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Legend Story
19.12.14
ラグビー日本代表
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列島がラグビーに沸いた7週間「ラグビーワールドカップ日本大会」。
日本代表、桜の戦士たちは、戦前の予想を覆す快進撃でプール戦を4戦全勝、史上初のベスト8に進出し、世界中を驚かせた。
   
9月20日、ロシアとの開幕戦。
東京スタジアムにはおよそ4万5千人の大観衆が詰めかけた。
序盤は、硬さからか日本に立て続けにミスが起きたが、松島幸太朗が日本代表史上初のハットトリックを決める活躍で、終わってみれば30対10で完勝。

2戦目は、大会前まで世界ランキング1位の優勝候補、アイルランド。
日本は司令塔・田村優のペナルティゴールで得点を重ね、前半9対12の3点ビハインドで折り返した。
後半は、日本ペースで試合が進む。
そして18分、日本はマイボールスクラムから素早くパスをつなぎ、左サイドを走っていた福岡堅樹(けんき)へ渡ると、
そのままインゴールへ飛び込み、逆転のトライ。
押し込まれた場面では、姫野和樹がジャッカルでピンチを救い、19対12で歴史に残る勝利を挙げた。
勢いに乗る日本は、3戦目のサモアに38対19で快勝。

そして、ベスト8入をかけたスコットランドとのプール最終戦。
引き分け以上で日本の首位通過が決まる大一番は、一進一退の攻防となった。
7対7で迎えた前半25分、この試合のハイライトが訪れる。
堀江翔太が体を回転させながらディフェンダーを振り切り、ジェームス・ムーアへ、さらにウィリアム・トゥポウと3本のオフロードパスを繋ぎ、最後は、稲垣啓太が飛び込んだ。
稲垣にとって、代表デビューから7年目で初トライ。
これで一気に流れを引き寄せた日本は、28対21で勝利。
ベスト8進出という重い扉をこじ開けた。

優勝チームの南アフリカには敗れたものの、「ワンチーム」となって、ひたむきに、勇敢に戦った桜の戦士たちが、列島に大輪の花を咲かせた。


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