オンエアレポート

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2021-12-16 佐藤浩市さん

俳優そして“歌手”の佐藤浩市さんが
ディアフレンズに初登場♪

61回目のお誕生日でもある12月10日に
初めてのアルバム『役者唄 60 ALIVE』が
発売されました!


先輩俳優でもある、原田芳雄さんの勧めで
歌うようになったという佐藤浩市さん。
昨年、デビュー40周年、そして還暦を迎えました!

豪華ゲストを迎えブルーノート東京で行われた
無観客ライヴを収録したアルバム。
収録当日は、寺尾聰さん、宇崎竜童さん、木梨憲武さん
江口洋介さん、小澤征悦さんなど
佐藤浩市さんと親しい役者仲間がゲスト参加しています♪

佐藤浩市さん
「芳雄さんのライブ以外に、自分たちの
企画で“役者唄”というライブをやっていたんです。
自分が40年映画やドラマをやりながらお会いした
ミュージシャン、歌手の方。
そういう方たちと、一緒にやっていると
不思議と、僕らには無いリズム感や
節回しがセリフにあるんです。
そのリズム感も、規則正しいものでは
なかったりもして、あえて崩しているけど
変調して、転調して、ちゃんと戻ってくる。
ミュージシャンや歌手の方がお芝居をすると
こうなるんだなと思ったとき
じゃあ役者が歌を歌った場合に
もしかしたらミュージシャンの方と少し違った歌が
あるんじゃないのかなと思って。」

美雨さん
「役者の方が歌と向き合ったとき
捉え方は、どう違うんでしょうか。」

佐藤浩市さん
「歌詞に込める思いは、ミュージシャンだろうが
役者だろうが変わりはないと思うんです。
単語の引っ張り出し方、そこへの込め方は
僕らなりの何かができるんじゃないのかな。」

美雨さん
「どちらかというと、ブルースやシャンソン
語るように歌うのが得意だったりもするんでしょうか?」

佐藤浩市さん
「僕らは女歌を歌わせてもらうとき
“込め方”っていうのがあるんですよね。
女性の気持ちを代弁するように女言葉で歌う曲。
なり切るということではなくて、普段はない
感情の入り方ができて、面白いなって。」

美雨さん
「今、ふと、三國連太郎さんが台詞を言うときに
“ゴスペルなんだ”っておっしゃっていたインタビュー映像を思い出しました。」

佐藤浩市さん
「あの人は、全く歌は駄目でしたけどね(笑)
原田芳雄さんが映画の最後に“愛の讃歌”を歌われて
ライブでも歌われていたんですけど、これは、しびれますよ。
それこそ、女歌。心をぐっと鷲掴みにされるものがあって。
次に“愛の讃歌”をやろうよって、周りからも言われるんだけど
まだそこは僕にとってアンタッチャブルなんです。
もし自分が“愛の讃歌”を歌える日が来たならば
僕なりに一つ階段を登れたかな。」


そしてアルバムには佐藤浩市さんが
初めて作詞をされたという「Life is too short」も
収録されています♪


◎2022年初夏公開!映画『20歳のソウル』 に出演されます

◇佐藤浩市さん ユニバーサルミュージック 公式サイト◇