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2006年11月24日
映画「武士の一分」
広報ハヤシ、今朝はいつもより早く起床して家を出ました。
でも、向かった先は会社ではなく、松竹の試写室。
今日は朝イチで、木村拓哉さん主演映画「武士の一分」のマスコミ向け試写会に行ってきたのでした。
今回のようなマスコミ向けの試写会というのは、だいたいの場合、映画会社の試写室で行なわれます。
その試写室によって広さはいろいろなのですが、150名程度前後がキャパのコジンマリした所が殆ど。
案内には、日時が7〜10ほど書いてあって、その中から都合の合う時を選んで足を運びます。
好きな日時を選べるというのはありがたいのですが、場所が広くないので確実に入れるという保障は無く、ギリギリの時間に行って、満席で断られてしまうこともしばしばあるというのが難点。
そんな訳で、今日ははりきって会場時間の40分前に到着するよう、ヒッシーと、TOKYO FMのフリーペイパー「80」担当のタナカちゃんと3人で約束。
ところが、さすがに時間が早過ぎたようで、試写室に到着しても殆ど人はおらず。
そして結局、試写が開始する時間になっても、座席は結構たくさん空いていたのでした。
マスコミの人間は朝が弱いということを忘れてた･･･
がっくし。
さてさて、肝心の映画ですが、期待以上だったというのが3人共通の感想。
ハヤシは、アカデミー外国語映画賞にもノミネートされた同じ藤沢周平原作×山田洋次監督作品シリーズの「たそがれ清兵衛」よりも良かったと思ったくらい。
淡々と静かに物語は進んでいくので、ともすると地味なToneになりがちなところ、音と音楽、光と影、役者さんたちの達者な演技などが彩りを添えていて、2時間ちょっと、飽きることなく物語に引き込まれていきます。
で、たぶん、木村拓哉さんファンも、アンチ派の方も気になっているのは、彼の演技ではないでしょうか？
結論を言うと、今までの木村さんとは相当違います。
良い意味でカッコよくないのです。（笑）
性格もかなり人間臭いし、何より驚いたのは、いつものアノすっとした二枚目顔のシーンが殆どないということ。
セリフも方言がキツイこともあって、俗に言われている「キムタクしゃべり」じゃありませんし。
もちろん、ちょっとした所で、いつもの彼の感じが出たりはするのですが、別人になったわけではないので、少しくらいいつもの木村拓哉が出るのはご愛嬌。（爆）
でも、彼にとってこの作品は、これまでと全く違った新境地であることは間違い無いと思います。
だから、木村ファンも、アンチの方も、彼に全く興味の無い方も、どうぞあまり先入観を持たずに観てみてくださいね。
そして、他の出演者もスゴク良いです。
笹野高史さんのひょうひょうとした演技、桃井かおりさんの存在感（彼女のシーンは笑える！）、そして、木村さんの妻役の檀れいさんが、夫のためにつくすひたむきで清楚な感じがピッタリ。
私はこの映画を観るまで、失礼ながら檀さんのことを全く存じ上げなかったのですが、それがかえってよかったみたい。
2人の寄り添う姿、とっても絵になります。（ため息）
この「武士の一分」は、12月1日（金）より全国一斉ロードショー公開。
通常、映画は土曜に公開されることが殆どなのですが、12月1日が映画の日であることから、金曜日公開となっています。お間違えなく！
そしてそして、その公開日である12月1日の「ディア・フレンズ」のゲストは木村拓哉さん。
こちらもお聴き逃しなく！！
「ディア･フレンズ」
毎週月曜〜金曜 11:00〜11:30放送
12月1日（金）は「武士の一分」スペシャル！
投稿者 ハヤシ : 2006年11月24日 18:48
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