オンエアレポート

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27
Tue

ゲストは・・・渡辺貞夫さん


今日は、世界で活躍されているサックス奏者“ナベサダ”さんこと、渡辺貞夫さんをお迎えしました。

先月、渡辺さんの地元・宇都宮で子供たちと一緒にコンサートをされたということなんですが、実は渡辺さん、1996年から宇都宮で子供たちにコーチをしてきているそうなんです。そのOBが結構残っていて、今や素晴らしいパーカッショングループとなったと渡辺さんも絶賛。そのグループと、栃木県のいくつかのグループのコーラスと共演されたのが、先月のコンサート、ということなんですね。ちなみに、こういったステージをやるときにはOBとなったみなさんが中心になってやっている、というお話もしていただきました。

そんな渡辺貞夫さんの心の火とは・・・家族
「去年この番組に出たのが11月23日ですよね。僕の家内がその前の年の同じ日に亡くなったんですよ。僕らの出逢いがちょうど一年目だったんですけど・・・先に逝かれてしまいましたけど、身内といえば、今、娘が僕のために頑張ってくれてますけど、家族としては、娘と僕だけなんですよね。
なんといっても、やはり、娘をかっこよくしたいな、というか。かっこよく生きてほしいんで、そのためには僕も、精一杯生きなきゃいけないな、と思ってますけど。
(娘さんは動物愛護にとても詳しい、本も出版されている作家さん、と同時に渡辺貞夫さんのお仕事のお手伝いをされています。)彼女は厳しいところにもよく行きますし、娘が一番最初に書いた本というのが「捨て犬を救う街」、サンフランシスコなんですけど、サンフランシスコの動物愛護の施設が、街のど真ん中にありまして、そこに眞子も行きましたよね。それでそういう本ができたりしてるんですけど・・・実際行きましたら、すごいんですよ。一匹一匹個室がありまして、テレビがついてて、みたいな。それで、お年寄りが好きな犬とか猫と一緒にその部屋で時間を過ごせるわけ。連れて歩くこともできますし、そういうサポートをしてるんですよね。ボランティアが、街の基金があって・・・街のど真ん中ですもんね。」

今日ご紹介したリスナーの方からの心の火メッセージ。
今日は、秋田県にお住まいのもみじさんからいただきました。
「私の心の火は主人に毎日作るお弁当です。結婚してから26年間、日曜日以外は毎日作っています。結婚した頃の主人は貧血で疲れやすかったのですが、今では健康体そのものです。喧嘩をした次の日の朝はあまり気が進まないのですが、不満を言わず食べてくれる主人に、これからもがんばってお弁当をつくりたいと思います。」
素敵〜。お弁当・・・文字通り、食べるものが体を支えているわけですけども、でも、どんな日も、喧嘩した次の日でも作り続けてくれるというのがご主人の活力になっているんでしょうね。

12月12日からスタートする「SADAO WATANABE MBALI AFRICA」ライブ。
12月15日がBunkamuraオーチャードホール
12月16日にはBLUE NOTE TOKYOで公演があります。

そして「渡辺貞夫写真展〜MBALI AFRICA〜」は、12月12日〜18日、銀座三越にて開催されます。

ライブ、写真展の詳細は渡辺貞夫さんの公式HPをご覧ください。