想い続けた歌手への夢
歌手になろうと思ったきっかけは
小学5年生のころに遡る。
「自分の意思でレコードを買って歌うようになったのは石川さゆりさんがきっかけなんですが、津軽海峡冬景色を初めて聴いて、その衝撃で私も石川さりりさんのような演歌歌手になりたいって思ってましたね」
小さな頃から抱いていた歌手への夢。
それはある人物の出会いで現実になる。
「 NHK の番組だったんですけども作曲家と出場者がペア組んで勝ち抜いて行くという番組で、猪俣公章先生とペアを組んで優勝したんです。それがきっかけで内弟子になるんです。実力が8割あとは俺にに任せろと、歌詞を大切にしなさいっていうことは最初に教えていただきました。その次に教わった事がこんにゃくの切り方なんですよ。自分の所に弟子入りしたらいつでも嫁に行けるんだそれぐらい教えてやるからと言われました」
厳しい内弟子時代を過ごし、
デビュー曲が「あばれ太鼓」に決まる
「実は石川さゆりさんに憧れてましたからさゆりさんのようなしっとりした歌を歌いたかったんですけど、男歌で19歳の女の子にはとても理解なかなかが難しい歌でした。今思えば10 キロ 太っていてさゆりさんのようなしっとりとした歌よりあばれ太鼓がちょうどよかったんですね」