another sunnydayのナカヤマシンペイさん、伊藤文暁さん、
3枚目にして、まさにアナサニ!なアルバムです。
爽快かつダークサイドな面もあり、
ジャケットの青い空に黒いモードなお兄さん達みたいな感じでぴったりです。
ライブもまた是非伺わせてください!
今日来られていない大山さんや美登一君にも会いたかったなー。
ぜひライブハウスで!ということですね。
ありがとうごじざいました。

高山都
















↓ 「another sunnyday」とのトーク内容はコチラ ↓
【12/2 「another sunnyday」 トーク】




高山都(以下、高山):今夜はこの方たちにお越しいただきました。

2人:どーもーanother sunnydayです。
伊藤文暁(以下、伊藤):ボーカルの伊藤です!
ナカヤマシンペイ(以下、ナカヤマ):ドラムのナカヤマシンペイです。

高山:はい、よろしくお願いします!
じゃぁもうさっそく聞いていきましょう。
ちょっとね、ラジオの前のみなさんに、まずanother sunnydayのバンドコンセプト、教えてください。

ナカヤマ:まず、another sunnydayっていうバンドがですね、僕とギターの大山くんがストレイテナーというバンドをやってまして、その2人がちょっと違うバンドを作ろうということで、そのバンドを作る時のコンセプトが、明るく楽しく、何も考えないで、あぁー気持ちいいっていうような音楽をやろうとして、作ったバンドですね。

高山:なるほど。そしてそのバンドに、伊藤さんボーカルでお迎えしまして。
もう結成何年目になるんでしたっけ?

ナカヤマ:3年目ですね。

高山:そうですね。で、今回のアルバムが3枚目のアルバムということで。
じゃぁさっそくアルバムの話をうかがいたいのですが、タイトル「YOLO」とはどんな意味なんですか?

ナカヤマ:これは、ワイ・オー・エル・オーね。
You Only Live Onceという、英語の頭文字をとって、略したというか、欧文略語ですね。

高山:人生一度きり。

ナカヤマ:人生一度きりという意味の。

高山:これラップとかでも“YOLO”とか使ったりしますね。

伊藤:ラッパーの人が流行らせたんですよね。2年前くらいに。

高山:すごくなんか新鮮であり、意味を聞くと、なるほどなーって感じさせられる・・・

ナカヤマ:アルバムタイトルを「You Only Live Once」ってつけちゃうと、全く意味が違ってくるんですよ。

高山:そうですね。

ナカヤマ:「YOLO」がものすごくいい塩梅なんですよね。

高山:この遊んでる感じがいいんでしょうね。

ナカヤマ:ちょうどいい!みたいな。

高山:そうなんですよ。今回のアルバム「YOLO」なんかね、私、3枚目にして、このanother sunnydayというバンド名が一番ハマるアルバムなのかなって。
今まで1枚目の2枚目も聴かせてもらったり、ライブも好きで何度も行かせてもらってるんですけど、なんかこの3枚目はまさにanother sunnydayってバンド名だなって感じがする。

ナカヤマ:ただ、よく3枚目が変わったね、とか極めたねとか、言われること多いですね。ここでこう、一個到達したね、と。

高山:なんでだろ、なんか心境の変化とか皆さんの中であったんですか?

ナカヤマ:やっぱ、いくらキャリアあっても、全部一からなので、それがやっぱ3年目くらいからバンドの空気感も良くなってきたし、関係性も。
なんかこうやっと一つの固まりになり始めたっていうのが、あるんじゃないかな。

高山:言いたい事も、出したいものも出し合えるようになった、っていう、そうですよね。
みなさん、ストレイテナーや伊藤さんはソロ、そしてね、美登さんとかも他の活動しながらの中でのanother sunnydayというバンドの活動、ツアーもやってますしね。

ナカヤマ:やってますね。

高山:ほんとにその中で変化をしてきて、3枚目に至ると。

ナカヤマ:はい、そうです。

高山:いやぁでもこの3枚目すごい変わったなと思って、私。

ナカヤマ:まぁでもなんかわかります、1枚目2枚目でやっぱ俺らも反省点が結構出てきて、もっとこうできたね、もっとこうできたねっていう積み重ねがあるから、変わっててよかったっていう。

高山:いやぁなんかきたー!って感じがしました。

2人:へぇー!

高山:じゃぁそんな曲、まずはご挨拶代わりに聴きましょうか。
では、現在発売中のアルバム「YOLO」から一曲紹介してください。

ナカヤマ:はい。another sunnydayで「MORNING STIR」です。



高山:今夜のDRAGON GATEはanother sunnydayを代表して、ドラムのナカヤマシンペイさん、ボーカルの伊藤文暁さんをお迎えしています。
お送りしたのは現在発売中のアルバム「YOLO」から「MORNING STIR」でした。
引き続きアルバムのお話をうかがっていくのですが、今回のアルバム、another sunnydayにとってのすごくキャッチーだったりポップだったり、その遊びの部分をたくさん取り入れてるっていうふうにうかがったんですけど、どんな感じで制作されたんですか?

