2016年04月24日
今週も、株式会社AMFの代表取締役社長 椎木里佳さんをお迎えしました。
椎木さんは、1997年生まれの現在18歳の女性起業家です。
今年の3月までは、”女子高生社長”として知られ、東京都内の高校に通いながらAMFを経営し、一躍ネットやメディアで注目を浴びました。
今夜は”未来の夢”についてお話を伺いました。
──椎木里佳が見る、日本の若者は?
茂木:経営者として、素晴らしい才能を持ってらっしゃると思うんですけど、日本を見てどう感じますか?
椎木:起業してる若者が増えてるとは言いますけど、海外と比べると少ないですね。
もったいないと思います。
茂木:クライアントの企業さんとかは、どうやって捕まえるんですか?
椎木:基本的にお問い合わせいただくことが多いです。
茂木:それはネット?
椎木:そうですね。ホームページにお問い合わせフォームがあって、そこに超・大手の企業の方が書き込みしてくれて……。
茂木:打ち合わせはどういう感じでやるの?
椎木:クライアントさんのオフィスにプレゼン資料を持って行って、「どういう感じのことをやりたいんですか?」という感じで聞いて、「それだったら、これくらいの値段ですね」みたいな。
茂木:”ここは出せそうだな”という所は、ちょっと多めに言ったりすることもあるんですか?
椎木:ありますね。
茂木:そういうことも含めて、すごいよね。なんで出来るの?
椎木:ガツガツ行こうと思って。若い子とかだと、ビッグクライアントさんと会うと萎縮しちゃうんですよね。
すごいもったいないので、わたし的には「これぐらいっすねー!」って言って、”ヤバい、威勢のいい若者が来た”と思って、逆に「じゃあ、それくらい出しちゃおうかな」みたいな(笑)。
茂木:どこで、そういう能力を身に付けたんですか?
椎木:やりながら学んだ感じですね。
茂木:最初は、ドキドキしませんでした?
椎木:ドキドキしましたね(笑)。慣れとかもあって、こういう言い回しをすると、変な風にとられないなとか。
茂木:そういう形で会社をやってきて、課題に感じてることって何ですか?
椎木:将来的に上場したいんですよね。会社の組織作りとか、整えていかないといけないという時に、今までお金のこととか全然知らなくて。
税理士の方がやってくれていたので、決算書とか、3年もやってきて真面目に見たことがなかったんです。
どれくらいのお金をチャレンジに使えて、とか、そういうのを把握しておかないと、上場できないと思うので。そういったお金の流れを把握して、次は組織作り、あとファイナンス的なこともやるとか、そこが課題ですかね。
──大学生活で学ぶ事
茂木:今後、人生が変わることも可能性としてはないですか?
椎木:可能性はありますよ。
茂木:留学とかは、考えてないですか?
椎木:海外展開を考えると、留学したいですね。
茂木:よく伺うことがあるんですけど、いま慶應に通いながら社長をやるという人生ですけど。プランB、今やってないことでやるとしたら、どういう事をやりたいですか?
椎木:いまやってる事が、いろいろ出来ちゃってるんですよね。
ひとつのことだけじゃなくて、いろんな側面を持っているので。
茂木:今後、プログラムも自分でやる必要ないですよね。
大学4年間で身に付けるスキルって、何ですかね?
椎木:文学部は心理学とかができるらしいので、そういうことを勉強したいなと思います。
心理学系の本を読んで、すごい面白いなと思って。ビジネスの場とかで、”絶対、わたしの話を面白いと思ってねーな”って思うときとか、一瞬でわかるようになったんですよ(笑)。
茂木:いま、僕、面白いと思ってるよね?(笑)
椎木:面白い……と、思ってると思います(笑)。
茂木:いま、足見たの?
椎木:足の向きと姿勢ですね。前かがみっぽくなってる人は、話を聞いてる、面白いと思ってる。
ふんぞり返ったり、足の向きが別の方向向いてると……(笑)。
茂木:怖いね(笑)。そういうことも応用しようと思っているということですか。
これ以上、バージョンアップしようとしてるってことですね。
椎木:もちろんです。
茂木:既にメディアで活躍していますけど、そっちのほうで活躍しようと考えていますか?
