2016年09月11日
今夜は、ピアノトリオ・H ZETTRIOからH ZETT Mさんをお迎えしました。
H ZETTRIOは、ユニーク且つ“無重力奏法”と形容されるテクニカルなピアノと、
キレのあるリズムセクションを武器に、独自のアンサンブルを生み出しているアーティストです。
国内ツアーを始め、スイスや韓国、台湾などの海外フェスに参加するなど、精力的に活動を続けていらっしゃいます。
注目のピアノトリオ・H ZETTRIOが、9月7日に、3rdアルバム『PIANO CRAZE』をリリースされました。
最新アルバムのお話や、グループ結成のきっかけなど伺いました。
──”楽しくハッピー”がキーワード
茂木:まず、ビジュアルがH ZETT Mさんは…鼻が青いですね。
あと、メンバーは赤かったり…この世界観はどこから?
H ZETT M:最初、ソロ活動をするときにメイクしたりとかファニーだと思ってもらえばと思って。
茂木:今回のアルバムを聴かせていただいたんですけど、新しい感じがするんですよね。
所々、音遊びみたいなところもありつつボーカル入ったり、ご本人たちはどういうメッセージを込めたんですか?
H ZETT M:メッセージは「楽しくハッピー」というのはありますけど(笑)。
茂木:H ZETTRIOのグルーヴ感は、「笑って、踊れるジャズ」というコンセプトですよね。
H ZETT M:そうですね。見てて笑顔になれるような音楽をやりたいというのはありまして、そして暴れて踊れるという。
音楽は楽しい方が好きだなというのは3人共通してあるので、表れてくるところなのかなと思います。
茂木:世界3大ジャズ・フェスティバルの「モントルー・ジャズ・フェスティバル」や、「FUJI ROCK FESTIVAL」いろんなところに参加されているということですが、皆さんはどういう反応になってくるんですか?
H ZETT M:喜んでくれますね、びっくりするというか「なんだ?あの鼻の色は?」みたいな(笑)。
だんだん引き込めると、こっちも嬉しくなります。
茂木:海外の方の反応はどうでしたか?
H ZETT M:海外の方はすぐに「アメイジング!」と、言ってくれます(笑)。
茂木:日本ベースのトリオじゃないですか?だけど無国籍というか、無重力、宇宙空間的な…。
H ZETT M:そういうのを目指してるところはありますね。どこにもいないような雰囲気というか、音楽の雰囲気といいますか…。
茂木:ピアノは何歳からやってるんですか?
H ZETT M:4歳くらいから始めました、音楽教室で黙々と弾いてましたね。
その頃はいろいろ弾いてましたね、モーツァルト、バッハ…現代までいかないですけど変わった曲とか。
茂木:変わった曲はどういったものですか?
H ZETT M:スペインのギターのアルベニスっていう人がいるんですけど、それをピアノで弾いて、もとはギターの曲だと思うんですけどピアノで弾いていたり。
茂木:どの時点でミュージシャンになろうと思ったんですか?
H ZETT M:ミュージシャンになろうと志した記憶はなかったんですけど、流れでこうなっていますね(笑)。
──3rdアルバム『PIANO CRAZE』
茂木:H ZETTRIOを表す言葉として”無重力奏法”とありますけど、これってどういう位置付けなんですか?
H ZETT M:僕はジャンプしながら弾くのが好きでして、ジャンプしている時の写真とかもあるんですよね。
茂木:無重力で弾いてるかのような…ということなんですね。
影響を受けたアーティストを挙げるとしたら、どういう感じなんですか?
H ZETT M:クラシックピアノから始めたので、やっぱり”モーツァルトはすごいな”とかなりますね。
茂木:どういうところがお好きですか?
H ZETT M:ある旋律があって、それに続く旋律が”こんな旋律が続いてくるのか!”という連続が、キラキラしてるところがすごいなと思いますね。ただ突飛なだけじゃなくて、展開があって、すごい膨らんで、それがさらに世界を広げるという。
茂木:いまモーツァルトが生きてたら、それこそ鼻塗ってるかもしれないですよね(笑)。
H ZETT M:塗っていたら面白いですよね(笑)。
茂木:『PIANO CRAZE』って、一つの作品としてメッセージを感じるんですが、本人たちとしてはどういう思いを込めたんですか?
H ZETT M:聴いてくれて笑顔になってくれるのは、それは嬉しいんですけど。
茂木さんの対談集「芸術の神様が降りてくる瞬間」で、町田康さんとの対談が面白くて何回も読んでいるんですよ。
茂木:特にどの辺が好きですか?
