オンエアレポート

10
01
Tue

2024-10-01 映画監督 空音央さん

本日で坂本美雨がディアフレンズの
パーソナリティに就任して14年目を迎えました!

そんな記念日にお迎えしたのは、映画監督の「空音央」さん♬



空音央監督は日本とアメリカで育ち
短編映画やドキュメンタリー、アート作品などを手がける
映像作家でアーティスト。

今年公開されたコンサートドキュメンタリー映画
「Ryuichi Sakamoto | Opus」の監督もされました。


そんな、空監督初の長編映画『HAPPYEND』が
10月4日より公開になります!


主人公は高校生。
ありえるかもしれない近未来を舞台にした青春映画。

AIシステムによって監視されたなか、10代の友情の熱さや脆さ、人種差別、社会や大人への苛立ちなど、揺れ動く若者たちの心情を細やかに描いた作品。

なんでも、空監督が20代の頃に体験した出来事が
色濃く描かれているそうです。

空音央さん
「2011年頃、3.11をきっかけに、自分から主体的にデモに行ったり、ニュースを追ったりしていくうちに、近しい友人の無関心さみたいなものに、段々嫌気がさして、自分から突き放してしまったり、逆に突き放されてしまったり。
高校時代を振り返ると、友人はすごく大切な存在だった。彼らとは今でもつながっているんですが、政治的な理由で(友人と)離れてしまうのは、正当性があるけれど、それと同時に、すごく悲しいこと。
そのときの気持ちが20代前半の頃は強く残っていて。あたかも日記を書くように、脚本を書き始めました。」


出演している高校生役の俳優さんたちは
オーディションで選ばれた皆さん。

W主演の「ユウタ」を栗原颯人さん
「コウ」を 日高由起刀さん

まわりの友人たちに…
林裕太さん 、シナペンさん 、ARAZIさん 、祷キララさん

そして、 中島歩さん、佐野史郎さん、矢作マサルさん
渡辺真起子さん、PUSHIMさんなど。

すでに、ヴェネチア国際映画祭など、世界で先行上映され
高い注目を集めています!

空音央さん
「シンプルに嬉しかったですね。映画が終わった後に、若い人たちがたくさん話しかけてくれて“この映画を作ってくれて、ありがとう。感動した”と。
コウは在日コリアンの設定なんですが、ベネチアでは在日コリアンの若いお客さんが“この話を撮ってくれて、ありがとう”と握手をしに来てくれました。」




そして、コンサートドキュメンタリー映画
「Ryuichi Sakamoto | Opus」についてもうかがいました。


◎映画『HAPPYEND』
新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか
10月4日より全国ロードショー

◆映画『HAPPYEND』オフィシャルサイト◆