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Legend Story
22.03.05
鈴木猛史
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チェアスキーを自在に操り、雪山の急斜面を時速100キロ以上で滑り降りる、パラアルペンスキー。
この競技で、2006年のトリノ・パラリンピックから、2018年の平昌大会まで4大会連続で出場を果たし、2014年のソチ大会では、見事金メダルを獲得した鈴木猛史。

小学2年の春、交通事故で車いす生活になった鈴木は、翌年、地元、福島県のスキー教室でチェアスキーと出合った。
最初は、一本のスキー板で滑ることに戸惑ったものの、友達一緒にスキーを出来ることの喜びの方が大きく、めきめきと実力を伸ばしていく。

小学5年で県の障害者スキー大会に初めて出場、中学3年の時には、シニアも参加する世界大会へ。
そして高校3年の時、初めてのパラリンピック、トリノ大会に出場。
苦手な滑降で4位と幸先良いスタートを切ったが、その後は、風邪による体調不良もあり、得意の回転では12位。
大回転は途中棄権と、ほろ苦い大会となった。

その悔しさをバネに努力を続け、4年後のバンクーバー大会で銅、そして、3度目のパラリンピックとなったソチ大会で、ついに頂点に立った。
大会後の2014年春、金メダルを手に故郷へ凱旋し、ラジオ番組に出演した鈴木は、そこで、キャスターを務めていた響子さんと出会い、2016年に結婚。
前回の平昌大会は、結婚後初めて挑んだパラリンピックだったが、2つの種目で4位、あと一歩のところでメダルには手が届かなかった。

「応援してくれた人に申し訳ない」と目に涙を浮かべた鈴木。
しかし、「肉体的にも用具の面でも強化して、また頑張る」と北京大会に向けて、すぐさま気持ちを切り替えた。
支えてくれる妻、前回大会後に生まれた息子、そして、応援してくれる人たちにメダルを見せたいと、鈴木猛史が5度目のパラリンピックに挑む。


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