4年に一度、バレーボールの世界一を決める国際大会、
ワールドカップバレー2019。
来年の東京オリンピックに向けて重要なこの大会で、
男子日本代表は、28年ぶりの4位に入った。
躍進の立役者となったのが、エース・石川祐希。
身長192?のウィングスパイカーで、
現在は、世界最高峰のバレーボールリーグ、
イタリア・セリエAでプレーしている。
1995年、愛知県生まれ。
父親は元陸上選手で、母親は元バスケットボール選手、
両親とも実業団に所属するほどの実力者だった。
幼い頃からスポーツ万能、
姉の影響で小学4年からバレーボールを始め、
愛知県のバレーボールの名門、星城高校時代には、
2、3年の時に高校総体・国体・春の高校バレーの高校3冠を達成。
2年連続での高校3冠は、史上初の快挙だった。
中央大学に進学した2014年には、日本代表に初選出され、
アジア競技大会では、主力の1人として準優勝に貢献。
さらに、この年の12月から3か月間は、
セリエAの強豪チーム、モデナでもプレー。
しかし、言葉の壁もあって、
出場した15試合でスタメンをはったのは、わずか2試合だった。
初の海外は、石川にとって苦い経験になったのかと思いきや、
「自分が伸びれば十分やれる」と、手応えを感じたという。
その後も大学に籍を置きながらイタリアのリーグに参戦し、
去年、大学を卒業するとプロ宣言、セリエAのシエナに入団した。
昨シーズンは、スタメンで全試合に出場するなど、着実に成長。
その力を日本代表に還元し、ワールドカップでは、
世界を相手に次々とスパイクを決めた。
来年の東京オリンピックは、開催国枠で、
北京オリンピック以来3大会ぶりの出場となる男子日本代表。
その活躍は、若きエース・石川祐希の肩に掛かっている。
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