2009年11月09日

森博嗣さん×浦沢直樹さんの豪華対談!

いよいよ「SCHOOL OF LOCK!」書籍の第三弾、
「SCHOOL OF LOCK!DAYS3」の発売が、来週月曜(16日)に迫ってまいりましたよ。
番組の熱き足跡はもちろん、新垣由衣ちゃん、堀北真希ちゃん、榮倉奈々ちゃん、
北乃きいちゃんらGIRLSたちのほか、絢香、MUMP OF CHICKEN、YUI、RADWIMPS
などなど、超豪華出演者陣が総登場!!
今回の「DAYS3」は、初版分のみの限定販売なので、買い逃さないようにお近くの
書店などで是非ともご予約を!!
詳しくはコチラの「絶対入手マニュアル」をご参照くださいませ。


さてさて、ハヤシは作家さん関係のお仕事が続いており、先日も、森博嗣さんの
音楽エッセィ第二弾「TRUCK&TROLL」(来年初め発売予定)に載せる対談取材に
同行してきました。
よしもとばななさんに続く、2人目の豪華な対談相手は、ナ、ナ、ナント!
かの浦沢直樹さん!!
実はハヤシ、浦沢さんの「マスターキートン」「MONSTER」「PLUTO」「20世紀少年」などの
作品の大大大ファン。
そのため、対談相手の候補名に浦沢さんのお名前を見つけた際に、
「これはゼッタイに実現スベシ!!!!」
と、もう1人の「TRUCK&TROLL」編集担当のコニシーに至上命令をくだしていたので
ありました。(思いっきり他人まかせ)
しかし、まさか本当に実現するとは……
しかも、対談場所に指定されたのは、浦沢さんのご自宅。
なんということでしょう。(「ビフォア・アフター」風ナレーション)
こんな滅多に無い経験が出来ようとは、思いもよりませんでした。

対談当日、森さんも浦沢さんとは初対面ということで、ご自宅に向かった一行には
緊張ムードが漂っていたのですが、到着してすぐに愛らしいワンコちゃんたちがお迎えして
くれて、一気に和みムードに。
その後も、音楽の話やら創作の話やら、とて〜も貴重で楽しい対談になったのでした。
特に、ハヤシが是非聞きたいと思っていた、森さんが萩尾望都さんの「トーマの心臓」を
小説版に、浦沢さんが手塚治虫さんの「鉄腕アトム・地上最大のロボット」を「PLUTO」に
リメイクした話についてもたっぷりお話しいただけて、そりゃぁもう大感激。
この内容については、もちろん「TRUCK & TROLL」にも収載予定ですので、是非ともご期待を。
音楽エッセィ第一弾「DOG & DOLL」はコチラ↓


こんな嬉しい緊張が続いている昨今なのですが、先週の土曜日、これまた緊張し過ぎて
変な汗をたっぷりかいてしまいました。
それは、先日もご紹介した番組「バッカみたい、聴いてランナイ!」でお世話になっている
京極夏彦さんがご出演されたチャリティー・イベント「大極宮 リーディングカンパニーVol.8」
での出来事。
この「リーディングカンパニー」は、京極さんのほか、大沢在昌さん、宮部みゆきさんの3名
による朗読イベントだったのですが、終了後、楽屋で京極さんとご挨拶をしていたら、そこに
大沢さんがいらっしゃったのです。
実はハヤシ(今回のブログで2度目)、「新宿鮫」に恋焦がれて早10年以上。
新宿御苑の近くを通る度に、「ココは血塗られた場所だ……」とつい思ってしまう1人。
(鮫ファンにはわかっていただけるはず)
平静さを一生懸命装いつつご挨拶をさせていただいたものの、あまりの緊張に耐え切れず、
壊れて「うひょほほふえ&%$#〜〜」と叫びそうになっていました。

そんなわけで、ここ最近、すっかり良い思いばかりさせてもらっている反面、緊張続きで
肩凝りが悪化。
肩から首にかけて鉄板並みにカチカチ状態になっており、そりゃもう大変。
ウホホとトホホが交互に襲ってくる日々なのでありました……


