オンエアレポート

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2024-07-18 吉村喜彦さん

作家の吉村喜彦さんをお迎えしました!

これまでに「ウイスキー・ボーイ」「ビア・ボーイ」
「炭酸ボーイ」など、飲料を題材にした作品を
発表してきた吉村さん。

新作の題材は…日本酒!!
新刊『江戸酒おとこ』がPHP文芸文庫から発売されました。

灘の酒蔵から、訳あって江戸の酒蔵・山屋に修業に出された小次郎は、着いて早々に意気投合した浪人・龍之介とともに働きはじめる。ところが山屋は不注意から酒を腐らせてしまい、杜氏や蔵人たちが離反、江戸っ子からの信用も失った。再建を託された小次郎は、龍之介とともに新たな仲間を探し、斬新な酒造りで乾坤一擲の大勝負に挑む!

時同じくして、生き別れた妻が江戸にいることを知った龍之介は……。


吉村喜彦さん
「“くだらない”という言葉も“下(くだ)り酒”から来ているんです。関西の上方と言われる、池田、西宮、伊丹、灘から、お酒が舟で江戸に下ってくる。悪い酒が下ってこない。良い酒しかくだらない。当時の江戸のお酒は質が良くなかったんです。だから下り酒はとても良かった。それをみんなありがたがって、飲んでいたという記録はいっぱいあるんです。」


♬吉村さんリクエスト
M. 誰のものでもない / マリーザ・モンチ


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