![](https://www.tfm.co.jp/cms/skins/bousai/images/bnr_eew.gif)
2019.01.17
19:00 SkyrocketCompany 東京でブラックアウト×夜
スカイロケットカンパニーでは
『夜の地震への備え』をお伝えしました。
阪神淡路大震災は午前5時46分に発生。
去年の北海道胆振東部地震は午前3時7分。
地震とそれに伴う大停電は、
夜間から未明の多くの人が寝ている時に発生こともあります。
一方で、実際に寝ている時に
大地震を経験することは少ないのも現実・・・
その時にどんなことが起きるのか、何をすべきなのか、
分かりにくいところです。
そんな中、東京・池袋消防署の『池袋防災館』では、
夜の地震を体験できる無料のツアーがあります。
夜の地震・停電では実際、何が起きるのでしょうか?
まず、池袋防災館の中には
地震の揺れを体験できる地震シミュレーターがあります。
そこにマットレスが敷かれていて、その上で横になると・・・・
![](https://www.tfm.co.jp/cms/media/39/20190117-______.jpg)
照明が消されて真っ暗になり、
突然、震度6や7の揺れが襲ってきます!
体験では、揺れることが事前に分かっているので
すぐ起きることは出来ますが、
一方で、揺れに驚いて声が出なくなることが分かりました。
小学生も体験していましたが、大声で叫んだりせず、
黙ってしまうほどです。
では、寝ている時に地震が起きたら、どうしたらいいのか、
池袋防災館の方は、こうアドバイスしています。
枕や布団などで頭を守った上で
できるだけ体の面積を小さくしましょう。
子供達に分かりやすく言うと
『ダンゴムシのように丸く』なって、
揺れが収まるまでその姿勢をキープします。
揺れがおさまったらどうするか。
慌てて動き出すと、真っ暗なので大変危険です。
懐中電灯は一家に1本と言わず、
部屋に1つ、家族1人につき1つは
備えておいた方が良いでしょう。
携帯電話・スマートフォンで
周囲を照らせばいいと思う方もいるかもしれませんが、
例えば枕元に置いていたとしても
地震の揺れでどこかに飛んで行くことも。
飛ばないように普段から置き方を工夫した上で、
その場所を覚えておくのも大事なことです。
なお、夜間の地震で家の中を移動する時は、足元に注意しましょう。
モノが倒れていたり、
割れた食器の破片が散らばっていることもあります。
そして、夜の地震について、事前にすべき対策は3つです。
?寝室やベッド周りには、倒れそうなものはできるだけ置かない
→もし寝室に背の高い家具をどうしても置く場合は、
出入り口をふさがず、かつ
寝ているところに倒れて来ないよう、
『家具の脇』にベッドを配置することがポイント。
?家具を固定する
→金具で固定するのがベストだが、
賃貸マンションなどで壁に穴があけられず
突っ張り棒を使う時は、効果を高めるコツがある。
家具の天板の手前ではなく、なるべく壁に近い奥側に
左右1本ずつ取り付ける。
こうすることで、より倒れにくくなる。
?停電対策をする
→ 枕元には、懐中電灯などのライトのほか
スマホの携帯用バッテリー、携帯ラジオ、
予備の電池も用意しておく。
なお、ご紹介した池袋防災館での夜の防災体験ツアーは
毎週金曜日の17時からと19時からの2回行われていて、
所要時間は約1時間40分です。
(TOKYO FMアナウンサー 湯野大輔)
『夜の地震への備え』をお伝えしました。
阪神淡路大震災は午前5時46分に発生。
去年の北海道胆振東部地震は午前3時7分。
地震とそれに伴う大停電は、
夜間から未明の多くの人が寝ている時に発生こともあります。
一方で、実際に寝ている時に
大地震を経験することは少ないのも現実・・・
その時にどんなことが起きるのか、何をすべきなのか、
分かりにくいところです。
そんな中、東京・池袋消防署の『池袋防災館』では、
夜の地震を体験できる無料のツアーがあります。
夜の地震・停電では実際、何が起きるのでしょうか?
まず、池袋防災館の中には
地震の揺れを体験できる地震シミュレーターがあります。
そこにマットレスが敷かれていて、その上で横になると・・・・
![](https://www.tfm.co.jp/cms/media/39/20190117-______.jpg)
照明が消されて真っ暗になり、
突然、震度6や7の揺れが襲ってきます!