投稿者 ハヤシ : 18:14

2009年10月08日

森博嗣さん、よしもとばななさんとカラオケ

ダメだ……
ダメダメだ……
出版ハヤシが広報ハヤシだった頃のブログはほぼ毎日更新していたのに、最近すっかり
月イチ更新に成り下がっている。
堕落の一途……
しかし、もちろんお仕事はちゃんとしていたわけで。
さぼっていたのではないわけで。

お仕事のひとつとして、森博嗣さんの音楽エッセイ「DOG&DOLL」(発売中)に続く第二弾、
「TRUCK&TROLL」(来年初め発売予定)の編集作業を、もう1人の担当・コニシーと共に
進めています。
「DOG&DOLL」には、西尾維新さん、ゆうきまさみさん、山本直樹さんという豪華なメンバーとの
対談が収載されていましたが、今度の対談メンバー3名も、またまためちゃめちゃ豪華!!
誰もが「豪華」と認める、恐ろしいほどのビッグネームが揃っています。
そして既にお1人目の対談が先日終了し、TOKYO FMの携帯音楽サイト「MUSIC VILLAGE」で
連載中の森さんのコラムで紹介されました。
そのお方とは、よしもとばななさん。

ハヤシは、「キッチン」「TUGUMI」の頃からずっとばななさんの本を読み続けていたので、
そのご本人とお会いできるなんて夢のよう。
でも、20年以上も文学界のトップを走っておられる方なので、気難しい方なんだろうかとか、
我儘だったりするんだろうかとか、今まで読んできた作品のイメージと違う人だったらどうしよう
とか、お会いする前はちょっぴり不安もあったのでした。
しかし、しか〜し!!
そんな心配は全くの杞憂に過ぎなかったのでした。
とにかくとっても気さくで、面白くって、常に周囲に心配りをしていて、とにかくステキなお方。
もし身近な人だったら、是非友だちになりたいと思うようなタイプのお方。
作品のイメージと違うどころか、あの優しい文体通りのお方。
初対面だったコニシー、ライターのM賀さん、そしてハヤシの3人全員が、その人柄のファンに
なってしまったほどでした。

対談の後は、ばななさんの事務所のT田さんも含めた6人でご飯を食べに行ったのですが、
ナント、そのままカラオケまでご一緒してしまいました。
常々、2017年までカラオケはいかないとおっしゃっていた森さんの歌を聞けたなんて、これまた
本当に夢のような出来事。
ばななさんもご自身のブログで、「うらやましいだろう、みんな!」と書いておられるし。
森さんファンや、他出版社の森さん担当編集者から恨まれるな。
刺されるかも知れないな。
刺すならコニシーでお願いします。(笑)


ばななさんとの対談が収載された「TRUCK&TROLL」の発売はまだちょっと先ですが、この
カラオケの時のことが書かれた森さんのエッセイ「ばななさんとカラオケ」は、携帯音楽サイト
「MUSIC VILLAGE」でご覧いただくことが出来ます。
詳しくはコチラでチェックを!
↓のQRコードから「MUSIC VILLAGE」にアクセスいただくことも出来ます♪

music_village_QRcode.JPG


そしてそして明日は、森さんと、お2人目のビッグなお方との対談が予定されています。
そのお方、これまたハヤシが大大大大ファンの某氏。
嗚呼、緊張するぅ。
(ハヤシは単なる付き添いなのに)

投稿者 ハヤシ : 18:03

2009年04月03日

森達也氏×糸井重里氏、豪華競演!!

今週の水曜日(4月1日)、森達也著「マジョガリガリ」刊行を記念して、
青山ブックセンター本店で、森さんと糸井重里さんのトークイベントを
開催しました。・・・なんて豪華な顔合わせ!

