2016年06月12日
今夜、お迎えしたのはメンタリストのDaiGoさんです。
DaiGoさんは、イギリス発祥のメンタリズムを日本のメディアに初めて紹介し、
日本唯一のメンタリストとしてテレビ番組に多数出演。
現在は主に、企業のビジネスアドバイザーや作家、講演家としても活動をされていらっしゃいます。
また、幅広いジャンルで、人間心理をテーマにした著書をお書きになり、累計100万部のベストセラーとなっています。
そのDaiGoさんが、著書『メンタリストDaiGoの心を強くする300の言葉』を発売され、たちまちベストセラーとなりました。
今夜は、この著書の内容を紹介するとともに、
テレビでは見た事のない、DaiGoさんの魅力をお届けしていきます。
──『こんなに簡単に周りの見る目が変わるんだったら、全部自分で変えてやろうと思ったんです』
茂木:いろいろと注目すべき活動をしているDaiGoさんが書いた、「メンタリストDaiGoの心を強くする300の言葉」。
これは、どういう方に読んでいただきたいですか?
DaiGo:もともとツイッターで始めたことがきっかけだったんですけど、僕は本が読むのが好きで、がっつり本を読んで学び取りたいっていう事が多かったんです。いまの若い世代、仕事が忙しい方とかは、じっくり本を読む時間がとれないと思うんですね。
何冊も読んでいくと、グサッとくる1行の言葉とかがあったりするんですね。
茂木:ありますね。
DaiGo:そういうのをきっかけにして人生が変わったり、問題が解決したりするので。だったら、その言葉だけをまとめたらいいんじゃないかと思って作ったんです。
茂木:なるほど。
DaiGo:実際にツイッターでテスト済みで、ツイッターで反響が大きかったもの、リツイートが多かったものをまとめているんです。だから、多くの人の心に刺さったテスト済みの言葉が並んでいるんです。
茂木:全部実験済みなんだ、そのへんが理系男子っぽいよな〜(笑)。
DaiGoさんは、最初から自信にあふれたナイスガイじゃなかったんですよね?
DaiGo:小1から中2まで、めちゃくちゃいじめられっ子で。友達もいなかったし、超ネガティブで人前に立って喋るなんて出来なかったですね。
茂木:8年間は長いですよね。
DaiGo:今みたいにツイッターとかもなかったので問題になることもなくて。僕が小学校の頃は、先生も見て見ぬ振りな感じの空気でした。
茂木:それは辛かったですよね。
DaiGo:そうですね。よく、学習性無力感って心理学で言いますけど、途中からは自分が無力であることを受け入れてしまって、辛いとかではなくなるんですよ。
茂木:どんな感じになるの?
DaiGo:いじめられることを正当化するというか、”自分がダメでいじめられてるんだから、しょうがないんだな”と、なってくるんですよ。
茂木:どうやって、そこを抜けられたんですか?
DaiGo:8年間耐えていたんですけど、8年経って、初めて母親のことをバカにされたんですね。
それは”カチン”ときてしまって、バカにされたのが工作室で、足元にナタがあって”殺してやろう”と思ってナタを投げたんですね。
でも、スポーツテストではハンドボールが5メートルも飛ばないような投擲能力しかなくて、前に投げたつもりが横の壁に刺さっちゃったんですね。
茂木:笑うところか分からないですけどね(笑)。
DaiGo:それで大きなことを学んで、しばらく学校を休んで…誰も怪我しなかったんですけど、自分がナタを投げたことによって”あいつヤバイ”と、周りの見る目が変わったんですね。
茂木:怒ると怖いと。
DaiGo:今までは、クラスが変わったら誰かが助けてくれるかも、先生が変わったら助けてくれるかもと、待っていたんですけど。自分が行動したら、こんなに簡単に周りの見る目が変わるんだったら、全部自分で変えてやろうと思ったんです。
それで、今までの自分の特徴を全部紙に書き出して、全部逆にしたんですね。例えば、当時天パーだったので、ストパーしたり。メガネをコンタクトレンズにしたり、成績で言ったら下から3番目、それをトップ3って決めて、一個ずつクリアしていったんです。
茂木:逆に、それできるのがすごいですけどね。
DaiGo:追い詰められていたので、そうするしかなかったんですね。いじめられていたのは、いまはチャンスだったなと思うんですよ。
人間って、変わらなくちゃ理由がないと変わらないんですよ。平和に暮らしてる人は、平和に生きて、普通の大学行って、普通に就職して、普通に死んでいくんですよ。でも、当時の僕と同じようないじめられてる子達は、”いま変わらないといけない理由”があるんですよ。だから、大きく人生が変わるチャンスだと、いつも言っています。
──「五月病」にきく、MAPトレーニング
茂木:リスナーの中には、新しい生活がスタートして2ヶ月くらい経って「五月病」とか、メンタルに辛い人がいると思いますけど、どうしたらいいですか?
