カフカのみなさん、
最近は、ご一緒することが多くて
なんだかファミリー感がありますね(笑)
今回のアルバム、カフカ史上最高傑作と胸を張って私は言いたいです!
エレクトロなのに温かみがあったり、
ちゃんと生の質感があるからカフカらしさが感じられるんでしょうね。
新しい挑戦を入れた内容になると思いますが、
これからツアーでどんどん素敵な変化を遂げていってください!
ありがとうございました。

高山都















↓ 「カフカ」とのトーク内容はコチラ ↓
【2/17 「カフカ」 トーク】




高山都(以下、高山):今夜はこの方たちにお越しいただきました。

全員:こんばんはー、カフカです。
よろしくお願いします!

カネココウタ(以下、カネコ):カフカボーカルのカネコです。

ヨシミナオヤ(以下、ヨシミ):今日も10キロ走ってきました、ベースのヨシミナオやです。

ミウラウチュウ(以下、ミウラ):ギターのミウラウチュウです。

フジイダイシ(以下、フジイ):ドラムのフジイダイシです。

高山:今夜のDRAGON GATE、カフカの皆さんお迎えしましたー。
最近、カフカ率が高いです、私。
先日もナタリーで対談させていただいたり。
あの時おもしろかったですね。

カネコ:そうですね。

高山:ね。RADIO DRAGONにも何度も来てもらってるんですけど、すごく濃いお話ができて。
そんなわけで、現在発売中のフルアルバム「Rebirth」。
これめっちゃいいですね。

全員:ありがとうございます!

高山:素晴らしい作品が生まれたなぁと、感動したんですが。
今回のタイトル「Rebirth」、“新生”“再生”“生まれ変わる”という意味を持つんですが、どんな想いが詰まってるんですか?

カネコ:そうですね、4人になって、ちょっと経って、ずっとやってみたかったことっていうのが、エレクトロ音楽を取り入れたもので。
それはもうバンドではできないなと決めつけていて、自分が1人でやっていて、なんかCDとか作ってDJかけたりして。
でも、ふとした時に、なんでも出来るなって思った瞬間があって。
その時に“再生”が始まった、と思って。
体中の細胞が生まれ変わったみたいに鳥肌が立って。
今回、「再生」をテーマにアルバムを作ろう、って言って。
で、一から4人でやろうって。

高山:それっていつ頃の話だったんですか?出来事的に。

カネコ:構想自体はずっと前からあって。
アルバム2、3枚前からあって。
でもやっぱり時間はかかって。
ちゃんと一から取りかかるにはけっこうかかったな、って感じで。
でも、今なら出来るなって思って。
そこに突き進めたっていうのはすごい、4人になったってことなんだろうし。

高山:そうですね、一番大きいかもしれないですね。
可能性が広がったっていうかね。
やれることがたくさん出来たっていうか。
じゃぁ、さっそくなんですが、現在発売中のアルバム「Rebirth」から一曲聴いてもらいましょう。曲紹介お願いします。

カネコ:はい、カフカで、「Inside of Snowdome」



高山:お送りしたのは現在発売中のアルバム「Rebirth」からRADIO DRAGON今月のPOWER TUNEにもなっています、カフカで、「Inside of Snowdome」聴いてもらいました。
本当にこのアルバム、カフカ史上というか、出会って何年も経つんですけど、本当すごいのできたなーと。
初めて聴いたのお正月くらいだったんですけど、思わずなんか鳥肌が立ったし、わーなんかすっごい変わった!って。
「変わった」って一番言われると思うんですよ、今回のアルバム。
“再生”っていうのもあったりするし、サウンド面でもエレクトロを取り入れたりして、大きく変わったじゃないですか。
レコーディングとか制作ってどんな感じだったんですか?