体験では、揺れることが事前に分かっているので
すぐ起きることは出来ますが、
一方で、揺れに驚いて声が出なくなることが分かりました。
小学生も体験していましたが、大声で叫んだりせず、
黙ってしまうほどです。
では、寝ている時に地震が起きたら、どうしたらいいのか、
池袋防災館の方は、こうアドバイスしています。
枕や布団などで頭を守った上で
できるだけ体の面積を小さくしましょう。
子供達に分かりやすく言うと
『ダンゴムシのように丸く』なって、
揺れが収まるまでその姿勢をキープします。
揺れがおさまったらどうするか。
慌てて動き出すと、真っ暗なので大変危険です。
懐中電灯は一家に1本と言わず、
部屋に1つ、家族1人につき1つは
備えておいた方が良いでしょう。
携帯電話・スマートフォンで
周囲を照らせばいいと思う方もいるかもしれませんが、
例えば枕元に置いていたとしても
地震の揺れでどこかに飛んで行くことも。
飛ばないように普段から置き方を工夫した上で、
その場所を覚えておくのも大事なことです。
なお、夜間の地震で家の中を移動する時は、足元に注意しましょう。
モノが倒れていたり、
割れた食器の破片が散らばっていることもあります。
そして、夜の地震について、事前にすべき対策は3つです。
?寝室やベッド周りには、倒れそうなものはできるだけ置かない
→もし寝室に背の高い家具をどうしても置く場合は、
出入り口をふさがず、かつ
寝ているところに倒れて来ないよう、
『家具の脇』にベッドを配置することがポイント。
?家具を固定する
→金具で固定するのがベストだが、
賃貸マンションなどで壁に穴があけられず
突っ張り棒を使う時は、効果を高めるコツがある。
家具の天板の手前ではなく、なるべく壁に近い奥側に
左右1本ずつ取り付ける。
こうすることで、より倒れにくくなる。
?停電対策をする
→ 枕元には、懐中電灯などのライトのほか
スマホの携帯用バッテリー、携帯ラジオ、
予備の電池も用意しておく。
なお、ご紹介した池袋防災館での夜の防災体験ツアーは
毎週金曜日の17時からと19時からの2回行われていて、
所要時間は約1時間40分です。
(TOKYO FMアナウンサー 湯野大輔)
2019.01.17
11:50 LOVE CONNECTION 東京でブラックアウト×食事
LOVE CONNECTIONでは【停電と食事】を考えました。
まずは、北海道でブラックアウトした時、
食事の面ではどんな問題が起きたか。
AIR-G’(FM北海道)の森本優アナウンサーは、こう話します。
すぐコンビニやスーパーに並んだと言う声を一番多く聞きました。
報道でよく、庭でジンギスカンをしたと言う話を聞きますが、
それは一部のものが拡散された印象です。
パンやカップラーメンをみんな買って食べていましたが、
2〜3日のうちには買えなくなりました。
私自身は反省している面が多いです。
家に水は2リットルが2本ありましたが
食べ物がありませんでした。
会社でみんなが買ってきたパンを分け合って、
それを家で食べる状況でした。
本当に後悔し、反省しています。
では、北海道より人口が密集する首都圏で
もしブラックアウトが起きたら、食事はどうしたらいいのか?
そもそも、何を用意しておけばいいのか?
管理栄養士でもある災害食専門員、
レトルトの女王としても有名な今泉マユ子さんは、
こんな風に話しています。
![](https://www.tfm.co.jp/cms/media/39/20190117-___________________.jpg)
いまは1週間分備蓄と言われていますが、
家族4人分買うとなるとハードルが高いですよね。
そうではなく、普段の食事の延長として考えて、
何か買った時についでにもうひとつ買う。
これを習慣化すれば、無理なく備えられます。
普段食べているものを停電した時に食べられるようにするには
どうしたらいいかと考えると、
やはりカセットコンロとガスボンベは必要です。
熱源と水があれば、家にある食べ物がほとんど使えます。
それなのに皆さん、わざわざ特別な乾パンや缶詰のパンを買う。
でも、それは食べ続けられないんです。
普段好きでないものは、災害時もっと食べたくない。
自分の好きな食べ物を備蓄しておくのが、一番大切です。
そんな中、今泉さんに
「簡単に作れる美味しい災害食」を教えて頂きました!
