2017年07月15日
今週お迎えしたのは、大阪を拠点とした女性だけの歌劇団、OSK日本歌劇団のトップスター・高世麻央さんです。
高世さんは、神奈川県のご出身。
1994年、日本歌劇学校に69期生として入学。
1996年に、OSK日本歌劇団に入団され、「セロ弾きのゴーシュ」で初舞台を踏まれます。
2007年以降、序列第2位となり、中心的スターとして活躍。
スマートで品がある舞台の姿から、高世さんは「貴公子」と呼ばれていらっしゃいます。
2014年、トップスターに就任、
2015年6月、大阪松竹座にて「レビュー春のおどり」お披露目公演を上演。
今夜は、高世麻央さんに、8月31日から新橋演舞場で行われます、
OSK日本歌劇団創立95周年記念公演「レビュー夏のおどり」の見どころを伺いました
──歌と踊りと、お芝居と…
茂木:かっこいいですよね〜。
高世:男性に「かっこいい」と言っていただくのは嬉しいですね(笑)。
茂木:女性が男性をやった方がかっこいいというのが、すごいなと思いますよね。
高世:反対に、女性だからこそ男性にはない男らしさみたいな。
より誇張して出来るというところが舞台では利点なのかなと思います。
茂木:OSK日本歌劇団は、1922年に結成されたということですが”OSK”って何かの頭文字なんですか?
高世:「大阪松竹歌劇団」の頭文字からなって、OSK日本歌劇団です。
茂木:今も拠点は大阪にあるんですね。
高世:そうですね。
茂木:宝塚は歌に特徴があるとしたら、OSKはダンスに特徴がありますよね。
高世:そうですね、ダンスに定評をいただいている劇団ではあります。
茂木:いわゆるレビューという、ラインダンスがすごいらしいですね。
高世:ラインダンスはOSK独自のラインダンスの基礎がございまして、どこまで速くできるかという…公演の中でもチャレンジがあったくらいですね。
茂木:それをお客さんも楽しみにいらっしゃる?
高世:以前、高速ラインダンスにも挑戦させていただいて、足を上げて下ろすのが大変なくらい。
ゆっくりよりも、ある程度のテンポの方が上げやすかったりというのもあるんですね。
茂木:みなさん、アスリート並みですね。
高世:OSKのラインダンスは、上げてる足ではなくて軸の足が常に弾んでいるんです。
茂木:そんなことがなぜ可能なんですか?
高世:それが、OSKのラインダンスなんです(笑)。
茂木:それを見るだけでもOSKに行かないと(笑)。
高世:そうですね、これはOSKの伝統のひとつでもありますので。
茂木:ダンスもあり、一方でミュージカルみたいなものもされるということですが。
高世:レビューは歌と踊りで綴られるものが多いんですけど、その中にストーリー性があったり。
歌劇は男役と娘役に分かれていますけど、歌、ダンス、お芝居…ダンスといっても、洋モノのダンスだけではなくて、日本舞踊を基本にしています。
茂木:そこがすごくないですか!?全部できるっていうことですよね?
高世:そうですね。和モノもやって、洋モノもやってという…ダンスだったらダンスだけをされている方は多いじゃないですか?和モノだったら和モノという方はもちろん多くいらっしゃると思うんですけど。
うちの場合は、様々なことを舞台上でさせていただきますので。
茂木:我々男性としては、少女歌劇団というものに行きにくいというイメージがあるんですけど。OSKの場合はどうでしょうか?
高世:そういうご意見もお聞きするのですが、男性のお客様もすごく多いです。
以前、大阪劇場で公演させていただいた時も、大阪のお店の旦那衆にも支えられていたと言われるくらい、今もミナミの街から周りの方々に可愛がっていただいていたり。
実際に劇場にお越しいただくと分かっていただけるんですけど、女性のお客様も多いんですけど、男性のお客様もスーツで観に来てくださっていたり。
茂木:スーツで行っていいんですか!?
