オンエアレポート

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15
Wed

2022-06-15 阿川佐和子さん

週刊文春とTOKYO FMのコラボ企画!
週刊文春の看板連載対談『阿川佐和子のこの人に会いたい』と
『ディアフレンズ』がコラボレーション!

今日と明日はエッセイストの阿川佐和子さんが登場!

「阿川佐和子のこの人に会いたい」は
30年近く続く人気連載で、まもなく1,400回を数えます。
 
今回はコラボ企画ということで、
6月9日に発売された週刊文春の「この人に会いたい」に
美雨さんがゲストとして登場!!

阿川さんのベストセラー本「聞く力」を改めて
読み返したという美雨さん。
阿川さんにインタビュアーとしての極意を伺いました。

美雨さん
「(インタビューが)うまくいったのは
どんなときですか?」

阿川佐和子さん
「的確な質問をしたなと思うことは、ほとんどないけれど
あとから“今までずっとマネージャーとしてついていたけれど
聞いたことがありません”とか言われると嬉しいし
“この話をまさかするとは思いませんでした!
さすが阿川さん”って言われると
いや、何もしてないっつーのって(笑)
ただ、その方が話している途中で
今この話題はあまりしたくないのかな
逸れた話が実は今、関心が高いことなのかなって
1時間半から2時間ぐらいお付き合いしていれば
ちらっとわかるときがあります。
鋭い質問じゃないことが発端になることは
あるかもしれないから。
その人の気持ちがどこにあるかは、常に考えるようにしています。
決まった質問を20項目ぐらい自分で用意していると
それをこなすことで頭がいっぱいになって
答えを言っているゲストの気持ちを察することを
怠けちゃうことがあるんですよ。小心者なの私。
だから(ゲストが)質問を理解できない顔をしているなとか
さっきのより、こっちの方が興味ありそうだな
と感じることはあります。」

美雨さん
「例えば、報道だとその人が聞かれたくない質問に
食い込んで行かなくちゃいけない。
でも人としての、正義とか品技みたいなものを
考えると、そんな風に傷つけられないと思うときもあって。
どの辺でこう落としどころを
見つけていらっしゃるのかなと。」

阿川佐和子さん
「聞きづらい質問をしなきゃいけないとき
“こいつなら喋っても大丈夫かな”という関係性を
短い時間で作っておけば
“すごく聞かれるのが嫌だと思いますけれど…
でも本当はどうだったんですか?”って。
頑なに喋りたくない人もいるけれど
実は誰かにちゃんと聞いてほしい場合もあるわけで
その人の心持ちを、信頼関係を最低限は作っておいて
あなたを裏切るようなつもりはないし
叩こうっていう気もない。
ただ心情としてどうなのかを聞きたいと。
アプローチの仕方を考えれば
実はよく聞いてくれた、という場合もあります。」


全編はradikoタイムフリーでお聴きいただけます!


♪阿川佐和子さんリクエスト♪
M. イパネマの娘 / Stan Getz & Joao Gilberto



あしたも阿川佐和子さんが登場!

ラジオ版『阿川佐和子のこの人に会いたい』?
『阿川佐和子のディアフレンズ』?

ゲストに坂本美雨が登場します!!

どうぞお楽しみに!

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