• mixi
  • Facebook
  • ツイッター
  • Google
  • TOKYO FM
  • TOYOTA
Home>Legend Story
Legend Story
20.02.22
山本篤
null

夏のパラリンピックで、2008年の北京大会から4大会連続の出場を決めた鉄人パラアスリートがいる。
山本篤。前回のリオ大会では、走り幅跳びで銀メダル、4×100メートルリレーで銅メダルに輝いた。

去年、「パラ陸上」の世界選手権、走り幅跳びで銅メダルに輝き、東京パラリンピック代表に内定。
山本は、冬のパラリンピックでは、平昌(ピョンチャン)大会にスノーボードで出場しているため、東京大会で通算5度目のパラリンピックになる。

幼い頃からスポーツ好きで、小学校では野球、中学、高校ではバレーボールに打ち込んだ。
しかし、高校2年、17歳の時にバイク事故で左足の太ももから下を切断。
足を失った現実に、1日中涙にくれた山本だったが、すぐさま気持ちを切り替え、事故から9か月後には、雪山でスノーボードを滑っていた。
   
高校卒業後は、義手や義足を製作する義肢装具士になるための専門学校に進学。
そこで、陸上競技用の義足と出合い、パラ陸上を始めた。
すぐさま才能は開花し、本格的にパラリンピック出場を目指すため、大阪体育大学に入学。
健常者と同じ陸上部に所属して、ひたすら練習に打ち込み、2008年、北京パラリンピック出場を果たした。
100メートルで5位入賞、走り幅跳びで銀メダルを獲得、義足のアスリートとして日本初のメダリストとなった。

その後も、たゆまぬ努力を続け、去年、37歳で日本記録を更新。
東京パラリンピックで、悲願の金メダルへ、鉄人・山本篤がさらなる高みへと跳ぶ。


----------------------------------------------------------------------------------------------------------------
過去1週間分の番組が無料でお楽しみいただけるradikoタイムフリー
番組を聴いて気に入ったら、SNSで友達にシェアしよう!

2月22日(土)OA分の放送はこちら

Message

Circle of Friendsや藤木直人さん、高見侑里さんへのメッセージはこちらから。あなたのスポーツ体験と気分を盛り上げるためには欠かせないリクエスト曲をお待ちしています。