DaiGo:いくつか方法があって、違う環境に行くとうつ気味になったり、適応障害気味になったりする人がいると思うんですけど。メンタルの強さって、前頭葉の強さじゃないですか?自己コントロール能力の強さというか…。
自分でやってみて一番良かったのは、運動と瞑想ですね。
茂木:運動はどういうことをしたんですか?
DaiGo:メンタルを鍛えようと思ってやったのが、MAPトレーニングといって、「Mental and physical」トレーニングです。
瞑想を20〜30分やって、簡単な散歩を20〜30分やるトレーニングで、うつが改善されたりという効果が分かっているんですよ。
茂木:瞑想の仕方は?
DaiGo:呼吸をゆっくりにするんですね。1分間に4回〜6回くらい。10秒かけて、1回の呼吸をする感じです。
オススメは3〜4秒かけて吸って、6〜7秒かけてゆっくり吐く。
茂木:それだけで瞑想の効果があるんですね。
DaiGo:背筋を伸ばして胸を張って、目を閉じて体を動かさないようにして、いまの呼吸をやるだけです。
茂木:それと、散歩ですね。これだったら、みんな出来ますよね。
DaiGo:けっこう簡単で、僕も、”本当に効果出るのかな?”と思ったんですけど、実際かなりポジティブになりますよ。
●「DaiGo オフィシャルサイト」
来週も引き続き、メンタリストのDaiGoさんをお迎えします。
どうぞ、お聴き逃しなく!
DaiGoさんは、イギリス発祥のメンタリズムを日本のメディアに初めて紹介し、
日本唯一のメンタリストとしてテレビ番組に多数出演。
現在は主に、企業のビジネスアドバイザーや作家、講演家としても活動をされていらっしゃいます。
また、幅広いジャンルで、人間心理をテーマにした著書をお書きになり、累計100万部のベストセラーとなっています。
そのDaiGoさんが、著書『メンタリストDaiGoの心を強くする300の言葉』を発売され、たちまちベストセラーとなりました。
今夜は、この著書の内容を紹介するとともに、
テレビでは見た事のない、DaiGoさんの魅力をお届けしていきます。
──『こんなに簡単に周りの見る目が変わるんだったら、全部自分で変えてやろうと思ったんです』
茂木:いろいろと注目すべき活動をしているDaiGoさんが書いた、「メンタリストDaiGoの心を強くする300の言葉」。
これは、どういう方に読んでいただきたいですか?
DaiGo:もともとツイッターで始めたことがきっかけだったんですけど、僕は本が読むのが好きで、がっつり本を読んで学び取りたいっていう事が多かったんです。いまの若い世代、仕事が忙しい方とかは、じっくり本を読む時間がとれないと思うんですね。
何冊も読んでいくと、グサッとくる1行の言葉とかがあったりするんですね。
茂木:ありますね。
DaiGo:そういうのをきっかけにして人生が変わったり、問題が解決したりするので。だったら、その言葉だけをまとめたらいいんじゃないかと思って作ったんです。
茂木:なるほど。
DaiGo:実際にツイッターでテスト済みで、ツイッターで反響が大きかったもの、リツイートが多かったものをまとめているんです。だから、多くの人の心に刺さったテスト済みの言葉が並んでいるんです。
茂木:全部実験済みなんだ、そのへんが理系男子っぽいよな〜(笑)。
DaiGoさんは、最初から自信にあふれたナイスガイじゃなかったんですよね?