かなり意外な食材の組み合わせです・・・
私がよくするのが、
切り干し大根を洗わずにポリ袋に入れて、
そこにツナ缶を入れてマヨネーズで和える。
水分で切り干し大根は戻ります。
家にあるもので何かできないかとも考え、
リンゴジュースでもやってみました。
切り干し大根にリンゴジュース!
冷蔵庫を見ると練り梅があったので、
それを入れてみたら、
美味しいさっぱりした和え物が出来ました!
こういう風に、普段いちど試して、
臨機応変にあるものを活用するということを覚える。
これとこれがあるから組み合わせるということを
覚えておいて欲しいですね。
・・・と言うことで、実際に作ってみました。
『切干大根のりんごジュース・練り梅和え』
![](https://www.tfm.co.jp/cms/media/39/20190117-__________________________________.jpeg)
甘酸っぱくて、さっぱり!
本当に美味しい和え物になりました。
切り干し大根のツナマヨ和えはこちら。
![](https://www.tfm.co.jp/cms/media/39/20190117-______________________.jpeg)
これもとても美味しくて、
普段の時短メニューに是非加えたいものでした。
また、今泉さんは「お湯ポチャ料理」も提唱しています。
大きな鍋に「お湯」を沸かし、
ポリ袋の中にお米や具材を入れて口を縛ったものを
「ぽちゃん」と入れて調理すると言うもの。
例えば、1人分の炊飯はこんな感じです。
ポリ袋に米1合+水1カップを入れる。
空気を抜きながらねじりあげ、袋の上の方を結ぶ。
(熱すると袋が膨らむため)
およそ30分で、炊きたてご飯の完成!
お湯ポチャで調理する際のポイントは、
高密度ポリ袋を使うことです。
スーパーの袋詰めのところで自由にもらえる
半透明の袋がそれ。
薄いものの場合は、2枚重ねて使いましょう。
透明のビニール袋は溶けてしまうのでNGです。
そして、鍋の底にお皿を敷くこともポイント!
お湯ポチャで一人分ずつのご飯を炊くと
袋のまま配ることも出来るほか、
ご飯とおかずなど、複数の料理を同時に作ることもできます。
洗いものも出ません。
過去の震災では、被災された方から「野菜や果物が食べたい」
「配られるおにぎりは有難いけど、そればかりだと食欲がわかない」
「温かいものを食べたい」と、切実な声を聞きました。
自分が食べたいものを食べる。
実はこれが、被災した中ではとても重要です。
今泉さんは、「停電ごっこ」を
一度してみて下さいとも仰っていました。
暗闇の中、懐中電灯などで食事を作ることの難しさや、
どんなものだったら作れるかが分かるとのことです!
次は、『SkyrocketCompany』の中で18:40頃から、
東京でのブラックアウト×夜の対策・備えを考えます。
※今泉マユ子さんの新刊
『こどものための防災教室〜身の守りかたがわかる本』は
きょう1月17日発売、
Amazonではあす18日から発売です。
詳しくは こちら をご覧ください!
(TOKYO FMアナウンサー・防災士 古賀涼子)
まずは、北海道でブラックアウトした時、
食事の面ではどんな問題が起きたか。
AIR-G’(FM北海道)の森本優アナウンサーは、こう話します。
すぐコンビニやスーパーに並んだと言う声を一番多く聞きました。
報道でよく、庭でジンギスカンをしたと言う話を聞きますが、
それは一部のものが拡散された印象です。
パンやカップラーメンをみんな買って食べていましたが、
2〜3日のうちには買えなくなりました。
私自身は反省している面が多いです。
家に水は2リットルが2本ありましたが
食べ物がありませんでした。
会社でみんなが買ってきたパンを分け合って、
それを家で食べる状況でした。
本当に後悔し、反省しています。
では、北海道より人口が密集する首都圏で
もしブラックアウトが起きたら、食事はどうしたらいいのか?
そもそも、何を用意しておけばいいのか?
