2018年04月28日
今週ゲストにお迎えしたのは、先週に引き続き、村本大輔さんです。
福井県のご出身。
2008年9月に、ボケ担当の村本大輔さんと、ツッコミ担当の中川パラダイスさんで
ウーマンラッシュアワーを結成。
現在、よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属のお笑いコンビとして活動。
村本さんは、昨年12月放送のフジテレビ系特番「THE MANZAI」で、
原発や沖縄の米軍基地問題などを扱った漫才を披露して話題となりました。
今週も、村本大輔さんにお話を伺っていきました。
──気持ちの拠り所
茂木:村本さん、ピンのお仕事が増えていますよね。
村本:僕はテレビにそんなに出てないので、独演会ばかりですね。
茂木:そういう時は、「ウーマンラッシュアワーの」って言った方がいいのかな?
村本:「ウーマンラッシュアワー村本大輔の大演説」っていう独演会を、日本全国で時間があればやりまくるっていう。
茂木:ツイッターで「会場どこかないですか?」って。
村本:そうなんですよ。3日前とかに決まるんですよ、すぐにやらせてもらってとにかくネタをいっぱい喋って。
「この企画をやってください」とかっていうのは熱が入らないので。
茂木:アーティストだね。
村本:熱が入るのは自分の言葉だけなので。
茂木:ネタ帳はどんな風につけてるんですか?
村本:メモだけですね。
茂木:どういう感じなんですか?
村本:それこそ、この前「abemaTV」の自分のやってる番組で撮りたいっていうので、仙台の気仙沼に行く途中に独演会をやろうって言って、撮ってもらったんですけど。
やっぱり切られると、誤解を招くワードが多いので。
茂木:はい。
村本:例えば「在日」っていう言葉があるじゃないですか?日本人は「在日朝鮮人」を思いつくけど、在日は、在日フランスも、アメリカも在日じゃないですか?
ハーフって、韓国と日本のハーフもハーフなのに、ハーフはヨーロッパとかアメリカばかりのイメージじゃないですか。そういう言葉の間違ってるイメージを変えて、「そういうのどうなの?」っていうことを、笑いで提言するというか。
茂木:素晴らしいんじゃないでしょうか。
村本:そういうことをやっていますね。
茂木:バックグラウンドにアメリカでの経験があるわけですけど。システムが全然違うんですか?
村本:システムもそうなんですけど、スタートが違いますね。
向こうの劇場に、若手でもベテランでも観に行ったんですよ。夜の10時から始まって、大人ばっかりで、お酒飲んでいるんですよ。お客さんは大人の方が多いんですね、クラブに行くお客さんと同じ層が来ていて、”日頃のストレス発散しに来た!”っていう感じなんですよ。
茂木:はい。
村本:日本のお笑いの事情は、中学生、高校生、大学生とかの女の子たちから始まるんです。だから、ネタが幼稚になるんですよ。プラス、芸人自体、さらに紐解くとリズムネタなんてアメリカで流行らないじゃないですか?
バカにしてるわけじゃないですけど、リズムネタはある種「あんよが上手」みたいなもので、”みんなで一緒に歌いながらやろうぜ”みたいな、流行りやすいじゃないですか。僕が去年やった社会的な漫才なんかは、近しい芸人とかからは「政治家になったらいいやん!」とか言われたんですけど、文枝師匠とか上の世代の人からは「おもしろいわ〜」と、僕からしたら狙い通りというか。
茂木:なるほど。
村本:新聞読んでる人は、お笑いに興味ない人ってね、相当いるんですよ。やっぱり幼稚すぎて。
日本の大人の方で、聞いてる方で、そうだ日本の芸人は政治的なことをやらないんだっていうのはあるんですけど。
沖縄の芸人って、茂木さんもご存知の通り……。
茂木:お笑い米軍基地ですか?
村本:あるじゃないですか。方言札って知ってますか?
茂木:どういうものでしょうか?
村本:方言札って、沖縄で当時、アメリカから日本に戻ってきた時あるじゃないですか?