DaiGo:小1から中2まで、めちゃくちゃいじめられっ子で。友達もいなかったし、超ネガティブで人前に立って喋るなんて出来なかったですね。
茂木:8年間は長いですよね。
DaiGo:今みたいにツイッターとかもなかったので問題になることもなくて。僕が小学校の頃は、先生も見て見ぬ振りな感じの空気でした。
茂木:それは辛かったですよね。
DaiGo:そうですね。よく、学習性無力感って心理学で言いますけど、途中からは自分が無力であることを受け入れてしまって、辛いとかではなくなるんですよ。
茂木:どんな感じになるの?
DaiGo:いじめられることを正当化するというか、”自分がダメでいじめられてるんだから、しょうがないんだな”と、なってくるんですよ。
茂木:どうやって、そこを抜けられたんですか?
DaiGo:8年間耐えていたんですけど、8年経って、初めて母親のことをバカにされたんですね。
それは”カチン”ときてしまって、バカにされたのが工作室で、足元にナタがあって”殺してやろう”と思ってナタを投げたんですね。
でも、スポーツテストではハンドボールが5メートルも飛ばないような投擲能力しかなくて、前に投げたつもりが横の壁に刺さっちゃったんですね。
茂木:笑うところか分からないですけどね(笑)。
DaiGo:それで大きなことを学んで、しばらく学校を休んで…誰も怪我しなかったんですけど、自分がナタを投げたことによって”あいつヤバイ”と、周りの見る目が変わったんですね。
茂木:怒ると怖いと。
DaiGo:今までは、クラスが変わったら誰かが助けてくれるかも、先生が変わったら助けてくれるかもと、待っていたんですけど。自分が行動したら、こんなに簡単に周りの見る目が変わるんだったら、全部自分で変えてやろうと思ったんです。
それで、今までの自分の特徴を全部紙に書き出して、全部逆にしたんですね。例えば、当時天パーだったので、ストパーしたり。メガネをコンタクトレンズにしたり、成績で言ったら下から3番目、それをトップ3って決めて、一個ずつクリアしていったんです。
茂木:逆に、それできるのがすごいですけどね。
DaiGo:追い詰められていたので、そうするしかなかったんですね。いじめられていたのは、いまはチャンスだったなと思うんですよ。
人間って、変わらなくちゃ理由がないと変わらないんですよ。平和に暮らしてる人は、平和に生きて、普通の大学行って、普通に就職して、普通に死んでいくんですよ。でも、当時の僕と同じようないじめられてる子達は、”いま変わらないといけない理由”があるんですよ。だから、大きく人生が変わるチャンスだと、いつも言っています。
──「五月病」にきく、MAPトレーニング
茂木:リスナーの中には、新しい生活がスタートして2ヶ月くらい経って「五月病」とか、メンタルに辛い人がいると思いますけど、どうしたらいいですか?
DaiGo:いくつか方法があって、違う環境に行くとうつ気味になったり、適応障害気味になったりする人がいると思うんですけど。メンタルの強さって、前頭葉の強さじゃないですか?自己コントロール能力の強さというか…。
自分でやってみて一番良かったのは、運動と瞑想ですね。
茂木:運動はどういうことをしたんですか?
DaiGo:メンタルを鍛えようと思ってやったのが、MAPトレーニングといって、「Mental and physical」トレーニングです。
瞑想を20〜30分やって、簡単な散歩を20〜30分やるトレーニングで、うつが改善されたりという効果が分かっているんですよ。
茂木:瞑想の仕方は?
DaiGo:呼吸をゆっくりにするんですね。1分間に4回〜6回くらい。10秒かけて、1回の呼吸をする感じです。
オススメは3〜4秒かけて吸って、6〜7秒かけてゆっくり吐く。
茂木:それだけで瞑想の効果があるんですね。
DaiGo:背筋を伸ばして胸を張って、目を閉じて体を動かさないようにして、いまの呼吸をやるだけです。
茂木:それと、散歩ですね。これだったら、みんな出来ますよね。
DaiGo:けっこう簡単で、僕も、”本当に効果出るのかな?”と思ったんですけど、実際かなりポジティブになりますよ。
●「DaiGo オフィシャルサイト」
来週も引き続き、メンタリストのDaiGoさんをお迎えします。
どうぞ、お聴き逃しなく!