オンエアレポート

02
24
Thu

今日のゲストは名越康文さん

名越康文さんが感謝しているのは、整体指導者の野口裕之先生。患者さんに向き合う中で、名越さんご自身が心身ともにボロボロになってしまったころ、野口先生の操法をうけ、命を救われたそうです。それまで西洋医学者として自分のアイデンティティを持っていたけれど、それだけでは説明できない、人と人が触れ合うときに起こる何かがあるということに気付いたと。

名越康文『心がフッと軽くなる「瞬間の心理学」 』(角川SSC新書)では、西洋医学では人の心を固定的に見て診療するが、人のこころは、1秒1秒瞬間で変わっていることに目をむけ、どのようにコントロールしていくか、ということを書いているそうです。

また、名越さんに”感謝すること”を精神医学や心理学の面からみるとどうですか?と質問してみると、「感謝がテーマですと聞いて、(いい意味で)ウワッと思った」。25年近く臨床をしてきて、いくつかのキーワードに辿り着いた中でも、もっとも重要なひとつ。
自然と感謝が湧き上がってくる心の状況は、その人が困難な状況から抜け出していったり、場合によっては病気が治っていく、ものすごいキーワードなんだそうです。


リスナーから寄せられた「あの人へ届けたい“ありがとう”」
ラジオネーム:「TK」さんからのメッセージ

2月24日に87歳になるおやじへ 毎朝、早朝テニスして、休日にはウォーキングに出かけてと、元気に駈けずり回っているおやじを、頼もしく見ています。介護とは無縁のおやじの姿を見ていると、私も体を鍛えなくてはと、つくづく感じるこの頃です。おやじ、いつまでも元気で長生きしてください。たった一つの願いです。息子より