オンエアレポート

03
11
Wed

2020-03-11 犯罪心理学者 出口保行さん

本日は、東京未来大学こども心理学部長で
犯罪心理学者の出口保行さんを
お迎えしました!

今日で東日本大震災から9年。
また日本は、目に見えない不安と戦っています。

今の状況を、どう乗り越えていくべきか
出口先生に詳しいお話を伺いました!



〈もう一度聞きたい!友達に教えたい!
聴き逃した〜!〉
radikoタイムフリー/TOKYO FMでお聴きください!
※一週間以内のみ聴収可
※TOKYO FM以外でお聴きの方は
radikoへアクセスして、
タイムフリーのページから番組を検索してください。



まずは不安に乗じて起こりやすくなるのが
犯罪。なかでも“オレオレ詐欺”には注意!
“病気になってしまって
賠償を求められている…”
といった、オレオレ詐欺が起こることも
十分考えられるんだとか。


また、一斉休校で子どもたちが自宅で
こもることが多くなりましたが、子どもたちも
非常にストレスを感じていると思います。


「こういうときに大人も子どもも
気をつけなきゃいけないことは
事態を正確に捉えているのか
現実を認識しているのかどうか、ということ。
これが、だんだん怪しくなってくる。
心理学では“正常化バイアス”と言って
自分が置かれた状況のなかで、色んな情報が
入ってくるときに、自分が理解しやすい情報
だけを取り入れて、そうでない情報は
排除してしまうという傾向。
理解のしやすさがポイントになって
それが本当か嘘かという判断基準がなくなって
きてしまう。そうすると親が間違った情報を
信じ込んでしまったら、親の言うことを
聞いている子どもは、すべて間違ってしまう。
本当に今わたしたちが置かれている状況を
まず、親が正確に認識しない限り、子ども
たちは何もできないし区別もつかない。
その家にとってとるべき情報が違ってくる。
自分の家にとって何が必要なのか、情報の
取捨選択は変わってくる。」



ほかにも、今の状況下のなかだからこそ
大切にすべき子どもたちとの接し方や、
在宅している子どもを狙った犯罪にも
注意が必要というお話も!

<ポイント>
・狙われやすい年齢は7歳ぐらい
・路上で、午後3〜4時台が注意
・在宅している子どもには絶対に内側から
鍵を開けないようにするなど注意喚起
・地域のなかでの防犯能力を高めるために
 ご近所ですれ違った人には挨拶をする!

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【森永乳業 Cafe Talk】

ゲストの方に
「もっとリラックスしていただこう!
ホッと一息ついていただこう!」
というお時間。用意した商品に隠されている
質問に答えて頂きます。

Q.家でのリラックスタイムの過ごし方は?

「双子の娘と家内と、色んなことを共有して
お喋りをすること。それがストレス解消。
ただ娘たちはお父さんには厳しいですけどね(笑)」


◆◆◆出口保行さんTwitter◆◆◆