Dream Heart(ドリームハート)

土曜22:00-22:30 TOKYO FM/全国38局でON AIR 各局放送時間

REPORT 最新のオンエアレポート

Dream HEART vol.209 ドリームハート 総集編

2017年04月01日

この番組は、日本、そして世界で活躍されている方々をゲストにお迎えし、
その方の「挑戦」に、そして「夢」に迫っていきます。

4月より「ドリームハート」は、TOKYO FMをはじめ、全国38局ネットで放送される事となりました!
全国38局ネットになっての第1回目の放送は、「ドリームハート」が、一体どんな番組なのか?
皆様に知っていただきたく、今までお迎えしたゲストの中から、
茂木さんが、特に印象的だった回をピックアップしてお届けしました。




──「茂木健一郎 × 西加奈子」

茂木:西さんのお話、デビューのきっかけも非常にびっくりするような事だったし。
作家としてのスタンスというんですかね、「共感の押し付けは良くない、違うんだけども好きという方が嬉しいじゃないか」というね、
このあたりが西さんの文学の秘密なのかなと思うんですよね。

西さんの小説は世界文学だなと感じるんですね。
世界のいろんな国の人が、いま悩んだり、夢見たり、感じたりしてる事をテーマに小説を書かれているので。
ある意味では、村上春樹さんの小説が世界中で翻訳されて読まれてるわけなんですけども
おそらく、西さんの小説もそうなっていくのかなという感じがするんですよね。
西さんの作品を読んでいると、自然に呼吸するように、いまの世界の様々な事が自分の中に入ってきて、
それが心地いいというか、それがこのインタビューに表れていたと思うんですよね。



──「茂木健一郎 × 植松努」

茂木:植松努さんのお話、素晴らしくないですか?
植松さんがスタジオにいらした時に忘れられない事がありまして、”この人、すごいな!”って思って。
収録終わって、子供たちに話に行くんだって言うんですよ。それで、ものすごい大きなリュックを持っていて、聞いたらプロジェクター一式入ってるんですよ。
学校が用意したプロジェクターが動かない事もあると、そんな時に、子供たちの出会いは一期一会だから、万が一プロジェクターが動かなったときのために、自前のプロジェクターをリュックの中に入れてるんですって!

”いままで役に立った事あるんですか?”って聞いたら、2年くらいで一回くらい、学校のプロジェクターがダメだった事があったと言ってました。
みなさん、植松さんってそういう人なんですよ。
誠実さとか、ひたむきさに僕はビックリしちゃいましたね。



──「茂木健一郎 × 羽根田卓也」

茂木:羽根田さんは本当にストイックで真面目な好青年で、カヌーまっしぐらで。
異国で単身生活を続けてらっしゃるわけですよ、世間の人が、”羽根田さん素敵だな”と、人気になるのも分かるんですよね。

今時珍しいくらい、一つの事に集中して練習するっていうあり方が、日本人が理想とする侍とか、そういう生き方につながる気がして。
日本人としての生き方、誇みたいなものって、”どこらへんにあるのかな?”っていう事まで考えさせるような、素敵なインタビューだったと思います。
ぜひ2020年東京オリンピック、金メダルをね、国民みんながそれを期待すると思うんですけど。
でも、羽根田選手の生き方なら、そういうプレッシャーを跳ねのけて、きっと素敵な競技素晴らしい成績を残してくれると思います!


「西加奈子」公式サイト

「株式会社植松電機」公式サイト

植松努 動画「TEDxSapporo」

「羽根田卓也」公式サイト

「羽根田卓也」公式ツイッター


来週は、4月8日から、シネスイッチ銀座他にて全国順次ロードショーされる
映画「ぼくと魔法の言葉たち」の監督、ロジャー・ロス・ウィリアムズさんです。
どうぞお楽しみに。