沖縄在住の映画監督・中江裕司さんをお迎えしました。
京都府うまれ、琉球大学農学部に入学とともに
沖縄に移住され、大学時代から映画の道に。
1999年にメガホンをとった「ナビィの恋」や
2003年の「ホテル・ハイビスカス」など
沖縄を舞台にした作品が有名です。
2005年には那覇市に「桜坂劇場」をオープンし
劇場のオーナーに!
そんな中江監督の最新作『土を喰らう十二ヶ月』が
11月11日から公開されます!
主演は沢田研二さん。
小説家の水上勉さんが雑誌に連載していた
料理エッセイをもとに中江監督が脚本をかきおろし。
信州を舞台に、犬一匹と山荘で暮らす
作家の一年を描いた作品。
主人公のツトムを演じた沢田研二さんの
料理シーンは、とても手際がよく
美味しそうな香りが漂ってきそうでした。
劇中も四季折々の食材が登場。料理を手がけたのは
料理研究家の土井善晴さん!
初めて映画の料理を手がけられ、食材から
手さばきの指導、器選びまで担当されたそうです。
主人公のツトムの年の離れた、編集者の恋人には
松たか子さん。
ほかにも、奈良岡朋子さん、火野正平さん
壇ふみさん、「ナビィの恋に」も出演していた
西田尚美さんも出演されています♪
美雨さん
「主人公は“ご飯”なんじゃないかという気も
するんですけれど…料理研究家の土井善晴さんが
映画に初挑戦されたということで。
フードコーディネーターというより
役者のような存在感ですよね、ご飯が。」
中江裕司さん
「最初にお会いした時に
“僕はフードコーディネーターはやらないよ”
と、宣言されていて。
この映画の中の料理はどういうことなの?
君たちはどんなレベルでやりたいの?と言われて
恐怖に怯えて、ちょっと出直しますって(笑)
一旦帰って、自分の中でこの映画の料理は
何を占めるのかを考え直して
土居さんのところに行きました。
3回目ぐらいに引き受けてくれました。」
映画の音楽を手がけられたのは大友良英さん!
そして、映画主題歌は沢田研二さんの
1996年のアルバム「愛まで待てない」収録の『いつか君は』
映画の公開に合わせて11月11日にシングルリリースされます♪
“土を喰らう”とは、“旬”を喰らうこと。
撮影のためにスタッフさんは、地元の農家さんに
手伝ってもらいながら
畑を耕すことから始められたそうで
松たか子さんは、その畑で“ナス”を育てたんだとか♪
美味しそうなお料理のシーンは必見です!!