カネコ:やっぱりそのエレクトロを取り入れるっていうのは、印象的に冷たくなっちゃうな、っていうのがあって。
それをこういかにして取り込むかっていうのがすごい大変で。
やっぱり人肌を感じる音楽っていうのが好きだし。
そういうふうにしていきたいなっていうのがあったんで、エンジニアさんとか、マスタリングお願いして、ちゃんとみんなでそういう方向に持って行きたいなって思って。
でも最終的にやっぱりどうあがいてもカフカだなって思ったんで。
本質的には変わってないのかなって。

高山:なんかね、エレクトロになってるんだけど、ギターの音が生身だったり、ドラム・ベースがすごくカフカらしいというか、重厚じゃないですか。
なんかほんと、命の鼓動じゃないけど、温かみっていう言葉を使えば、ちゃんと鼓動として鳴ってるのかなっていう感じがして、冷たいっていう感じが全くしないんですよね。
なんか意識した点とかありますか?メロディとか。うちゅうさんどうですか?

ミウラ:意識、というか、すごく不思議なんですけど。
やりたいことやってて、僕は最初ナイフを突きつけるつもりで作ってたんですけど、そのナイフ抜いてみたら花束に変わっちゃった、みたいな。
これをすごい言いたかったんですけど。
なんかすごい、マジックがかかったな、って思って。
意識か、意識はそんなしてなかったですね。

高山:そっか、そうやって作っていくんですね。
セッション的な感じで。

ミウラ:こんな感じでやろうぜーみたいな感じで始めて。結構できますね。

高山:そうなんですね。
そしてですね、私好きな曲がいくつかあって、「addicted to xxx」
3曲目に収録されている曲があるんですけど、これね、先日対談の時に好きだーって言ったら、なんかこうたくんがね。

カネコ:これあのー、都ちゃんに出てもらったPVがあって、その延長というかその女性のイメージで書いたんですけど。
綺麗な女性ばかりじゃないというか。
生々しいものっていうか。

高山:ちょっとね、毒の部分ていうかね。人間の陰の部分ていうのをすごく印象的に描いていて。
フレーズもリフの部分とかすごく残りますよね。

カネコ:これは打ち込み要素ほとんど入ってないんですけど、すごく“感じる”っていうのは今回のアルバムに入れられたことがでかいのかなって。

高山:そうですね、今回ほんと全体的に音が残るというか。
すごく印象的なサウンドが多いなっていうのはありますね。
そして、HPのほうで「彼女は」のミュージックビデオがアップされたばかりですね。
これ衝撃的な内容じゃないですか。

カネコ:そうですね、これはやっぱり先に出てた「Inside of Snowdome」のPVと対照的なものが作りたくて。
裏の部分のカフカの本質的なものってこっちにもあるのかなって思って。
こっちもちゃんと見て欲しいなって、目をそらさずに。

高山:そうですね、なんかカフカっていつも対なイメージですね。
陰と陽というか。

カネコ:光があるっていうことは影があるってことだから。
そこに目をそらしちゃいけないなっていうのがあったんで。
やっぱりこれを出さないと今回のアルバムは。

高山:なるほどね、ブレてないね!

カネコ:けっこう、でも、予算的には無理言ってお願いして(笑)



高山:ぜひね、「Inside of Snowdome」で知ったっていう方もけっこういらっしゃるので、この曲のMVもあわせてチェックして欲しいですね。
そして、カフカのオフィシャルサイトにはアルバム「Rebirth」の特設サイトもできていて、そちらでMVなども見れるのですが、コメントなどもたくさん寄せられていて、私もコメントを寄せさせていただいています。
なので、ラジオをお聴きのみなさんもぜひ、あわせて見ていただけたらなと思います。
そろそろお別れの時間なんですが・・・
お別れにもう一曲紹介していただきたいと思うんですが、この曲はどんな曲ですか?

カネコ:そうですね、ラブソングっていうのが世の中すごく流行っていて、自分にはどうしても他人事のように聴こえてしまって、今まで恋の歌はあるけど愛の歌ってないなと思って、書きたくなって。
それもやっぱり再生を繰り返したからこそ書けたのかなって思って、ちょっと嬉しいですね。

高山:すごく歌詞がカフカらしいなっていうか。でもすごく名曲ですよね。
カフカ史上初の愛の歌。
メロディもとっても素敵なので、ぜひ聴いてみて下さい。
では、曲紹介お願いします。

カネコ:はい、カフカで、「ai」

高山:今夜のDRAGON GATEはカフカのみなさんお迎えしました。
ありがとうございました!