管理栄養士でもある災害食専門員、
レトルトの女王としても有名な今泉マユ子さんは、
こんな風に話しています。
![](https://www.tfm.co.jp/cms/media/39/20190117-___________________.jpg)
いまは1週間分備蓄と言われていますが、
家族4人分買うとなるとハードルが高いですよね。
そうではなく、普段の食事の延長として考えて、
何か買った時についでにもうひとつ買う。
これを習慣化すれば、無理なく備えられます。
普段食べているものを停電した時に食べられるようにするには
どうしたらいいかと考えると、
やはりカセットコンロとガスボンベは必要です。
熱源と水があれば、家にある食べ物がほとんど使えます。
それなのに皆さん、わざわざ特別な乾パンや缶詰のパンを買う。
でも、それは食べ続けられないんです。
普段好きでないものは、災害時もっと食べたくない。
自分の好きな食べ物を備蓄しておくのが、一番大切です。
そんな中、今泉さんに
「簡単に作れる美味しい災害食」を教えて頂きました!
かなり意外な食材の組み合わせです・・・
私がよくするのが、
切り干し大根を洗わずにポリ袋に入れて、
そこにツナ缶を入れてマヨネーズで和える。
水分で切り干し大根は戻ります。
家にあるもので何かできないかとも考え、
リンゴジュースでもやってみました。
切り干し大根にリンゴジュース!
冷蔵庫を見ると練り梅があったので、
それを入れてみたら、
美味しいさっぱりした和え物が出来ました!
こういう風に、普段いちど試して、
臨機応変にあるものを活用するということを覚える。
これとこれがあるから組み合わせるということを
覚えておいて欲しいですね。
・・・と言うことで、実際に作ってみました。
『切干大根のりんごジュース・練り梅和え』
![](https://www.tfm.co.jp/cms/media/39/20190117-__________________________________.jpeg)
甘酸っぱくて、さっぱり!
本当に美味しい和え物になりました。
切り干し大根のツナマヨ和えはこちら。
![](https://www.tfm.co.jp/cms/media/39/20190117-______________________.jpeg)
これもとても美味しくて、
普段の時短メニューに是非加えたいものでした。
また、今泉さんは「お湯ポチャ料理」も提唱しています。
大きな鍋に「お湯」を沸かし、
ポリ袋の中にお米や具材を入れて口を縛ったものを
「ぽちゃん」と入れて調理すると言うもの。
例えば、1人分の炊飯はこんな感じです。
ポリ袋に米1合+水1カップを入れる。
空気を抜きながらねじりあげ、袋の上の方を結ぶ。
(熱すると袋が膨らむため)
およそ30分で、炊きたてご飯の完成!
お湯ポチャで調理する際のポイントは、
高密度ポリ袋を使うことです。
スーパーの袋詰めのところで自由にもらえる
半透明の袋がそれ。
薄いものの場合は、2枚重ねて使いましょう。
透明のビニール袋は溶けてしまうのでNGです。
そして、鍋の底にお皿を敷くこともポイント!
お湯ポチャで一人分ずつのご飯を炊くと
袋のまま配ることも出来るほか、
ご飯とおかずなど、複数の料理を同時に作ることもできます。
洗いものも出ません。
過去の震災では、被災された方から「野菜や果物が食べたい」
「配られるおにぎりは有難いけど、そればかりだと食欲がわかない」
「温かいものを食べたい」と、切実な声を聞きました。
自分が食べたいものを食べる。
実はこれが、被災した中ではとても重要です。
今泉さんは、「停電ごっこ」を
一度してみて下さいとも仰っていました。
暗闇の中、懐中電灯などで食事を作ることの難しさや、
どんなものだったら作れるかが分かるとのことです!
次は、『SkyrocketCompany』の中で18:40頃から、
東京でのブラックアウト×夜の対策・備えを考えます。
※今泉マユ子さんの新刊
『こどものための防災教室〜身の守りかたがわかる本』は
きょう1月17日発売、
Amazonではあす18日から発売です。
詳しくは こちら をご覧ください!
(TOKYO FMアナウンサー・防災士 古賀涼子)
2019.01.17
09:10 BlueOcean 東京でブラックアウト、何が起きる?
BlueOceanでは、
首都圏でブラックアウトしたらどんなことが起きるのか?
それに備えて何を用意すべきか?
