなくなるんです。雪が吸収してくれるから。良いスタジオ環境なんですよね!時々、たぬきとかが見に来てくれるっていう。
茂木:面白すぎますね!そして、大学は札幌に行かれていて、いよいよ本格的に路上ライブを始められたわけですよね。札幌のどこでやってたんですか?
高橋:札幌の狸小路っていうアーケードで基本的にはやっていました。
茂木:路上ライブを始めたときってどんな感じでした?
高橋:アパートに引っ越して一番最初は、隣の部屋の人の電話の声とかも聞こえるぐらいのアパートだったんですよ。これじゃ歌えないし、徒歩5分圏内に山も無いと!
どこで歌えばいいんだろうと思って彷徨うように狸小路に到着したんです。試しに歌ってみて、注意されたらやめようと思って始めたんです。でも、最終的に注意されてもやってましたね(笑)。
ただ、一番最初に立ち止まってくれた人が優しい方で、「いつもここでやってるんですか?」って聞かれたので「いつもやってます!」って嘘ついちゃったんですよ。
なので毎週そこで路上ライブやることになって、そこから6年間ずっとやり続けましたね。
──毎日のルーティン
茂木:高橋さんはこうやってお話ししていても、お話しするのがうまいじゃないですか。
友達って多い方なんですか?コミュニケーションがうまそうな感じがするんですけれど…。
高橋:いやいや…。でも、デビューしてからここ8年で友達は何人か増えましたね。
例えば、お腹がすいてご飯食べたいなと思ったときに気軽に誘えるのが僕は友達だなと思っているんです。
茂木:そうですね。気軽に誘えるような関係が友達だと。曲を作ってないときは何をしてるんですか?
高橋:曲を作ってないときは映画観てるか、運動するのが好きなのでジョギングしたりとかしていますね。
茂木:ちゃんと体力作りしてるんですね!
高橋:そうですね。ジョギングに関しては中学校の頃から走ることがずっと好きだったので、歯を磨く、シャワーを浴びるとかと同じ感じになってます。
それをやらないとなんかモヤッとするというか、気持ち悪くなっちゃうから走って一汗かいて…っていうルーティンワークみたいになってますね。
茂木:食べ物とかは何が好きなんですか?
高橋:スイカですね!
茂木:スイカ!? いつも食べてるんですか?
高橋:スイカがある季節には食べていますね。あんな完璧な食べ物ないんじゃないか、ってくらいスイカ大好きなんです。
茂木:これからファンの方が高橋さんにスイカを持ってきたりするんじゃないですか?
高橋:実は、スイカが好きだっていうのは結構言っていて。ウィキペディアとかにも書かれているんですけど、スイカの色のメモ帳とか、スイカの饅頭とかを持ってきてもらえるんですけど、僕が好きなのあくまでも本物のスイカだけであって(笑)。
だけど、本物のスイカを送ってくれって言っているわけではないし、送っていただかなくて大丈夫ですからね。
茂木:みなさん、そういうことらしいです(笑)。
高橋:いただいたものはありがたく使わせていただいてますし、美味しく頂いてはいるんですけれども、自分でスイカを買ってきて冷やしておいて1日頑張った日の夜とかに切って食べる時間が至福ですね。
今夜、ご登場いただきました、
高橋優さんのサイン入りポスターを3名さまにプレゼントいたします。
ご希望の方は、必要事項を明記の上、
ドリームハートのメッセージフォームより、ご応募ください。
尚、当選者の発表は、商品の発送をもってかえさせていただきます。
たくさんのご応募、お待ちしております。
●高橋優オフィシャルウェブサイト
12月からのLIVE TOUR 2018-2019 「STARTING OVER」の詳細は
公式サイトをご覧ください。
●STARTING OVER / 高橋優
(Amazon)
来週は、第16回開高健ノンフィクション賞を受賞された、
作家の川内有緒さんをゲストにお迎えいたします。
どうぞお楽しみに。
高橋さんは、秋田県横手市のご出身。
札幌の大学への進学と同時に、路上での弾き語りを始めました。
2008年に活動の拠点を東京に移し、
2010年4月、メジャーデビュー前に製作された「福笑い」が東京メトロのCMソングに抜擢され、7月21日にシングル「素晴らしき日常」でメジャーデビューされました。
そして、2011年上半期「福笑い」がラジオチャート邦楽第1位となりました。
今週は、高橋優さんの人となりについてお話しを伺いました。
──山奥での一人ライブ
茂木:遡ると、ギターを手にされたのは高校の時だったんですよね。
高橋:実は、中学2年生の時にエレキギターを買ってるんですよ。
茂木:そうなんですか!
高橋:一番最初に握ったのはエレキギターでして、X JAPANのHIDEさんの「ピンクスパイダー」といういう楽曲のリフをコピーしたのが一番最初です。
茂木:そこから始めたんですか。今ラジオ聴いている皆さんの中にミュージシャンを目指している方もいると思うんですけど、やっぱりコピーから始めるのがいいんですか?
高橋:う〜ん、どうなんでしょうね。モチベーションがあればなんでもいいと思うんですけどね。
僕はHIDEさんという絶対的にカッコいい存在を、ちょっとでもマネして近づきたかったんですかね。
なので、HIDEさんが使ってるギターにちょっと似てる安いやつを見つけて通販で買って、HIDEさんがやっているリフをマネしながら自分が楽しい気持ちになっていたというか。
そのときはオリジナルの曲を書こうとか、ミュージシャンになろうって思ってやってるわけじゃなかったんです。
どうすればミュージシャンになれるか、っていうのは分からなかったですね。
茂木:いつくらいから自分の曲を作り始めたんですか?