椎木:あんまり考えてないですね。よく「タレント業とか、やらないんですか?」って言われるんですけど、あんまり興味ないんですよね。
茂木:じゃあ、あくまでも会社経営とキャンパスライフを楽しむということですね。
椎木:そうですね(笑)。
──「夢は伝説になることです、大真面目に伝説になります」
茂木:これからの日本をどう変えていきますか?
椎木:女性のロールモデルになりたいなと思っています。
茂木:いま、女性の社会進出とか言われていて、”ガラスの天井がある”とか、言うじゃないですか。
椎木:そういうことじゃなくて、別に女子の方が活躍しなくてもいいし、女子も普通に、男子も普通に出来る世の中。
自然体で、なんの障害もなくやればいいじゃんって思います。
茂木:古今東西いろんな人がいますけど、尊敬する人は?
椎木:父を一番尊敬していますね。
茂木:じゃあ、お父さんを除いたら?
椎木:好きな人はアナ・ウィンターですね、VOGUEの編集長です。
茂木:「プラダを着た悪魔」の人だ! どういうところがいいんですか?
椎木:やっぱり、かっこいいです。起業するときに、ああいう人が社長だと思ったんです。
部下に指示出して、超冷酷な感じでやるっていうのが社長だと思ったんですけど、指示出す人がいないんで、自分でやるしかないっていう(笑)。
茂木:椎木さんの夢って何ですか?
椎木:夢は伝説になることです、大真面目に伝説になります。
22歳で最年少上場をしたくて、それだけじゃ伝説になれないと思うので、会社経営ではなくても、いろんなことで伝説に近付けたらなと思います。
●『株式会社「AMF」公式ウェブサイト』
来週は、映画監督の大友啓史さんをお迎えしてお話を伺っていきます。
映画「ハゲタカ」や、「るろうに剣心」シリーズ、「プラチナデータ」など、数々のヒット作を発表してきた大友監督が、この夏に公開される最新作「秘密 THE TOP SECRET」について、お話ししてくださいます。
どうぞ、お聴き逃しなく!
椎木さんは、1997年生まれの現在18歳の女性起業家です。
今年の3月までは、”女子高生社長”として知られ、東京都内の高校に通いながらAMFを経営し、一躍ネットやメディアで注目を浴びました。
今夜は”未来の夢”についてお話を伺いました。
──椎木里佳が見る、日本の若者は?
茂木:経営者として、素晴らしい才能を持ってらっしゃると思うんですけど、日本を見てどう感じますか?
椎木:起業してる若者が増えてるとは言いますけど、海外と比べると少ないですね。
もったいないと思います。
茂木:クライアントの企業さんとかは、どうやって捕まえるんですか?
椎木:基本的にお問い合わせいただくことが多いです。
茂木:それはネット?
椎木:そうですね。ホームページにお問い合わせフォームがあって、そこに超・大手の企業の方が書き込みしてくれて……。
茂木:打ち合わせはどういう感じでやるの?
椎木:クライアントさんのオフィスにプレゼン資料を持って行って、「どういう感じのことをやりたいんですか?」という感じで聞いて、「それだったら、これくらいの値段ですね」みたいな。
茂木:”ここは出せそうだな”という所は、ちょっと多めに言ったりすることもあるんですか?
椎木:ありますね。
茂木:そういうことも含めて、すごいよね。なんで出来るの?
椎木:ガツガツ行こうと思って。若い子とかだと、ビッグクライアントさんと会うと萎縮しちゃうんですよね。
すごいもったいないので、わたし的には「これぐらいっすねー!」って言って、”ヤバい、威勢のいい若者が来た”と思って、逆に「じゃあ、それくらい出しちゃおうかな」みたいな(笑)。
茂木:どこで、そういう能力を身に付けたんですか?
椎木:やりながら学んだ感じですね。
茂木:最初は、ドキドキしませんでした?
椎木:ドキドキしましたね(笑)。慣れとかもあって、こういう言い回しをすると、変な風にとられないなとか。
茂木:そういう形で会社をやってきて、課題に感じてることって何ですか?
