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2009年04月17日

「井上陽水FILE FROM 1969」いよいよ発売!

出版ハヤシ、広報ハヤシから名前を改めてから早10ヶ月。
右も左もわからない出版業界に放り込まれ、ある意味開きなおり、
わからないことは知ったかぶりせず何でも聞き、何でも調べ、
ようやっとなんとか数冊の本を出版することができました。
体重が減るような思いをしながらも(思いはしても実際には減らない)、
それらはとっても楽しい作業で、何とかこれまでやって来られた気がしています。

ただ、その中でも1番胃の痛い思いをしたのが、
来週4月24日(金)に発売される「井上陽水FILE FROM 1969」のお仕事でした。
この「井上陽水FILE FROM 1969」は、今年デビュー40周年を迎える陽水さんの、
様々な雑誌などに掲載されたインタビュー記事・対談記事や、
この本のために新たに取材した関係者の証言、ディスコグラフィー、
ライブ履歴などなどを1年ずつ×40年分をまとめたアーカイブ本。
総ページ数はナント、424ページ!!超大作本です。(手前味噌)

で、何が大変だったかと言うと……おっとそれは企業秘密。(笑)
やっぱり良い本をつくろうとすればするほど、
やっぱりいろいろ大変なんだと、改めて学んだ次第。
とにかく、編集を担当してくれたTさん、書き下ろしパートを
担当してくださった田家秀樹さん、中身の諸々作業をしてくださった方々、
デザインに携わってくださった方々、大日本印刷のIさん&Sさん、
そしてもちろん陽水さんご本人、事務所のFさんの本物の汗と涙(?)が
染み込んでいるんじゃないかと思うくらい、
本当に時間と労力がかかっている本なのであります。

普通、これだけ大変な思いをすると、時には「しばらく顔も見たくないし、
声も聞きたくない〜〜!」くらいのことも思ってしまったりもするのですが、
この本に関しては真逆。膨大な原稿を読みながら、陽水さんの人間的な面白さに
すっかり引きこまれ、ますますその魅力にとり付かれてしまったのです。
コレ、ハヤシだけでなく、原稿を読んだ人みんな同意見。
校正作業をしながら陽水さんのCDを聴いていたら、
涙が出そうになるほど鳥肌がゾワっと立ってしまったし。
とにかく、ただの記録本ではなく、天才にして怪人・井上陽水の、
ある意味「伝記」に近い「読みもの」として楽しんでいただけること
請け合いでございます。

それにしても、こうして出来上がった本の1冊1冊は、
自分の子どものように愛しいもの。見本があがってくる度、
いちいち抱きしめてナデナデしてしまいます。
この姿、相当怪しいので、
もしどこかで見かけても黙ってスルーして下さい。>TOKYO FMのみなさま



投稿者 ハヤシ : 2009年04月17日 17:35

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