高世:レビューの良さって、男性、女性ももちろんですけど、小さなお子様でもストーリーを追わないで曲が楽しいとか、見ているお衣装が綺麗とか、そういう風に楽しんでいただけます。
ご夫婦で見に来られるお客様もすごく多いですし、男性の方には一度観に来てくださいと言いたいですね(笑)。
──100年繋がる波
茂木:高世さんはトップスターであり、演じる側であり、いろいろ考えてらっしゃると思うんですけど。
新橋演舞場といったら聖地ですよね、ここでの今回の公演に向けての意気込みがありましたら教えてください。
高世:昨年、自分自身がトップに就かせていただいて、お披露目公演をさせていただいて以来の「レビュー夏のおどり」になりますので。
素晴らしい劇場で、昨年もたくさんの方が見てくださり、感動してくださり、いただいた拍手の中で、”この場所に帰ってきたい”と、舞台でもお伝えさせていただいての今回の公演なので。
さらに感動していただける舞台を届けたい、全力で頑張らせていただきたいと思っております。
茂木:第一部が「桜鏡」これが義経のやつですね、第二部が「Brilliant Wave」これが踊りがすごいやつですよね。
高世:様々なジャンルの踊り、ロックであったり、ジャズであったり楽曲も様々なので。
もちろんラインダンスも、黒燕尾とドレスの踊りも見ていただけますし、本当に色々な要素が凝縮されているダンスのOSKにふさわしいステージです。
茂木:そして、演出の中村一徳先生というのも大御所ですもんね
高世:そうですね、OSKも久しぶりに作品を手がけてくださって。
95周年ということで100年繋がる波、穏やかな波、激しい波、色々な波を基にして場面を作っていただいて。歌の歌詞は、自分自身が涙してしまいそうになって歌っているほど、感動的な歌詞も書いていただいていますので。
茂木:なるほど〜
高世:これは、ぜひ皆さまに見ていただかないと(笑)。
茂木:みなさん!行くしかないですね!(笑)
●「OSK日本歌劇団 オフィシャルサイト 」
8月31日からスタートします、高世麻央さんが出演する、2017年新橋演舞場「レビュー夏のおどり」
チケットは本日発売です!
詳しくはオフィシャルサイトをご覧ください!
来週も引き続き、OSK日本歌劇団のトップスター・高世麻央さんをお迎えしてお話をうかがっていきます。
どうぞお楽しみに。
高世さんは、神奈川県のご出身。
1994年、日本歌劇学校に69期生として入学。
1996年に、OSK日本歌劇団に入団され、「セロ弾きのゴーシュ」で初舞台を踏まれます。
2007年以降、序列第2位となり、中心的スターとして活躍。
スマートで品がある舞台の姿から、高世さんは「貴公子」と呼ばれていらっしゃいます。
2014年、トップスターに就任、
2015年6月、大阪松竹座にて「レビュー春のおどり」お披露目公演を上演。
今夜は、高世麻央さんに、8月31日から新橋演舞場で行われます、
OSK日本歌劇団創立95周年記念公演「レビュー夏のおどり」の見どころを伺いました
──歌と踊りと、お芝居と…
茂木:かっこいいですよね〜。
高世:男性に「かっこいい」と言っていただくのは嬉しいですね(笑)。
茂木:女性が男性をやった方がかっこいいというのが、すごいなと思いますよね。
高世:反対に、女性だからこそ男性にはない男らしさみたいな。
より誇張して出来るというところが舞台では利点なのかなと思います。
茂木:OSK日本歌劇団は、1922年に結成されたということですが”OSK”って何かの頭文字なんですか?
高世:「大阪松竹歌劇団」の頭文字からなって、OSK日本歌劇団です。
茂木:今も拠点は大阪にあるんですね。
高世:そうですね。
茂木:宝塚は歌に特徴があるとしたら、OSKはダンスに特徴がありますよね。
高世:そうですね、ダンスに定評をいただいている劇団ではあります。
茂木:いわゆるレビューという、ラインダンスがすごいらしいですね。
高世:ラインダンスはOSK独自のラインダンスの基礎がございまして、どこまで速くできるかという…公演の中でもチャレンジがあったくらいですね。
茂木:それをお客さんも楽しみにいらっしゃる?