その時にちゃんとした日本の国民とか、日本兵とかを育てるために、指令を与えた時に命令を聞けるようにしないといけないから。訛りがきついので、小学校で方言を喋ったやつに札をかけるんですって。
茂木:はい。
村本:そいつは、また違うやつが方言喋ったら札をかけるんですって。そういう最低なことをしてた時代があるんですって。
それを、沖縄の米軍基地の人たちはネタにするんですって、で、みんな笑うんですって。
ということは、それだけ僕らとの歴史認識に対して大きな差があって。
茂木:あるんですね。
村本:沖縄の深い歴史があるわけじゃないですか、大人の人は知ってるわけですよ。そこで、政治的なネタをやるんです、ウケるから。
ちょっといじり方間違えた芸人がCM下ろされて、番組下ろされていなくなる。この日本は、みんなやらなさすぎて、みんながやったら止められないんですけど。やった奴が抗議とかされてしまう人もいるし、根本、社会のことに対して無関心っていうのはあると思うんですよ。
茂木:向こうでは、Ricky Gervaisの「Humanity」というのをNetflixが制作して、批判的な、批評的な笑いをやってて。
アメリカだとそれが商売になっていますよね、どうしたら商売になるのかなと思うけど。
村本:まず、家庭の中で政治の話をすることじゃないですか?アメリカって家庭に政治の話を持ち込むなと、喧嘩になるから。
それぐらい、みんな熱くなるっていうんですよ。
茂木:もともと、そういう意見があるからね。
村本:向こうは黒人とか、歴史のいろんな差別とかあって、社会に対して関心があるっていうのもあるんですけど。
でも、「Call Me Lucky」というNetflixでやってて、そこに出てる、もう亡くなっちゃったおじいちゃんの芸人が、客に「ウケる奴ばっかり入れやがって」って言ってたんですよ。
日本は日本で、客をウケるのを考えてこれっていう。
茂木:どっちが先なのかね。
村本:茂木さん、若い子と飲みに行ってます?
茂木:そういう機会も時々ありますけど。
村本:そういう話をした時に、難しい話とか勝手に括って会話が止まったりするんですよ。
茂木:そうなんだ。
村本:「原発とか重い話やめてよ」とか、特別な話をしたみたいな感じになっちゃうんですよ。
だから、ライブでやってもお客さんはピタッと止まって。
茂木:それ、お聞きしたいんですけど。現場でやると笑うか、笑わないかで分かるじゃないですか?
どうなんですか、そのあと探ってる感じっていうのは?ある意味では、村本さんはお客さんを育ててるところがあると思うから。
村本:お客さんはガラッと変わりましたね。
沖縄でやったら、80歳の脳性麻痺のおばあちゃんが来て、なんで来てるのか知りたかったから客席に下りて聞いたんですよ。
そしたら、「あなたが『朝まで生テレビ!』で、非武装中立について喋ってて、それと、『THE MANZAI』を見て沖縄のことを考えてくれてて感動して、嬉しくて来ました』って、このおばあちゃんは80歳で車椅子で、”非武装中立の国があったら見てみたい”って言ってコスタリカに車椅子で行くんですよ。
「その空気を吸って、その国を見たい」って言って、すごい行動力があるおばあちゃんなんですよ。
茂木:若い子だけじゃなくて、いろんな方が見に来るんですね。
村本:寄席ってあるじゃないですか?いろんな芸人が出る時っていうのは、僕のお客さんだけじゃないじゃないですか?
