オンエアレポート

05
04
Wed

今日のゲストは…武田鉄矢さんをお迎えしました♪


今日と明日、2日間にわたってゲストにお迎えするのは…今年、デビュー40周年を迎えられる“海援隊”のボーカルであり、リーダーでもある武田鉄矢さん! 早速、感謝されている事を伺うと・・・『坂本龍馬&司馬遼太郎』

『世界を動かす理屈って“勝者”の理屈では無く、敗れた人の理屈が、やがて人間を動かす理屈になる。それで、坂本龍馬を突き詰めると“敗北”と“失敗”の人。だけれど、彼の背中は勝利者の背中。だからファンが多い…坂本龍馬はいつも、絶望に向かって真直ぐ走る。絶望に向かって走っていく人の背中は、後ろから来る人間にとっては“希望”と呼べる。彼の色々な資料を読むと、どんな状況でも絶対に希望を語る。龍馬の一点スゴイ所は、故郷のお姉さんに宛てた手紙の文章の中に…“自分の将来の目標”という項目で、「日本を今一度、洗濯致したく、そうろうとの心願にござそうろう」と書いている。こんな事を書く人ってなかなかいないですよね?というように、この坂本龍馬の言葉使いの大きさ。単純だけど強い言葉。それは、彼から学んだことで、彼にいつも感謝していることです。

そして…坂本龍馬を紹介した日本の大作家、司馬遼太郎。私は、司馬遼太郎さんの記念館などを訪れると涙が出そうになる時がある。それは、司馬さんが生涯かけて集めた資料が、本棚に並べてあるんだけど、3〜4F建てのビルの壁面全部に資料が収められている。ただひたすら、日本人に、かつての歴史上の人物を楽しんでもらうために、本当に本を読み調べられている。その事を思うと、司馬遼太郎さんにも感謝の念を忘れてはならないのです。』

リスナーの方から寄せられた「あの人へ届けたい“ありがとう”」
ラジオネーム : 陽子さんからのメッセージ

『母の日と重なった68才のお誕生日、本当におめでとう。お母さんが最愛の夫を看取ってからもう2年半ね。ツライツライ闇の日々を彷徨いながらも寂しさを乗り越えたお母さんを尊敬しています。私だったらそうできるだろうかと思うのです。そして、いつも私の心のよりどころでいてくれて本当にありがとう。幼い頃から、私が心の奥でもがいている時に「うん、うん」と向き合って受け止めてくれるお母さんに救われてきました。そしてそのたびに、いつも深い愛情を感じていました。これからもずーっと、天真爛漫で朗らかに、そして元気でいてください。お父さんの写真を持って、お父さんを肩に乗せていろいろな所へ行きましょう♪』