以前にもこのコラムで書いたように、
タイトル「マジョガリガリ」の名付け親が糸井さんなので、
このトークイベントの企画がもちあがった際にも、
真っ先に対談相手として糸井さんの名前が挙がりました。
でも、あまりこうした仕事は引き受けてくださらないと聞いていたので、
まさか本当に実現するとは……(感涙)

と言うのも、ハヤシは個人的に昔から糸井さんの大ファンで、
大昔には某週刊誌で連載していた投稿企画に応募したこともあったし、
毎日愛犬ブイヨンちゃんのブログ「気まぐれカメら」をチェックしているし、
もうすぐ「ほぼ日手帳」デビューもするし。

そんな訳で、当日は朝からド緊張。控室で少しお話しさせていただいた際も、
なるべく緊張を顔に出さないようにしていたものの、心臓バクバク。
でも、我々とお話しされる時の会話もとてもウィットに富んでいらっしゃって、
やっぱりステキだと、更にファンになってしまいました。

嵐のような雨の中、会場には150名以上の方々が集まって下さり、
結構広い会場も満杯状態。青山ブックセンターの方に伺ったところ、
あっという間に観覧チケットがSOLD OUTになってしまったのだそうです。

そして7時から始まった1時間半の対談は、とにかくお2人の話が面白くて、
あっという間に終了となってしまいました。
実はハヤシ、司会役と質疑応答の進行役を担っていたので、
ずっと緊張しまくっていたのですが、その緊張も忘れるほど
面白かったのであります。

と、ここまで読まれて、「自分だけ楽しんでずる〜い」
と、思われた方に朗報でございます。
このトークイベントの模様を、4月19日(日)、26日(日)の2日間に渡って、
午後10時30分〜10時55分にTOKYO FMで
特別番組として放送することが決定!!
お2人の「マジョガリガリ(魔女狩り狩り)」的視点からのテレビ論、
ラジオ論などなど、ココでしか聴けないような貴重な話満載でお届けいたします。

以上のように特別番組が放送されるのは嬉しいんだけれど、
実はひとつ心配が……
ハヤシが質疑応答の進行をしていた際、糸井さんからあるツッコミをされて、
しどろもどろってしまったのです。憧れの糸井さんに突っこまれたのは、
ある意味とっても嬉しかったのですが(←ドM)、
そこは放送ではカットして欲しいなぁ…

さてさて、今回のイベントに参加し損なった方に、更にもうひとつ朗報が!!
4月23日(木)、今度はヴィレッジバンガード下北沢店で、
森達也さんと曽我部恵一さんのトークイベントを開催します!!
詳しくはコチラをクリック!
ゼッタイ満足いただけるイベントになること請け合いなので、
是非ともご参加を!


投稿者 ハヤシ : 16:11 | コメント (0) | トラックバック

2009年03月27日

森博嗣氏「DOG & DOLL」刊行裏話その3

前回に引き続き「DOG & DOLL」の話。

この本は森博嗣さん初の音楽エッセィ本というわけで、
森さんがどんな音楽をどういう状況で聞かれているか、なんて話も度々出てきます。
だったらやっぱりご自宅の音楽環境を取材したい!!
というわけで、コニシー、M賀氏、ハヤシの3名で森邸までお邪魔したのでありました。

まずは早速、「DOG & DOLL」の表紙にもイラストで登場してもらっている愛犬
(シェットランドシープドッグ)のパスカル氏がお出迎えしてくれました。
可愛えぇ。。。
よ〜し、よしよしよし……と、動物好きのハヤシはムツゴロウ化。
その愛らしい歓迎ぶりに敬意を表し、本の奥付の「Special Thanks」欄にもちゃんと
パスカル氏の名前を入れさせていただいたのでした。

そして取材開始の前に、「欠伸軽便鉄道弁天ヶ丘線」の機関車に乗せてもらえる
という光栄にも預かったのであります。
森さんの多趣味ぶりはファンにはよく知られているのですが、
中でも機関車模型の世界では有名な第一人者でもあり、
ご自宅の敷地内にミニチュア機関車用の線路を敷いて、
「欠伸軽便鉄道弁天ヶ丘線」と名付けていらっしゃるのです。

ミニチュアと言っても、途中に立派なレンガ造りの陸橋があったり、
走行できる距離もかなり長くてビックリするほど本格的。
その弁天ヶ丘線を、森さんご本人が運転する機関車で一周させていただいたのですが、
風向明媚な景色を眺めながら風を切る気分は最高で、大感激。
そのほか、リビング、仕事部屋がわりのガレージ、更にはトイレの中に至るまで、
カラフルな機関車や飛行機の模型、可愛いキャラクター人形、様々な工具などなどが
所狭しと並んでいて、それはもうおもちゃ箱をひっくり返したかのように
楽しい空間なのです。
あっちを見ては「キャー!」、こっちを見ては「ヒョエー!」という具合に、
初めてディズニーランドに行った時くらいにワクワクしてしまいました。
こんなに出張で楽しい思いをしたのは、社会人歴○十年にもなるハヤシにとっても
初めてのことかも……などと、役得に感謝感謝。(笑)