H ZETT M:「作るときは、少しだけ魂を荒らしておく必要がある」そこがすごく大好きで。
茂木:荒らしてらっしゃるんですか?(笑)
H ZETT M:そういう意識を持ってないといけないんだなと思って、そこが”CRAZE”という部分になるんですよね。
●
(Amazon)
(Amazon)
「H ZETT M Official HomePage」
来週は、ドラマーの沼澤尚さんをお迎えします。
どうぞお楽しみに。
H ZETTRIOは、ユニーク且つ“無重力奏法”と形容されるテクニカルなピアノと、
キレのあるリズムセクションを武器に、独自のアンサンブルを生み出しているアーティストです。
国内ツアーを始め、スイスや韓国、台湾などの海外フェスに参加するなど、精力的に活動を続けていらっしゃいます。
注目のピアノトリオ・H ZETTRIOが、9月7日に、3rdアルバム『PIANO CRAZE』をリリースされました。
最新アルバムのお話や、グループ結成のきっかけなど伺いました。
──”楽しくハッピー”がキーワード
茂木:まず、ビジュアルがH ZETT Mさんは…鼻が青いですね。
あと、メンバーは赤かったり…この世界観はどこから?
H ZETT M:最初、ソロ活動をするときにメイクしたりとかファニーだと思ってもらえばと思って。
茂木:今回のアルバムを聴かせていただいたんですけど、新しい感じがするんですよね。
所々、音遊びみたいなところもありつつボーカル入ったり、ご本人たちはどういうメッセージを込めたんですか?
H ZETT M:メッセージは「楽しくハッピー」というのはありますけど(笑)。
茂木:H ZETTRIOのグルーヴ感は、「笑って、踊れるジャズ」というコンセプトですよね。
H ZETT M:そうですね。見てて笑顔になれるような音楽をやりたいというのはありまして、そして暴れて踊れるという。
音楽は楽しい方が好きだなというのは3人共通してあるので、表れてくるところなのかなと思います。
茂木:世界3大ジャズ・フェスティバルの「モントルー・ジャズ・フェスティバル」や、「FUJI ROCK FESTIVAL」いろんなところに参加されているということですが、皆さんはどういう反応になってくるんですか?
H ZETT M:喜んでくれますね、びっくりするというか「なんだ?あの鼻の色は?」みたいな(笑)。
だんだん引き込めると、こっちも嬉しくなります。
茂木:海外の方の反応はどうでしたか?
H ZETT M:海外の方はすぐに「アメイジング!」と、言ってくれます(笑)。
茂木:日本ベースのトリオじゃないですか?だけど無国籍というか、無重力、宇宙空間的な…。
H ZETT M:そういうのを目指してるところはありますね。どこにもいないような雰囲気というか、音楽の雰囲気といいますか…。
茂木:ピアノは何歳からやってるんですか?
H ZETT M:4歳くらいから始めました、音楽教室で黙々と弾いてましたね。
その頃はいろいろ弾いてましたね、モーツァルト、バッハ…現代までいかないですけど変わった曲とか。
茂木:変わった曲はどういったものですか?
H ZETT M:スペインのギターのアルベニスっていう人がいるんですけど、それをピアノで弾いて、もとはギターの曲だと思うんですけどピアノで弾いていたり。
茂木:どの時点でミュージシャンになろうと思ったんですか?
H ZETT M:ミュージシャンになろうと志した記憶はなかったんですけど、流れでこうなっていますね(笑)。
──3rdアルバム『PIANO CRAZE』
茂木:H ZETTRIOを表す言葉として”無重力奏法”とありますけど、これってどういう位置付けなんですか?
H ZETT M:僕はジャンプしながら弾くのが好きでして、ジャンプしている時の写真とかもあるんですよね。
茂木:無重力で弾いてるかのような…ということなんですね。
影響を受けたアーティストを挙げるとしたら、どういう感じなんですか?
H ZETT M:クラシックピアノから始めたので、やっぱり”モーツァルトはすごいな”とかなりますね。
茂木:どういうところがお好きですか?
H ZETT M:ある旋律があって、それに続く旋律が”こんな旋律が続いてくるのか!”という連続が、キラキラしてるところがすごいなと思いますね。ただ突飛なだけじゃなくて、展開があって、すごい膨らんで、それがさらに世界を広げるという。
茂木:いまモーツァルトが生きてたら、それこそ鼻塗ってるかもしれないですよね(笑)。
H ZETT M:塗っていたら面白いですよね(笑)。
茂木:『PIANO CRAZE』って、一つの作品としてメッセージを感じるんですが、本人たちとしてはどういう思いを込めたんですか?
H ZETT M:聴いてくれて笑顔になってくれるのは、それは嬉しいんですけど。
茂木さんの対談集「芸術の神様が降りてくる瞬間」で、町田康さんとの対談が面白くて何回も読んでいるんですよ。
茂木:特にどの辺が好きですか?
H ZETT M:「作るときは、少しだけ魂を荒らしておく必要がある」そこがすごく大好きで。
茂木:荒らしてらっしゃるんですか?(笑)
H ZETT M:そういう意識を持ってないといけないんだなと思って、そこが”CRAZE”という部分になるんですよね。
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「H ZETT M Official HomePage」
来週は、ドラマーの沼澤尚さんをお迎えします。
どうぞお楽しみに。