高橋:それが高校からですね。
茂木:例えばピアノをやっていたとか、そういうのはあるんですか?
高橋:いや、全然ないです。ただ、僕の父が民謡を歌う人でしたね。
茂木:そうだったんですね。ということは、お父さんは音楽に理解があるわけだから、高橋さんが音楽やりたいって言ったら「いいよいいよ」っていう感じだったんですか?
高橋:いいよとは言わなかったですけど、「血は争えんな」的な態度でしたね(笑)。
茂木:弾き語りを始めたのはどこからだったんですか?
高橋:最初は秋田の山奥で歌ってましたね。人がいるところで歌うのは抵抗があったんですよ。
茂木:アコースティックギターを持って山奥でライブ!
高橋:僕の実家が木造で、築何十年も経ってて。僕の部屋で歌ったら家中に響くぐらいの感じなわけですよ。
夜中とかに歌いたくなっても夜中に歌うとみんなが起きてきちゃうから、ギター持って外に出て行って、徒歩5分圏内に山があるので、その山に登って行って気がすむまで歌うという。
茂木:真っ暗な中でギターを弾きながら歌っていたんですか?
高橋:そうなんです。秋田は自然が豊かなので、月明かりだけで十分なんです。
そして、冬なんかだと雪が積もってるんで音が響かなくなるんです。雪が吸収してくれるから。良いスタジオ環境なんですよね!時々、たぬきとかが見に来てくれるっていう。
茂木:面白すぎますね!そして、大学は札幌に行かれていて、いよいよ本格的に路上ライブを始められたわけですよね。札幌のどこでやってたんですか?
高橋:札幌の狸小路っていうアーケードで基本的にはやっていました。
茂木:路上ライブを始めたときってどんな感じでした?
高橋:アパートに引っ越して一番最初は、隣の部屋の人の電話の声とかも聞こえるぐらいのアパートだったんですよ。これじゃ歌えないし、徒歩5分圏内に山も無いと!
どこで歌えばいいんだろうと思って彷徨うように狸小路に到着したんです。試しに歌ってみて、注意されたらやめようと思って始めたんです。でも、最終的に注意されてもやってましたね(笑)。
ただ、一番最初に立ち止まってくれた人が優しい方で、「いつもここでやってるんですか?」って聞かれたので「いつもやってます!」って嘘ついちゃったんですよ。
なので毎週そこで路上ライブやることになって、そこから6年間ずっとやり続けましたね。
──毎日のルーティン
茂木:高橋さんはこうやってお話ししていても、お話しするのがうまいじゃないですか。
友達って多い方なんですか?コミュニケーションがうまそうな感じがするんですけれど…。
高橋:いやいや…。でも、デビューしてからここ8年で友達は何人か増えましたね。
例えば、お腹がすいてご飯食べたいなと思ったときに気軽に誘えるのが僕は友達だなと思っているんです。
茂木:そうですね。気軽に誘えるような関係が友達だと。曲を作ってないときは何をしてるんですか?
高橋:曲を作ってないときは映画観てるか、運動するのが好きなのでジョギングしたりとかしていますね。
茂木:ちゃんと体力作りしてるんですね!
高橋:そうですね。ジョギングに関しては中学校の頃から走ることがずっと好きだったので、歯を磨く、シャワーを浴びるとかと同じ感じになってます。
それをやらないとなんかモヤッとするというか、気持ち悪くなっちゃうから走って一汗かいて…っていうルーティンワークみたいになってますね。
茂木:食べ物とかは何が好きなんですか?
高橋:スイカですね!
茂木:スイカ!? いつも食べてるんですか?
高橋:スイカがある季節には食べていますね。あんな完璧な食べ物ないんじゃないか、ってくらいスイカ大好きなんです。
茂木:これからファンの方が高橋さんにスイカを持ってきたりするんじゃないですか?
高橋:実は、スイカが好きだっていうのは結構言っていて。ウィキペディアとかにも書かれているんですけど、スイカの色のメモ帳とか、スイカの饅頭とかを持ってきてもらえるんですけど、僕が好きなのあくまでも本物のスイカだけであって(笑)。
だけど、本物のスイカを送ってくれって言っているわけではないし、送っていただかなくて大丈夫ですからね。
茂木:みなさん、そういうことらしいです(笑)。
高橋:いただいたものはありがたく使わせていただいてますし、美味しく頂いてはいるんですけれども、自分でスイカを買ってきて冷やしておいて1日頑張った日の夜とかに切って食べる時間が至福ですね。
今夜、ご登場いただきました、
高橋優さんのサイン入りポスターを3名さまにプレゼントいたします。
ご希望の方は、必要事項を明記の上、
ドリームハートのメッセージフォームより、ご応募ください。
尚、当選者の発表は、商品の発送をもってかえさせていただきます。
たくさんのご応募、お待ちしております。
●高橋優オフィシャルウェブサイト
12月からのLIVE TOUR 2018-2019 「STARTING OVER」の詳細は
公式サイトをご覧ください。
●STARTING OVER / 高橋優
(Amazon)
来週は、第16回開高健ノンフィクション賞を受賞された、
作家の川内有緒さんをゲストにお迎えいたします。
どうぞお楽しみに。