高世:以前、高速ラインダンスにも挑戦させていただいて、足を上げて下ろすのが大変なくらい。
ゆっくりよりも、ある程度のテンポの方が上げやすかったりというのもあるんですね。
茂木:みなさん、アスリート並みですね。
高世:OSKのラインダンスは、上げてる足ではなくて軸の足が常に弾んでいるんです。
茂木:そんなことがなぜ可能なんですか?
高世:それが、OSKのラインダンスなんです(笑)。
茂木:それを見るだけでもOSKに行かないと(笑)。
高世:そうですね、これはOSKの伝統のひとつでもありますので。
茂木:ダンスもあり、一方でミュージカルみたいなものもされるということですが。
高世:レビューは歌と踊りで綴られるものが多いんですけど、その中にストーリー性があったり。
歌劇は男役と娘役に分かれていますけど、歌、ダンス、お芝居…ダンスといっても、洋モノのダンスだけではなくて、日本舞踊を基本にしています。
茂木:そこがすごくないですか!?全部できるっていうことですよね?
高世:そうですね。和モノもやって、洋モノもやってという…ダンスだったらダンスだけをされている方は多いじゃないですか?和モノだったら和モノという方はもちろん多くいらっしゃると思うんですけど。
うちの場合は、様々なことを舞台上でさせていただきますので。
茂木:我々男性としては、少女歌劇団というものに行きにくいというイメージがあるんですけど。OSKの場合はどうでしょうか?
高世:そういうご意見もお聞きするのですが、男性のお客様もすごく多いです。
以前、大阪劇場で公演させていただいた時も、大阪のお店の旦那衆にも支えられていたと言われるくらい、今もミナミの街から周りの方々に可愛がっていただいていたり。
実際に劇場にお越しいただくと分かっていただけるんですけど、女性のお客様も多いんですけど、男性のお客様もスーツで観に来てくださっていたり。
茂木:スーツで行っていいんですか!?
高世:レビューの良さって、男性、女性ももちろんですけど、小さなお子様でもストーリーを追わないで曲が楽しいとか、見ているお衣装が綺麗とか、そういう風に楽しんでいただけます。
ご夫婦で見に来られるお客様もすごく多いですし、男性の方には一度観に来てくださいと言いたいですね(笑)。
──100年繋がる波
茂木:高世さんはトップスターであり、演じる側であり、いろいろ考えてらっしゃると思うんですけど。
新橋演舞場といったら聖地ですよね、ここでの今回の公演に向けての意気込みがありましたら教えてください。
高世:昨年、自分自身がトップに就かせていただいて、お披露目公演をさせていただいて以来の「レビュー夏のおどり」になりますので。
素晴らしい劇場で、昨年もたくさんの方が見てくださり、感動してくださり、いただいた拍手の中で、”この場所に帰ってきたい”と、舞台でもお伝えさせていただいての今回の公演なので。
さらに感動していただける舞台を届けたい、全力で頑張らせていただきたいと思っております。
茂木:第一部が「桜鏡」これが義経のやつですね、第二部が「Brilliant Wave」これが踊りがすごいやつですよね。
高世:様々なジャンルの踊り、ロックであったり、ジャズであったり楽曲も様々なので。
もちろんラインダンスも、黒燕尾とドレスの踊りも見ていただけますし、本当に色々な要素が凝縮されているダンスのOSKにふさわしいステージです。
茂木:そして、演出の中村一徳先生というのも大御所ですもんね
高世:そうですね、OSKも久しぶりに作品を手がけてくださって。
95周年ということで100年繋がる波、穏やかな波、激しい波、色々な波を基にして場面を作っていただいて。歌の歌詞は、自分自身が涙してしまいそうになって歌っているほど、感動的な歌詞も書いていただいていますので。
茂木:なるほど〜
高世:これは、ぜひ皆さまに見ていただかないと(笑)。
茂木:みなさん!行くしかないですね!(笑)
●「OSK日本歌劇団 オフィシャルサイト 」
8月31日からスタートします、高世麻央さんが出演する、2017年新橋演舞場「レビュー夏のおどり」
チケットは本日発売です!
詳しくはオフィシャルサイトをご覧ください!
来週も引き続き、OSK日本歌劇団のトップスター・高世麻央さんをお迎えしてお話をうかがっていきます。
どうぞお楽しみに。