専門家の話を交えながらお届けしました。
まずは、あの時に何が起きたか。
AIR-G’(FM北海道)の森本優アナウンサーに
当時の状況を聞きました。
深夜3時過ぎに私の家も停電しました。
ライトや防災ラジオの備えはしていましたが、
後悔しているのが、置いた場所が悪かったこと。
棚の奥の方にしまっていて、真っ暗な中、
探すのに凄く手間取りました。
備えている人も多いと思いますが、
防災用品は手に取りやすい場所に置いておく、
家族全員がその場所を把握しておくことが
凄く大事だと一番最初に感じました。
では、北海道よりもっともっと人口が密集する首都圏で
ブラックアウトが起きたら、どんな問題が起きるのか?
信号機が停電することによって
交通事故が増えることは想定できますが、
都市防災が専門の東京大学大学院 廣井悠准教授は
このほかにも3つの問題を指摘しています。
![](https://www.tfm.co.jp/cms/media/39/20190117-____________.jpg)
まず、ろうそく火災の問題です。
灯りとりのため仏壇のろうそくなどを使うと、
余震で倒れてしまって火事になります。
もうひとつは、タワーマンションに住んでいる方の問題。
20〜30階を大量の水を運ばねばならず、
それは高齢者は無理ですよね。
でも、避難所も家が壊れた人などを受け入れるのに一杯で、
インフラ災害の人は受け入れられない可能性があります。
3つ目は、復電に伴う通電火災の問題。
多いのが、熱帯魚のヒーターなどが倒れて絨毯などに付着し、
複電した時にそれが熱を持って、火災が起きることがあります。
このような事態を踏まえて、廣井先生は
『ブラックアウトに備えて、
必ず用意しておかなくてはならない4つのもの』を
教えて下さいました。
? ろうそく火災を防ぐための『LEDランプ』
→ブラックアウトした後に買おうと思っても、
手に入らない。ひとり1台を用意しましょう。
? 助け合うための『隣近所とのコミュニケーション』
→いまは元気でも、災害時にはあなた自身がケガをして
動けなくなる可能性も。普段から交流を持ちましょう。
? 通電火災を防ぐための『感震ブレーカー』
→ブレーカーのスイッチに取り付けるもので、
揺れたら自動でブレーカーを落としてくれます。
2000〜3000円で買うことが出来るので
自分が大規模延焼火災の火元にならないよう
用意をしましょう。
? 情報を入手するための『スマホと携帯用充電器』
→スマホは懐中電灯の代わりにもなるほか、
外出先での給水所確認や地図、
あらゆる情報入手の源になります。
停電して電源から充電できなくなる事態に備えて
携帯用バッテリーも必ず持ち歩きましょう。
首都直下地震の被害想定では、
ブラックアウトしなかったとしても半数の世帯で停電。
復旧には少なくとも1週間程度かかるとのことです。
印象的だったのがAIR-G’スタッフの
『ブラックアウト=全員が被災者になる』という言葉。
揺れや津波だと、同じエリアで無事だった人・動ける人もいますが、
全域で停電すると一人残らず被災者になってしまう。
自分や家族のことで精いっぱいで、
誰かのことを助ける余裕はなくなります。
停電すると、交通機関が動かなければ家にも帰れない、
物流が止まるので水や食料も手に入らない、
断水していなくてもマンションなどでは
水が汲み上げられない、
電動シャッターが開かないので車や自転車も出せない、
医療機器の非常バッテリーもリミットが迫る、
治安も悪化する・・・
想像以上に影響は大きい現実があります。
改めてこの機会に、停電した後のことを
自分の生活と照らし合わせて下さいね。
次は11時30分過ぎに
『LOVE CONNECTION』の中で、
災害食専門家 今泉マユ子さんと一緒に
『停電×食事』をテーマに考えます!
(TOKYO FM アナウンサー/防災士 古賀涼子)
首都圏でブラックアウトしたらどんなことが起きるのか?
それに備えて何を用意すべきか?
専門家の話を交えながらお届けしました。
まずは、あの時に何が起きたか。
AIR-G’(FM北海道)の森本優アナウンサーに
当時の状況を聞きました。
深夜3時過ぎに私の家も停電しました。
ライトや防災ラジオの備えはしていましたが、
後悔しているのが、置いた場所が悪かったこと。
棚の奥の方にしまっていて、真っ暗な中、
探すのに凄く手間取りました。
備えている人も多いと思いますが、
防災用品は手に取りやすい場所に置いておく、
家族全員がその場所を把握しておくことが
凄く大事だと一番最初に感じました。
では、北海道よりもっともっと人口が密集する首都圏で
ブラックアウトが起きたら、どんな問題が起きるのか?
