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Legend Story
20.03.14
中西麻耶
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半年後の東京パラリンピック、女子走幅跳びで金メダルを目指す中西麻耶。
2008年の北京パラリンピックから、ロンドン、リオ、そして東京と、4大会連続での出場となる。

中学からソフトテニスに打ち込み、高校ではインターハイに出場するほどの実力者だった彼女。
しかし、地元、大分国体出場を目指していた21歳の時、仕事中の事故で右足の膝から下を失った。

それでも中西のスポーツへの情熱が消えることは無かった。
厳しいリハビリに耐え、半年間で義足歩行をマスター。
テニスへの復帰を目指す中、周囲の勧めで始めたのが陸上だった。
   
ソフトトテニスで鍛えた脚力は、すぐさま陸上で発揮された。
競技を初めてわずか半年で、100メートルと200メートルの日本記録を樹立。
パラリンピック初出場となった北京大会では、100メートルで6位、200メートルで4位入賞を果たした。

ロンドンパラリンピックでは、この2種目の他に走り幅跳びにも出場して4メートル79センチの記録で8位に入賞。

2016年には、31歳で自己ベスト更新の5メートル51センチを跳び、日本新記録、アジア記録を打ち立てた。
その後のリオパラリンピックでは4位入賞と、メダルにあと一歩と迫った。
悲願達成は、去年11月、ドバイで行なわれた世界選手権。
4位で迎えた最終6回目の跳躍で5メートル37センチを跳んで逆転優勝、
中西は、「ずっと金メダルがほしくて十何年、もがいてやってきた」と喜びの涙を流した。

35歳で迎える東京パラリンピックで、世界新記録での金メダル獲得を目指す中西麻耶。
不屈のパラリンピアンは、まだまだ進化し続けている。


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