普段は永遠と続く校正作業やら、シビアな交渉ごとなど地道な仕事ばかりなので、
たま〜にこれくらいの楽しい思いをさせていただくくらい、許してやってくださいまし。
そのワンダーランドのようなご自宅を取材した模様は、
「DOG & DOLL」のカラーページで紹介していますので、是非ご覧になって下さいね。

さて、この「DOG & DOLL」を既に書店で見かけられた方は、
ひょっとするとあることに気付かれたかも知れません。
あることとは、この本全体が音楽エッセィにちなんで
CDジャケットのパロディになっているということ。
版形が若干横長のほぼ正方形だったり、通常の帯は表紙の下に横長でかかっているのが、
この本では表紙の左端に縦長でかかっていたり、
コンテンツの名称も“SIDE A〜D”“SPECIAL TRACK”だったり、
そして何より、イラストが某有名海外アーティストの
有名レコード・ジャケットのパロディになっているのです。
それが誰のどんなレコードのパロディかわかりますか?
音楽通を自認する方は是非書店でご覧になって、答えを考えてみてくださいね。



投稿者 ハヤシ : 15:34 | コメント (0)

2009年03月13日

森博嗣氏「DOG & DOLL」刊行裏話その2

いよいよ本日、森博嗣さんの音楽エッセィ「DOG & DOLL」発売開始!!
というわけで、前回に引き続き「DOG & DOLL」のお話。

この本に関しては、ハヤシも編集を手伝うことになっていたため、
まずは森さんにご挨拶をせねばと、編集担当のコニシーと共に
ご飯をご一緒させていただくことになりました。

森さんといえば超人気作家さんだし、気難しいお方だったらどうしようと、
お会いする前はドキドキだったのですが、実際のご本人はとても気さくで楽しいお方。
しかもしかも、森さんが生まれてから学生時代まで過ごされた名古屋のご実家と、
ハヤシ(=バリバリの名古屋っ子)の実家がかなり近所だということが判明。
あそこのお店がどーだったとか、学校ではこーだったとか、
めちゃめちゃローカルな話題で盛り上がってしまいました。

特に驚いたのが、某短編小説に出てくる殺人事件が、
名古屋のとある小さな病院で起きた実際の殺人事件を参考にしているということを、
ハヤシが言い当ててしまったこと。
「あの殺人事件って、私が幼少期に通っていた○○病院で起きた事件に
シチュエーションが似ているんですが……」と申し上げたら、
「そうだよ。あれを参考にしたんだよ。当時、家族があの病院でお世話になっていてね」と。
殺人と言っても特に有名な事件でもなく、もうウン十年も前の話なのに、
ほんの数行の殺人シーンを読んだだけでその事件を思い出した自分にもビックリ。
なんだか不思議な縁を感じてしまったのです。
もちろんハヤシが一方的にそう感じているだけなのですが。(笑)

そしてもうひとつ盛り上がったのが、名古屋メシの話。
名古屋メシとは、櫃まぶしとか、味噌カツとか、天むすとか、手羽先とか、
いわゆる名古屋名物のご飯のことです。
その中でも特に盛り上がったのは、「あんかけスパゲッティ」の話。
この「あんかけスパゲッティ」は、名古屋以外の土地では殆ど食べることができない
超ローカル・メニューなので、コニシーたち他府県出身者には全く未知の食べ物。
「オレンジ色のどろっとしたソースが極太パスタにかかっていて、
味はデミグラスソースとケチャップ味を足して割った感じに少し近くて、
更にスパイスを効かせて……」と森さんとハヤシで一生懸命説明はするものの、
ピンとは来ない様子。