その時はあえて福島とかも出すんですよ。僕は原発の街に住んでますと、でも、原発がいるかいらないか、真実は分からない。
だって、福島の事故があったら、原発がない方がいいって思うけど。
僕の街は原発ができて、初めてそこに雇用ができて、人が生活ができるようになったと、沖縄の基地にしても、必要な人、必要じゃない人もいるし、真実はどっちかっていうのは一方からじゃ語れません。
茂木:はい。
村本:漫才をやってますけど、お客さんは何も考えずに笑いたいのに、社会的なことを言われたらお客さんは迷惑かも分からない。
でも、世界のお笑いを見たら、社会風刺は当たり前で、普段から新聞とか読んで、社会に対して何が答えか分からない大人のためにこそやらないといけないわけで。だけど、今日のお客さんは、そんなお客さん、そうじゃないお客さんがいるから、これはどっちに合わせればいいか真実はわかりません。
ただ世の中に一個だけ真実があるとすれば、この漫才は僕一人でもできるということ、と言って最後笑いをとるという。
それで、パラダイスが「おいおいおいおーい!」と言って笑いをとるという(笑)。
最後は回収する自信があるから、そこであえて2分ぐらいシーンとさせる空気をわざと作るんですよ。
茂木:それで、最後にちゃんと落とすと。
村本:そのタイミングで絶対落とせるから、とことんまで言うんですよ。
その時に、吉本の劇場に70歳のおっちゃんが「吉本は村本を大事にしろ」っていう手紙を持ってきたんですって、そういうのは嬉しいですよね。
茂木:うんうん。
村本:僕ね、お笑いっていうのは、ある一定の答えを出すのがお笑いで、例えばホーキンス博士の名言集を見てた時に、人間っていうのは、脳はパソコンと一緒で、死んだら消えてしまうんだと、天国なんていうものは暗闇を恐れるものが作り出したものだと書いていたんですよ。それって、芸人かなと思ったんですよね。
架空の、安定できる気持ちの拠り所を作ってあげるものがお笑いでないといけない、答えのない世の中のある種の架空の答えを作って、Wikipediaに載ってないこと、楽しんで言っていくことが、ある種正解じゃないオリジナルの正解を出す、大喜利じゃないですけど、そういうのが大事で。
茂木:そのあたりに笑いの神さまがいる感じがするんですけどね。
●ウーマンラッシュアワー
●村本大輔(ウーマンラッシュアワー) (@WRHMURAMOTO) | Twitter
来週は、イギリスNO.1グルメライター、マイケル・ブースさんをお迎えします。
どうぞお楽しみに。
福井県のご出身。
2008年9月に、ボケ担当の村本大輔さんと、ツッコミ担当の中川パラダイスさんで
ウーマンラッシュアワーを結成。
現在、よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属のお笑いコンビとして活動。
村本さんは、昨年12月放送のフジテレビ系特番「THE MANZAI」で、
原発や沖縄の米軍基地問題などを扱った漫才を披露して話題となりました。
今週も、村本大輔さんにお話を伺っていきました。
──気持ちの拠り所
茂木:村本さん、ピンのお仕事が増えていますよね。
村本:僕はテレビにそんなに出てないので、独演会ばかりですね。
茂木:そういう時は、「ウーマンラッシュアワーの」って言った方がいいのかな?
村本:「ウーマンラッシュアワー村本大輔の大演説」っていう独演会を、日本全国で時間があればやりまくるっていう。
茂木:ツイッターで「会場どこかないですか?」って。
村本:そうなんですよ。3日前とかに決まるんですよ、すぐにやらせてもらってとにかくネタをいっぱい喋って。
「この企画をやってください」とかっていうのは熱が入らないので。
茂木:アーティストだね。
村本:熱が入るのは自分の言葉だけなので。
茂木:ネタ帳はどんな風につけてるんですか?
村本:メモだけですね。
茂木:どういう感じなんですか?
村本:それこそ、この前「abemaTV」の自分のやってる番組で撮りたいっていうので、仙台の気仙沼に行く途中に独演会をやろうって言って、撮ってもらったんですけど。
やっぱり切られると、誤解を招くワードが多いので。
茂木:はい。
村本:例えば「在日」っていう言葉があるじゃないですか?日本人は「在日朝鮮人」を思いつくけど、在日は、在日フランスも、アメリカも在日じゃないですか?
