オンエアレポート

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Wed

2021-12-29 映画監督 安藤桃子さん

映画監督の安藤桃子さんをリモートでお迎えしました。
安藤桃子さんは2014年に高知県に移住。
高知市内にあるミニシアター「キネマM」の
代表をつとめています。

桃子さんと美雨さんは、かねてから親交があり
2018年には高知のイベントでご一緒しました♪
久しぶりの再会に画面越しにハグするお二人(笑)

11月に桃子さんの半生を綴ったエッセイ集
『ぜんぶ 愛。』が集英社インターナショナルから
発売されました。

桃子さんのお父様は俳優・映画監督の奥田瑛二さん
お母様はエッセイスト・コメンテーターの安藤和津さん
そして、妹さんは女優の安藤サクラさん。

奥田家の子育てエピソードや
“二世”と呼ばれて苦悩を抱えていたときのこと
映画監督になるまでの下積み時代
妊娠・出産・子育ての日々も記録されています。

安藤桃子さん
「美雨ちゃんもそうかもしれないけれど
私自身は初めて人生を振り返ってみて
そんなに大変だった感じはしなくて。
波乱万丈という感じもしなかったんだけど
(エッセイを)書いてみて、受け取った方からは
なかなかだったねって(笑)」

美雨さん
「奥田英二さんと安藤和津さんをご両親に持って
いわゆる二世のコンプレックスを海外に行くことで
跳ねのけようとした。そういう意識が
すごく早かったんじゃないかな。」

安藤桃子さん
「自分の子どもを見ていても分かるけれど
保育園や幼稚園とか、社会に出て触れると
自分がこういう見方をさていれるのかって
感じ始めると思うんです。
私もそれぐらいの年齢から、自分が
褒められるようなことをしても
“親が特殊で特別な教育を受けているから
上手にできるんだよ”って大人の言葉を耳にして
あれ?って思ったり。
評価されるときに、何で違う目で見られるだろう
って感じ始めて。
アイデンティティの模索じゃないけれど
私って一体何なんだろう?ってことを強く感じた。
単純に日本から離れて外国に行けば
私のことを知っている人はいなくて
それがいいも悪いもどっちでもいいから
私って何なのかを知りたい。
自分って何なんだろう?と思い始めたのは、
モヤモヤしたのは、すごい早かったと思う。」

美雨さん
「私も(周りと)違うのはなんとなくわかっていて
“なんで有名人の子どもなのに公立の学校に
来ているの?”って同級生に言われて。
私立と公立の違いも分からないし
ココしかないんじゃないの?みたいな(笑)
そういうやり取りで、ちょっとずつ自分の
位置付けみたいなのを、知っていったことはありました。」




そして、桃子さんが愛を注いで活動している
子どもたちが笑顔の未来を描く異業種チーム
「わっしょい!」についても伺いました♪

♪安藤桃子さんリクエスト♪
M. 哀にアネモネ/RIP DISHONOR

高知発!平均年齢16歳の4人組バンド♪


安藤桃子さんの最新情報は
オフィシャルサイトをご覧ください♪

◇◇◇安藤桃子さん オフィシャルサイト◇◇◇