信号機が停電することによって
交通事故が増えることは想定できますが、
都市防災が専門の東京大学大学院 廣井悠准教授は
このほかにも3つの問題を指摘しています。
![](https://www.tfm.co.jp/cms/media/39/20190117-____________.jpg)
まず、ろうそく火災の問題です。
灯りとりのため仏壇のろうそくなどを使うと、
余震で倒れてしまって火事になります。
もうひとつは、タワーマンションに住んでいる方の問題。
20〜30階を大量の水を運ばねばならず、
それは高齢者は無理ですよね。
でも、避難所も家が壊れた人などを受け入れるのに一杯で、
インフラ災害の人は受け入れられない可能性があります。
3つ目は、復電に伴う通電火災の問題。
多いのが、熱帯魚のヒーターなどが倒れて絨毯などに付着し、
複電した時にそれが熱を持って、火災が起きることがあります。
このような事態を踏まえて、廣井先生は
『ブラックアウトに備えて、
必ず用意しておかなくてはならない4つのもの』を
教えて下さいました。
? ろうそく火災を防ぐための『LEDランプ』
→ブラックアウトした後に買おうと思っても、
手に入らない。ひとり1台を用意しましょう。
? 助け合うための『隣近所とのコミュニケーション』
→いまは元気でも、災害時にはあなた自身がケガをして
動けなくなる可能性も。普段から交流を持ちましょう。
? 通電火災を防ぐための『感震ブレーカー』
→ブレーカーのスイッチに取り付けるもので、
揺れたら自動でブレーカーを落としてくれます。
2000〜3000円で買うことが出来るので
自分が大規模延焼火災の火元にならないよう
用意をしましょう。
? 情報を入手するための『スマホと携帯用充電器』
→スマホは懐中電灯の代わりにもなるほか、
外出先での給水所確認や地図、
あらゆる情報入手の源になります。
停電して電源から充電できなくなる事態に備えて
携帯用バッテリーも必ず持ち歩きましょう。
首都直下地震の被害想定では、
ブラックアウトしなかったとしても半数の世帯で停電。
復旧には少なくとも1週間程度かかるとのことです。
印象的だったのがAIR-G’スタッフの
『ブラックアウト=全員が被災者になる』という言葉。
揺れや津波だと、同じエリアで無事だった人・動ける人もいますが、
全域で停電すると一人残らず被災者になってしまう。
自分や家族のことで精いっぱいで、
誰かのことを助ける余裕はなくなります。
停電すると、交通機関が動かなければ家にも帰れない、
物流が止まるので水や食料も手に入らない、
断水していなくてもマンションなどでは
水が汲み上げられない、
電動シャッターが開かないので車や自転車も出せない、
医療機器の非常バッテリーもリミットが迫る、
治安も悪化する・・・
想像以上に影響は大きい現実があります。
改めてこの機会に、停電した後のことを
自分の生活と照らし合わせて下さいね。
次は11時30分過ぎに
『LOVE CONNECTION』の中で、
災害食専門家 今泉マユ子さんと一緒に
『停電×食事』をテーマに考えます!
(TOKYO FM アナウンサー/防災士 古賀涼子)
2019.01.11
16:35 東京で大停電が起きたら・・・
大災害が相次いだ2018年。
中でも、最大震度7を観測した9月の北海道胆振東部地震では
これまで私たちが経験したことの無い事態をもたらした。
それが、全域で電力が一瞬のうちに失われる
『ブラックアウト』。
東日本大震災の時でさえ発生しなかった
電力の完全喪失が、現実のものとなってしまった。
街は暗闇に閉ざされ、
スマホは充電できず次々とダメになり、
帰宅もままならず、
医療機器の非常用バッテリーも電池切れに・・・
影響は、私たちの想像をはるかに超えた。
もし、ブラックアウトがこの『東京』で起きたら。
北海道よりもはるかに高密度で生活し、
電気に依存した生活を送る私たちには、
何が起きるのだろうか?
どうすれば、ダメージを最小限に抑えられるのだろう?
そこで2019年1月17日(木)の
防災とボランティアの日、
TOKYO FMでは各ワイド番組内で
<大停電の時に生活を守るための様々な技>を
防災や災害の専門家の話を交えながら、お伝えします!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
★BLUEOCEAN
9:10〜9:25 『大停電×都市生活』
電気が使えない大都市・・・何が起きるのか?