ハーフって、韓国と日本のハーフもハーフなのに、ハーフはヨーロッパとかアメリカばかりのイメージじゃないですか。そういう言葉の間違ってるイメージを変えて、「そういうのどうなの?」っていうことを、笑いで提言するというか。
茂木:素晴らしいんじゃないでしょうか。
村本:そういうことをやっていますね。
茂木:バックグラウンドにアメリカでの経験があるわけですけど。システムが全然違うんですか?
村本:システムもそうなんですけど、スタートが違いますね。
向こうの劇場に、若手でもベテランでも観に行ったんですよ。夜の10時から始まって、大人ばっかりで、お酒飲んでいるんですよ。お客さんは大人の方が多いんですね、クラブに行くお客さんと同じ層が来ていて、”日頃のストレス発散しに来た!”っていう感じなんですよ。
茂木:はい。
村本:日本のお笑いの事情は、中学生、高校生、大学生とかの女の子たちから始まるんです。だから、ネタが幼稚になるんですよ。プラス、芸人自体、さらに紐解くとリズムネタなんてアメリカで流行らないじゃないですか?
バカにしてるわけじゃないですけど、リズムネタはある種「あんよが上手」みたいなもので、”みんなで一緒に歌いながらやろうぜ”みたいな、流行りやすいじゃないですか。僕が去年やった社会的な漫才なんかは、近しい芸人とかからは「政治家になったらいいやん!」とか言われたんですけど、文枝師匠とか上の世代の人からは「おもしろいわ〜」と、僕からしたら狙い通りというか。
茂木:なるほど。
村本:新聞読んでる人は、お笑いに興味ない人ってね、相当いるんですよ。やっぱり幼稚すぎて。
日本の大人の方で、聞いてる方で、そうだ日本の芸人は政治的なことをやらないんだっていうのはあるんですけど。
沖縄の芸人って、茂木さんもご存知の通り……。
茂木:お笑い米軍基地ですか?
村本:あるじゃないですか。方言札って知ってますか?
茂木:どういうものでしょうか?
村本:方言札って、沖縄で当時、アメリカから日本に戻ってきた時あるじゃないですか?
その時にちゃんとした日本の国民とか、日本兵とかを育てるために、指令を与えた時に命令を聞けるようにしないといけないから。訛りがきついので、小学校で方言を喋ったやつに札をかけるんですって。
茂木:はい。
村本:そいつは、また違うやつが方言喋ったら札をかけるんですって。そういう最低なことをしてた時代があるんですって。
それを、沖縄の米軍基地の人たちはネタにするんですって、で、みんな笑うんですって。
ということは、それだけ僕らとの歴史認識に対して大きな差があって。
茂木:あるんですね。
村本:沖縄の深い歴史があるわけじゃないですか、大人の人は知ってるわけですよ。そこで、政治的なネタをやるんです、ウケるから。
ちょっといじり方間違えた芸人がCM下ろされて、番組下ろされていなくなる。この日本は、みんなやらなさすぎて、みんながやったら止められないんですけど。やった奴が抗議とかされてしまう人もいるし、根本、社会のことに対して無関心っていうのはあると思うんですよ。
茂木:向こうでは、Ricky Gervaisの「Humanity」というのをNetflixが制作して、批判的な、批評的な笑いをやってて。
アメリカだとそれが商売になっていますよね、どうしたら商売になるのかなと思うけど。
村本:まず、家庭の中で政治の話をすることじゃないですか?アメリカって家庭に政治の話を持ち込むなと、喧嘩になるから。
それぐらい、みんな熱くなるっていうんですよ。
茂木:もともと、そういう意見があるからね。
村本:向こうは黒人とか、歴史のいろんな差別とかあって、社会に対して関心があるっていうのもあるんですけど。
でも、「Call Me Lucky」というNetflixでやってて、そこに出てる、もう亡くなっちゃったおじいちゃんの芸人が、客に「ウケる奴ばっかり入れやがって」って言ってたんですよ。
日本は日本で、客をウケるのを考えてこれっていう。
茂木:どっちが先なのかね。
村本:茂木さん、若い子と飲みに行ってます?