椎木:将来的に上場したいんですよね。会社の組織作りとか、整えていかないといけないという時に、今までお金のこととか全然知らなくて。
税理士の方がやってくれていたので、決算書とか、3年もやってきて真面目に見たことがなかったんです。
どれくらいのお金をチャレンジに使えて、とか、そういうのを把握しておかないと、上場できないと思うので。そういったお金の流れを把握して、次は組織作り、あとファイナンス的なこともやるとか、そこが課題ですかね。
──大学生活で学ぶ事
茂木:今後、人生が変わることも可能性としてはないですか?
椎木:可能性はありますよ。
茂木:留学とかは、考えてないですか?
椎木:海外展開を考えると、留学したいですね。
茂木:よく伺うことがあるんですけど、いま慶應に通いながら社長をやるという人生ですけど。プランB、今やってないことでやるとしたら、どういう事をやりたいですか?
椎木:いまやってる事が、いろいろ出来ちゃってるんですよね。
ひとつのことだけじゃなくて、いろんな側面を持っているので。
茂木:今後、プログラムも自分でやる必要ないですよね。
大学4年間で身に付けるスキルって、何ですかね?
椎木:文学部は心理学とかができるらしいので、そういうことを勉強したいなと思います。
心理学系の本を読んで、すごい面白いなと思って。ビジネスの場とかで、”絶対、わたしの話を面白いと思ってねーな”って思うときとか、一瞬でわかるようになったんですよ(笑)。
茂木:いま、僕、面白いと思ってるよね?(笑)
椎木:面白い……と、思ってると思います(笑)。
茂木:いま、足見たの?
椎木:足の向きと姿勢ですね。前かがみっぽくなってる人は、話を聞いてる、面白いと思ってる。
ふんぞり返ったり、足の向きが別の方向向いてると……(笑)。
茂木:怖いね(笑)。そういうことも応用しようと思っているということですか。
これ以上、バージョンアップしようとしてるってことですね。
椎木:もちろんです。
茂木:既にメディアで活躍していますけど、そっちのほうで活躍しようと考えていますか?
椎木:あんまり考えてないですね。よく「タレント業とか、やらないんですか?」って言われるんですけど、あんまり興味ないんですよね。
茂木:じゃあ、あくまでも会社経営とキャンパスライフを楽しむということですね。
椎木:そうですね(笑)。
──「夢は伝説になることです、大真面目に伝説になります」
茂木:これからの日本をどう変えていきますか?
椎木:女性のロールモデルになりたいなと思っています。
茂木:いま、女性の社会進出とか言われていて、”ガラスの天井がある”とか、言うじゃないですか。
椎木:そういうことじゃなくて、別に女子の方が活躍しなくてもいいし、女子も普通に、男子も普通に出来る世の中。
自然体で、なんの障害もなくやればいいじゃんって思います。
茂木:古今東西いろんな人がいますけど、尊敬する人は?
椎木:父を一番尊敬していますね。
茂木:じゃあ、お父さんを除いたら?
椎木:好きな人はアナ・ウィンターですね、VOGUEの編集長です。
茂木:「プラダを着た悪魔」の人だ! どういうところがいいんですか?
椎木:やっぱり、かっこいいです。起業するときに、ああいう人が社長だと思ったんです。
部下に指示出して、超冷酷な感じでやるっていうのが社長だと思ったんですけど、指示出す人がいないんで、自分でやるしかないっていう(笑)。
茂木:椎木さんの夢って何ですか?
椎木:夢は伝説になることです、大真面目に伝説になります。
22歳で最年少上場をしたくて、それだけじゃ伝説になれないと思うので、会社経営ではなくても、いろんなことで伝説に近付けたらなと思います。
●『株式会社「AMF」公式ウェブサイト』
来週は、映画監督の大友啓史さんをお迎えしてお話を伺っていきます。
映画「ハゲタカ」や、「るろうに剣心」シリーズ、「プラチナデータ」など、数々のヒット作を発表してきた大友監督が、この夏に公開される最新作「秘密 THE TOP SECRET」について、お話ししてくださいます。
どうぞ、お聴き逃しなく!