住吉美紀、古賀涼子(防災士、TOKYO FMアナウンサー)
まずは、北海道であのとき何が起きたのか?
AIR-G’(エフエム北海道)の森本優アナウンサーの実体験を紹介。
その上で、東京で完全に停電した場合に何が起きるのか、
想定外のトラブルとはどんなものかを
都市災害の専門家・東京大学の廣井悠准教授に聞く。
そして、普段から持ち歩くべきマストアイテムとは?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
★LOVE CONNECTION
11:33〜11:48 『大停電 × 食事』
電気が使えない!何を食べる、どう食べる?
LOVE、古賀涼子
北海道でのブラックアウトで
食事の面ではどのような問題が起きてしまったのか、
AIR-G’(エフエム北海道)の森本優アナウンサーの実体験を紹介。
その上で、色々ある非常食・・・
持ち出し袋と自宅にストックする備蓄品は
それぞれ何をどれくらい備えておくべきか、
美味しい非常食の作り方とは、
子どもや高齢者、アレルギーがある人はどうするか・・・
いざと言う時だからこそ【元気を取り戻すための食事】を
災害食専門員の今泉マユ子氏とともに考える。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
★スカイロケットカンパニー
18:40〜18:55
『大停電 × 夜』
マンボウやしろ、浜崎美保
湯野大輔(TOKYO FMアナウンサー)
夜の地震への対策と備えを、
東京消防庁の「夜の防災訓練」を踏まえつつ紹介します。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
それぞれのオンエアが終わり次第、
内容をこのブログにもUPします。
中でも、最大震度7を観測した9月の北海道胆振東部地震では
これまで私たちが経験したことの無い事態をもたらした。
それが、全域で電力が一瞬のうちに失われる
『ブラックアウト』。
東日本大震災の時でさえ発生しなかった
電力の完全喪失が、現実のものとなってしまった。
街は暗闇に閉ざされ、
スマホは充電できず次々とダメになり、
帰宅もままならず、
医療機器の非常用バッテリーも電池切れに・・・
影響は、私たちの想像をはるかに超えた。
もし、ブラックアウトがこの『東京』で起きたら。
北海道よりもはるかに高密度で生活し、
電気に依存した生活を送る私たちには、
何が起きるのだろうか?
どうすれば、ダメージを最小限に抑えられるのだろう?
そこで2019年1月17日(木)の
防災とボランティアの日、
TOKYO FMでは各ワイド番組内で
<大停電の時に生活を守るための様々な技>を
防災や災害の専門家の話を交えながら、お伝えします!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
★BLUEOCEAN
9:10〜9:25 『大停電×都市生活』
電気が使えない大都市・・・何が起きるのか?
住吉美紀、古賀涼子(防災士、TOKYO FMアナウンサー)
まずは、北海道であのとき何が起きたのか?
AIR-G’(エフエム北海道)の森本優アナウンサーの実体験を紹介。
その上で、東京で完全に停電した場合に何が起きるのか、
想定外のトラブルとはどんなものかを
都市災害の専門家・東京大学の廣井悠准教授に聞く。
そして、普段から持ち歩くべきマストアイテムとは?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
★LOVE CONNECTION
11:33〜11:48 『大停電 × 食事』
電気が使えない!何を食べる、どう食べる?
LOVE、古賀涼子
北海道でのブラックアウトで
食事の面ではどのような問題が起きてしまったのか、
AIR-G’(エフエム北海道)の森本優アナウンサーの実体験を紹介。
その上で、色々ある非常食・・・
持ち出し袋と自宅にストックする備蓄品は
それぞれ何をどれくらい備えておくべきか、
美味しい非常食の作り方とは、
子どもや高齢者、アレルギーがある人はどうするか・・・
いざと言う時だからこそ【元気を取り戻すための食事】を
災害食専門員の今泉マユ子氏とともに考える。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
★スカイロケットカンパニー
18:40〜18:55
『大停電 × 夜』
マンボウやしろ、浜崎美保
湯野大輔(TOKYO FMアナウンサー)
夜の地震への対策と備えを、
東京消防庁の「夜の防災訓練」を踏まえつつ紹介します。
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それぞれのオンエアが終わり次第、
内容をこのブログにもUPします。