ナカヤマ:もともとのバンドのコンセプトが、明るく楽しくやろうっていってるから、一曲一曲作るときもみんなでそれを念頭において作るから、それを一曲一曲つめてって12曲集めたら、なんかこう明るいアルバムにやっとなったね、みたいな(笑)

高山:でも伊藤さんの声が、どっかしらちょっと湿り気というか、そんなにからっとしてる感じじゃなくて、結構聴かせるだったり、すごく艶っぽさも持ってるじゃないですか。だからその遊びのあるサウンドと伊藤さんのちょっとだけダークな部分とかが混じって。
すごくいいバランスで。

ナカヤマ:なんかおもしろいバンドになったなって。
テンプレにはまらないっていうね。意外と。
テンプレを目指してるのにテンプレにはまらないっていうバンドになりましたね(笑)

高山:なんかね、ジャケットだったり新しいアーティスト写真がすごくこう抜けるような青空にブラックなモードな姿の4人が立っていて、それがすごくanother sunnydayを表しているのかなぁと。

ナカヤマ:あんまり意識してなかったんですけど、絵にしてみたら、あ、めちゃくちゃ俺らを表してるなと。

高山:ぽいですよね。雲一つない空に、ちょっと青いインクのペンにじませたみたいな感じのイメージだったりするんですけど。

ナカヤマ:本当に、自分らでヒントを見つけて、俺らこうすればいいんだって、自分らで納得した感じ。

高山:このアートワークもね、ご自身でされてるんですよね。

ナカヤマ:そうなんですよ。ベースの美登一はもう本業がデザイナーなので。
本物の。なので結構こういうことが得意で。
みんな絵も描けるしで。
そういうところは楽しくやってますね。



高山:なんか自分たちでアルバムを全部作り上げるのっていうのもすごく新鮮で楽しそうですよね。

ナカヤマ:いやぁ楽しいですね。勉強にもなるし。こんなに手がかかるのかと。
面白いですね。

高山:そして伊藤さん、ソロでも活動していますが、やっぱりanother sunnydayのほうではこういうのが歌いたいとか、詩の部分でも変わったり明確になったりする部分てありますか?

伊藤:えっと、当初はアナサニらしく、明るいものを書こうって思ったりとか、明るく歌おうっていう意識があって、作為的にソロとは区別してたんですけど、今はあんまりそういうことしなくても、楽曲がこれだし、やるメンバーがこのメンバーだし、あんまり変に小手先のことやるよりも、素直にやったほうがハマるってことに気づいて、いい意味での違和感みたいなものが出せたらいいなということで。

高山:なんか突き抜けた感があるんですよね。サウンド面でも、歌の面でも。
なんかすごくこう一枚破っちゃったな、みたいな感じがして。

ナカヤマ:あれかね、積み重ねかね。

伊藤:バンドとしてのグルーブかもしれないですね。

高山:うん、出てると思います。
私このアルバムすっごい好きです。

伊藤:やったー!もっと言ってください。

高山:あはははっ!

伊藤:嬉しい!



高山:じゃぁまだ、another sunnydayをそんなに知らないというか、今日初めてラジオで知るっていう方もいらっしゃると思うので、今日初めてアナサニを聴いたっていう方へ、このアルバムをどんな感じで聴いてもらいたいですか?

伊藤:なんかストレス解消のワンアイテムみたいな感じで聴いてもらえるといいなと。

ナカヤマ:あーなるほどね。
ちょっと鬱々とした時に再生ボタン押してみるみたいな。

伊藤:とか、朝元気が出ない時とかにiPodなり、何なりのスイッチをポンとやってもらったら、元気出るみたいな。

ナカヤマ:朝に似合うとはよく言われる。

高山:似合いますね。やっぱ、一曲目も「MORNING STIR」だから、朝っぽいし。
しかも最近晴れが多いじゃないですか。
ほんとにジャケットみたいな雲一つない天気の日が多いから、そういう日にぴったりなのかなって。

ナカヤマ:まぁほんとに、頑張るかってなるかもしれないですね。
なんだろこの自分で言ってこそばゆい感じ。

高山:あははははっ!
じゃぁそんなanother sunnyday今後の予定を教えてください。

ナカヤマ:今後はですね、来年にツアーを回りまして。11カ所回るんですが。
あとその「YOLO」のタワーレコード購入者特典で、1月10日にインストアを行って、それが渋谷店、新宿店、池袋店、秋葉店、吉祥寺店で、まだインストアのチケット配布しておりますので、ぜひともそこで「YOLO」買ってほしいなと思います。
で、ツアーも一般チケットが発売中です。

高山:はい。このね、中のブックレットも写真だったり、すごくかっこいいですよね。
この違和感がすごく面白くって。
かっこいいんですよー。

ナカヤマ:あれは買わないとね、中見れないから。
ちょっとした趣向が凝らしてあるんで。

高山:そのね、趣向が何かはね、開いて見たもん勝ちということで。
ぜひね、お手に取って聴いてみてほしいアルバムです。
じゃぁ、最後にもう一曲聴かせてください。

伊藤:はい、another sunnydayで「ユーグレナ」です。

高山:今夜のDRAGON GATEはanother sunnydayを代表して、ドラムのナカヤマシンペイさん、ボーカルの伊藤文暁さんをお迎えしました。
ありがとうございました。

2人:どうもありがとうございましたー!