そこで、取材のため名古屋の森さん宅に出張訪問をすることになった際、
コニシーとライターのM賀氏と3人で、「まずは本場のあんかけスパゲッティを
食してからお宅に伺おう!」ということになったのでした。
そしてネットで検索したお店に意気揚々とGO!
しかし、予想外に駅から遠くてやっとの思いでたどり着いたと思ったら、
お店が閉店していたのでした。
ガガーーーンと、すっかりショックを受けながら大慌てで近くのテキトーなお店でランチをし、
森さん宅に向かったのですが、約束の時間から10分ほど遅刻をしてしまいました。
冷や汗をかきながら、「実は、遅刻した原因は、あんかけスパゲッティでして……」と
正直に説明したところ、笑って許してくださったので、ホッと一息。(恥)

そんな訳で、いきなりの遅刻から始まりながらも、
とっても楽しかった森邸取材については、次回コラムで!
※次週は祝日のためメルマガ休止につき、3月27日号につづきます。


投稿者 ハヤシ : 15:54 | コメント (0) | トラックバック

2009年03月06日

森博嗣氏「DOG & DOLL」刊行裏話その1

前回ご紹介した森達也さんの新刊「マジョガリガリ」は、大変好評につき現在品薄状態。
嬉しい悲鳴とはこのことでございます。

さて、今日はもう1人の「森さん」、森博嗣さんの
来週・3月13日(金)に発売される音楽エッセィ「DOG & DOLL」のご紹介。
森博嗣さんと言えば、映画「スカイ・クロラ」の原作や、
「すべてがFになる」をはじめとするS&MシリーズやVシリーズなど、
ミステリィを中心に多数の本を出されている大ベストセラー作家。
なんと、著作発行部数は累計1,000万部超!!

TOKYO FM出版の本は、殆どが番組関連とか音楽関係のものばかりなので、
いわゆる「小説家」さんの本というのはあまり出していません。
しかも、森さんクラスの人気作家さんだと、普通は大手出版社さんから刊行される本の予定で
何年も先までスケジュールが埋まっているので、TOKYO FM出版のような
小出版社が入り込む余地は殆ど無いというのがトホホな実情です。
では、なぜ今回「DOG & DOLL」の出版が実現したかというと、
ある社員の熱い熱い情熱があったからなのです。

その社員とは、TOKYO FMの音楽携帯サイト“MUSIC VILLAGE”を担当しているコニシー。
彼は学生時代から森さんの熱烈なファン。
いつか一緒にお仕事をしたいという一念で、
『“MUSIC VILLAGE”で音楽エッセィの連載をしませんか?』
というメールを送ったのが全ての始まりだったのです。
でも当初、コニシーは自分が昔からの大ファンだということは、
森さんご本人にはひた隠しにしていました。
著名人とお仕事をする場合、「ファンです!」ってことを
前面に出しながらだと逆に相手に嫌がられる場合もありますし、
仕事は仕事として個人的感情を入れずにクールに進める方が良かったりしますから。

しかしながら、彼は小説の内容などはもちろんのこと、
森さんの個人的な趣味嗜好のことまであまりに詳しいので、
相当なファンだってことはかなり早い段階で
ご本人にもバレていたようなんですけどね。(笑)
そのあたりのエピソードは、「DOG & DOLL」のあとがきで
森さんが書かれていらっしゃるので、是非読んでみてください。

・・・と、ちょっと話が横道に逸れてしまいましたが、
コニシーからのメールをご覧になった森さんが、
「森博嗣に音楽のエッセィを依頼するなんて発想がかなり突飛だ、
と思ったので敬意を表してお引き受けすることにした」(本文より)と、
なんとも広いお心で“MUSIC VILLAGE”で週に1回、
2年に渡ってエッセィを連載してくださることになったのです。

そして、昨年1年間に渡って連載されたそのエッセィをまとめたものが、
書籍「DOG & DOLL」になったというわけ。
ちなみに2年目の現在は、タイトルを「TRUCK & TROLL」に一新し、
“MUSIC VILLAGE”で好評連載中でございます。
おっと。
この「DOG & DOLL」に関する話はちょっと長くなりそうな予感。
続きは次週!



投稿者 ハヤシ : 15:23 | コメント (1)