茂木:そういう機会も時々ありますけど。
村本:そういう話をした時に、難しい話とか勝手に括って会話が止まったりするんですよ。
茂木:そうなんだ。
村本:「原発とか重い話やめてよ」とか、特別な話をしたみたいな感じになっちゃうんですよ。
だから、ライブでやってもお客さんはピタッと止まって。
茂木:それ、お聞きしたいんですけど。現場でやると笑うか、笑わないかで分かるじゃないですか?
どうなんですか、そのあと探ってる感じっていうのは?ある意味では、村本さんはお客さんを育ててるところがあると思うから。
村本:お客さんはガラッと変わりましたね。
沖縄でやったら、80歳の脳性麻痺のおばあちゃんが来て、なんで来てるのか知りたかったから客席に下りて聞いたんですよ。
そしたら、「あなたが『朝まで生テレビ!』で、非武装中立について喋ってて、それと、『THE MANZAI』を見て沖縄のことを考えてくれてて感動して、嬉しくて来ました』って、このおばあちゃんは80歳で車椅子で、”非武装中立の国があったら見てみたい”って言ってコスタリカに車椅子で行くんですよ。
「その空気を吸って、その国を見たい」って言って、すごい行動力があるおばあちゃんなんですよ。
茂木:若い子だけじゃなくて、いろんな方が見に来るんですね。
村本:寄席ってあるじゃないですか?いろんな芸人が出る時っていうのは、僕のお客さんだけじゃないじゃないですか?
その時はあえて福島とかも出すんですよ。僕は原発の街に住んでますと、でも、原発がいるかいらないか、真実は分からない。
だって、福島の事故があったら、原発がない方がいいって思うけど。
僕の街は原発ができて、初めてそこに雇用ができて、人が生活ができるようになったと、沖縄の基地にしても、必要な人、必要じゃない人もいるし、真実はどっちかっていうのは一方からじゃ語れません。
茂木:はい。
村本:漫才をやってますけど、お客さんは何も考えずに笑いたいのに、社会的なことを言われたらお客さんは迷惑かも分からない。
でも、世界のお笑いを見たら、社会風刺は当たり前で、普段から新聞とか読んで、社会に対して何が答えか分からない大人のためにこそやらないといけないわけで。だけど、今日のお客さんは、そんなお客さん、そうじゃないお客さんがいるから、これはどっちに合わせればいいか真実はわかりません。
ただ世の中に一個だけ真実があるとすれば、この漫才は僕一人でもできるということ、と言って最後笑いをとるという。
それで、パラダイスが「おいおいおいおーい!」と言って笑いをとるという(笑)。
最後は回収する自信があるから、そこであえて2分ぐらいシーンとさせる空気をわざと作るんですよ。
茂木:それで、最後にちゃんと落とすと。
村本:そのタイミングで絶対落とせるから、とことんまで言うんですよ。
その時に、吉本の劇場に70歳のおっちゃんが「吉本は村本を大事にしろ」っていう手紙を持ってきたんですって、そういうのは嬉しいですよね。
茂木:うんうん。
村本:僕ね、お笑いっていうのは、ある一定の答えを出すのがお笑いで、例えばホーキンス博士の名言集を見てた時に、人間っていうのは、脳はパソコンと一緒で、死んだら消えてしまうんだと、天国なんていうものは暗闇を恐れるものが作り出したものだと書いていたんですよ。それって、芸人かなと思ったんですよね。
架空の、安定できる気持ちの拠り所を作ってあげるものがお笑いでないといけない、答えのない世の中のある種の架空の答えを作って、Wikipediaに載ってないこと、楽しんで言っていくことが、ある種正解じゃないオリジナルの正解を出す、大喜利じゃないですけど、そういうのが大事で。
茂木:そのあたりに笑いの神さまがいる感じがするんですけどね。
●ウーマンラッシュアワー
●村本大輔(ウーマンラッシュアワー) (@WRHMURAMOTO) | Twitter
来週は、イギリスNO.1グルメライター、マイケル・ブースさんをお迎えします。
どうぞお楽しみに。