オンエアレポート

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Wed

2023-12-13 安藤優子さん

今週のディアフレンズは『ニッポンのレジェンド司会者WEEK』
きょうは、安藤優子さんをお迎えしました!


先月は『ネイルオブザイヤー2023』を受賞!
授賞式では美しい着物姿を披露されていました。

安藤さんは上智大学在学中に
エレベーターガールのアルバイトをしているところ
外国の方との英語のやりとりを聞いた
テレビ朝日の関係者にスカウトされ
『BIG NEWS SHOW いま世界は』でデビュー。

その後も、リポーターなどの仕事を経て
『FNNスーパータイム』『ニュースJAPAN』
『FNNスーパーニュース』『直撃LIVE グッディ!』など
約40年に渡り、生放送に携わってこられました!

美雨さん
「本当によく聞かれていると思いますけれども
数々のピンチを乗り越えてこられたと思うんですが
決定的なアクシデントはありましたか?」

安藤優子さん
「毎日がピンチの連続ですよね(笑)
だからそのピンチを、どうやって
ピンチじゃなくするかみたいな。
生放送の司会者の方も皆さんそうだと思うんですけれど
切り盛りするときの、自分としての
勝負みたいなところがあって。
特にニュースは、何が起こるかわからない
何が飛び込んでくるかわからない
だから自分自身のなかでも、さっきまで明るいニュースを
やっていたのに、例えば、ビルが崩壊したり
どこかで戦争始まりましたとか。
頭の中を切り替えることすら、なかなか難しかったり
するんですけれども、さっきまで
ニコニコ笑っていた自分が
今は、ものすごいしかめっ面をしていると思うと
見ていらっしゃる視聴者は、私という人格は
一体どこにあるのかと思われる。
そういう切り替えどころは、私にとって一番難しかった。
生放送の空気感、呼吸、見ていらっしゃる方との
共鳴っていうんですかね。
そういうのは、とてもとても毎日がピンチでした。」

美雨さん
「完璧に切り替えられない部分というのが
視聴者が見ていて共感するところですよね。」

安藤優子さん
「当たり前ですよね。ニュースを伝えているのも
人間なわけで、それこそ今はAIがニュースを
読んだりしていますけれど、AIではない
私たちがニュースを伝えること
そこに尽きるわけですよね。
人間としてのフィルターみたいなものを
いったん通してお伝えするのが
多分私たちのキャスターとかニュースキャスターが
一番大切にしなくちゃいけないところだと思うんです。
だから、前のニュースを引きずらない人間なんていない。
それを引きずらないでできたら、AIですよ。
そこはやっぱりそう深く思います。」

美雨さん
「でも時間が迫っていたり、進行をしなくちゃ
いけないこともたくさんあったと思うんですけれど
うまく言葉が出てこないときは
どうされていたんですか?」

安藤優子さん
「黙っていました。生放送って3秒前ってなったら
やっぱり3秒ぴったりに終わらせたい。
自分の中では、どうだ!みたいな気持ちに
なったこともあるけれど、言葉が出てこない3秒の方が
たくさんのことをお伝えできるこもある。
でも、2秒ぐらい黙ると、放送事故だと
思われてしまうんですよね。
特にコンピューター制御でCMが入ってくると
スタッフの方も忘れるわけですよ。
“安藤さん!なにか言ってください!”みたいな。
そことせめぎ合って、黙っているのは難しいですね。」


安藤優子さんのスタイルブック
『アンドーの今もずっと好きなもの』が
11月に宝島社より発売されました!

安藤さんの「おしゃれのセオリー」と
「日々の料理のこだわり」が紹介されています♬

さらに“この人の歌声が気になる”という観点から
リクエストしていただいたのは…

♬安藤さんリクエスト♬
M. Do You Know Where You're Going To -Theme from Mahogany- / Diana Ross


そして、愛犬であるフレンチブルドッグの
「りんちゃん」のお話も…(*^^*)

◆◆◆ 安藤優子さん オフィシャルInstagram ◆◆◆


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<今週のゲスト>
12/11(月)黒柳徹子さん
12/12(火)草野仁さん
12/13(水)安藤優子さん
12/14(木)関口宏さん
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