オンエアレポート

03
09
Thu

2023-03-09 平原綾香さん

平原綾香さんをお迎えしました!

きょうは、平原さんの父でサックスプレイヤーの
平原まことさんの代理でご出演いただきました。

2021年に惜しまれつつも急逝した
平原まことさんの名演の数々が
1枚のアルバムに!

「平原まこと 50周年記念 メモリアルアルバム〜The MAX〜」
3月1日に発売されました。


オリジナル・リーダーアルバムからの楽曲に加え
初のCD化となった、平原綾香さんのお姉さん
AIKAさんとの「Playhouse Feat. AIKA」

そして、ラスト・レコーディングとなった
「Feels Like Home Feat. 平原綾香」の
2曲も特別収録。

リマスタリングされた、全16曲のベスト・アルバムです。

また、ブックレットには親交の深かった
さだまさしさん、玉置浩二さん、宮川彬良さんから
寄せられた追悼寄稿文が特別収録。

そして、綾香さんによる書き下ろしの
ライナー・ノーツも収録。

美雨さん
「平原まことさんは、様々な方とのセッションも
多かったですし、ソロアルバムだけでも6枚。
膨大な音楽を聞き返されたと思うんですけれども
まことさんの音楽、音色というのは
なにが“まことさんらしさ”だったと思いますか?」

平原綾香さん
「あれは、なんなんでしょうね、
吹いただけで父だとわかるんですよね。
小さいときから、ずっと横で聞いていますけれど
とにかくツヤがあって、音圧がすごくて
音量も大きい。
でも、ソプラノサックスになると繊細。
父は(吹奏楽の名門)天理高校で
最初はクラリネットを吹いていて
本当はおじいちゃんがトランペッターだったので
トランペットを吹こうと思っていたんですけど
歯の形状とか、唇が厚い人はサックス向き。
クラリネットって難しい楽器なので
クラリネットから始めてサックス、それから
フルートも吹けるようになったみたいなんです。
先生についていなかったので
サックスは独学なんですよね。
だから、吹奏楽に教えるときも、彼らが
悩んでいることが、すぐにわかるから
アドバイスをすると、すぐ上手になるんですよ。
だから、彼らにも
“君たちは今、青春の真っ只中にいるから
一生懸命、青春を生きてください。
そして、楽器の上達の秘訣は
常に楽器とともに生きること
そうすれば必ず音楽の神様に出会えます。”
ってメッセージを送っていました。
父は、音楽の神様と一緒に生きていたんだなって。」